北九州記念 2020 予想：本命05トゥラヴェスーラ

time 2020/08/23

folder 2020重賞まとめ予想

北九州記念2020の予想

小倉11R 芝1200ｍ
馬場想定：良、かなりの高速馬場想定
風向想定：北北西1m/s想定

展開予想

　馬場は思ったより超高速状態からは下がってきている感じ。まあそれでも６秒台も視野に入れないといけないレベルでかなりの高速馬場ではあるが、開幕週ほど極端ではもうないのでそこは注意が必要かも。風向は北北西なのでＨＳは追い風になる。が1m/sなので誤差の範囲だろう。

　展開予想だが、ひとまずモズスーパーフレアの音無師が一人旅にと言っているので多分思い切ってのハナ主張だろう。内からゴールドクイーン辺りも抵抗するがそこまで速くは無いのでモズがハナかな。これを行かせて外からジョーカナチャンが番手となるか、それとも競って行くか。ラブカンプーも積極的な競馬をと言っているので激流になる可能性のほうが高いだろう。一応32-34.8ぐらいの感じで６秒台には入ってくるかなという見立て。

予想

◎05トゥラヴェスーラ
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△01プリディカメント
△10モズスーパーフレア
×04レッドアンシェル15アンヴァル
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎トゥラヴェスーラ

　まず根本的に基礎スピード面で前半型の競馬に対応できない馬は信頼できない。その点で前走の福島テレビＯＰの内容は良い。33.8-34.7とややハイペースの流れをしっかりと番手追走して、 12.2 – 10.8 – 10.8 – 11.1 – 11.4 – 12.2と厳しい流れで抜け出しての完勝。まずハイペースバランスに対応できた点は良い。

　そのうえで、高速馬場で後半の質を高めてきているのが良い材料。２走前の鞍馬Ｓでは京都1200で高速馬場、33.5-34.2とややハイで前が単騎気味に飛ばす、という流れ。これを離れた好位から追いかけながら12.2 – 10.4 – 10.9 – 11.4 – 11.3 – 11.5のラップ推移でしぶとく伸びての２着。結果的にもう少し前を取っても良かったかなという流れだったが、それでも後半である程度速いラップを引き出せたのは収穫。

　正直こういう極端なハイペース想定の場合、ちょうどいい位置にいる馬かどうか？というのは結構重要。その点では中団の内目ぐらい（多分そんなに前には行けないと思う。）で進められて、33.0-33.8ぐらいの感じで戦えればというところやね。前傾バランスでもやれているというのはその点では強みだと思う。

○？

▲？

△プリディカメント

　追走力に難があるのでどうしても後方からの競馬になるとは思う。ただ５走前の浜松Ｓなんか結構面白くて34.4-33.8をかなり後方から12.2 – 10.8 – 11.4 – 11.3 – 11.2 – 11.3のラップ推移。直線でも後方馬群の中目を通しつつも捌くのに手こずって抜け出したナランフレグの後ろから最後まで伸びてきたという形での２着。トップスピードに乗ってからが良かったとは思う。そのうえで、前走の福島テレビＯＰとかでも33.8-34.7の流れで後方からでもエンジンが掛かればＬ１で目立つ伸びを見せてきていたと。ハイペースバランスでどこまでやれるかは未知数だけど最後方から内内ロスなく運んで捌ければの怖さはある。

△モズスーパーフレア

　敢えて連下で。逃げ馬受難のレースなのは間違いないんだけど、モズの場合は質的に基礎スピードを持っている馬だから、ゴリゴリに行き切ってしまえば、前目の中では怖い。坂が無いと逆にＬ１で甘くなることが多いのでそこだけだが…ただスプリンターズＳでも32.8-34.3とかなりのハイでしっかりとペースを作った中で11.9 – 10.1 – 10.8 – 11.3 – 11.2 – 11.8とＬ３－２で加速でしっかりと一足を使ってくる。このパターンがベストだとは思うが、斤量と逃げ馬不利が思った以上に言われているので、逆にギャンブル的には押さえても良いかなと。前目、先行勢だとこの馬に絞りたい。

×レッドアンシェル

　めっちゃ悩んだんだけど、押さえ。まず枠の並びが良いね。恐らく中団ぐらいだと思っているけど、ゴールドは前に行くだろうしプリディは後ろからだろう。ブライティアレディも好位なのでその後ろで中団、っていう入り方が割と現実的にできる。３～４角内内も狙えそう。正直前走のCBC賞は33.5-35.2とかなりのハイペースで 12.0 – 10.7 – 10.8 – 11.1 – 11.7 – 12.4と消耗する中で上手く好位内内を立ち回ってきた。が、普通に差のある内容だった。難しいけど、一応５走前の彦根Ｓが超高速馬場で速いラップをしっかりと踏み続けているという点を評価して押さえておく。微妙だなあと思っている馬に結構良い枠が当たったりするのが競馬の難しいところや…。

×アンヴァル

　後は昨年の北九州記念で３着の実績があるアンヴァルを。前走のCBC賞でも稍重で時計が掛る馬場だったが33.5-35.2とかなりのハイから 12.0 – 10.7 – 10.8 – 11.1 – 11.7 – 12.4と消耗戦でしっかりと２列目内から先行してしぶとく伸びて３着のレッドアンシェルとは差を作ってきた。今回は外枠なのでポイントだけど、流れた中でのコース取りという点では北村友一は良いと思うし、後方からのズドンもできる馬なので。押さえておきたい。