関屋記念 2020 予想：本命08ミッキーブリランテ

関屋記念2020の予想

新潟11R 芝外1600ｍ
馬場想定：稍～重、ややタフな馬場想定
風向想定：南西2m/s想定

展開予想

　まず土曜を見て普通に標準ぐらいの馬場だなと。ここから当てにならないが土曜深夜～日曜早朝にかけてそこそこ雨が降るらしい。であるならそれなりに影響してくるだろうと。一応読めないので標準も意識しつつややタフな馬場想定。風向は南西2m/s想定でＨＳが向かい風気味ではあるが、そこまで影響しないだろう。

　展開予想だが、大外からトロワゼトワルがとりあえず主張する。が、馬場が重いのでそこまでスッと行けるかどうか。内からはメイショウグロッケ辺りが先行、中目からハーレムライン、ミラアイトーンが出てくるが、ノリのクリノガウディーがこの辺を狙ってくる可能性はあるし、もしくはハナを臭わせながらトロワゼトワルに外から行かせて単独の２番手という計算もある。中目３頭の出方がカギになるかな。ペース自体は多分そこまでは上がってこないけど、それでも遅くもならないかな。46.5-46.5ぐらいを想定。1:33.0前後を想定しておくが、後は馬場次第で雨の程度が変わってくればもうちょっと前後するかも。予報が外れて全く雨が降らなければ32秒台半ばぐらいの決着になると思う。雨が予報通りなら33秒台半ばぐらいまで落ち込むかも。まあこの辺は感覚だけどね。

予想

◎08ミッキーブリランテ
○？
▲？
△15ペプチドバンブー
△16グルーヴィット
×04メイショウグロッケ06アストラエンブレム
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ミッキーブリランテ

　今回は攻める。まず週の頭で前提として馬場次第では結構予想が変わってくるメンバー構成だなとは思っていて、土曜の馬場を見てこれは高速馬場想定はまず無理だなと。そこで少し切り替えた予想にはなる。

　そのうえで、ミッキーブリランテを本命にしたのは今の馬場だと割と内が空くだろうな、というのと土曜を見てもそんなに内が悪いわけではない、そのうえでインの捌きが得意な岩田ってのが一つ。それと、２走前の米子Ｓは結構悪くない。この時の阪神は標準ぐらいの馬場だったが、スマイルカナが46.6-46.1と平均から11.5 – 11.4 – 11.2 – 11.1 – 12.4とコーナーで緩めず入ってというところ、出負けして後方から内内でロスなくってのはあったにせよ、少し力の要る馬場で相対的に末脚の絶対量を高めてきた。ラセットには完敗なんだが、本来後半特化だと甘くなるイメージの馬だったのでこれがまず意外。そして前走の中京記念は45.8-46.9とハイペース、11.8 – 11.7 – 11.3 – 11.4 – 12.5と中弛みで外から取りついて行ったのは悪い選択ではなかったけど、結果としてＬ３の４角最速でどうしても外から脚を使う形になったのでＬ１で甘くなってしまった。ただ流れた中での末脚は見せている。

　個人的には平均ぐらいの流れで前を取ってほしいなと。以前から注目していた馬ではあり、サウンドキアラ相手にそこそこ強い競馬ができていた。長岡京Ｓが47.7-45.4で11.8 – 11.5 – 11.4 – 11.0 – 11.5と後半型の競馬。Ｌ２最速で最内の狭いところを我慢して食らいつきながらＬ１まで差を広げさせなかった。この要所の器用さが最大の武器だと思うので、ロスなく我慢して狭いスペースを捌ける岩田というのは相性としてもいいと思う。後は出来るだけ前半で好位内目を確保してほしい。時計が掛る馬場で末脚の絶対量はある程度見せているし、少し渋った知多特別でベストアクターを完封する抜け出しを見せている。この条件で強く狙ってみたい。

○？

▲？

△ペプチドバンブー

　大穴でペプチドバンブーを狙う。まず前提としてそこそこ雨が残ってほしい。３走前のトリトンＳでば道悪での強敵と言って良いピースワンパラディを楽に差し切っている。中京マイルで不良、49.1-49.5と平均でも12.6 – 12.8 – 12.4 – 11.9 – 12.4と中盤で息が入ってのＬ２最速。ここで中団外、団子気味ではあったがそこからスーッと動いてＬ１で突き抜ける強い競馬。ピースワンパラディもだが３着がダブルシャープなわけで、ここはかなり強かったと思う。

　２走前のダービー卿ＣＴは良馬場で45.4-47.4と前半の基礎スピードを質的に問われてしまった。前走の中京記念では惨敗過ぎてこの辺は気がかりではあるが、それでも45.8-46.9とハイペースまで上がっていて後方でという形、休み明けでもあった。雲雀Ｓの内容も決して悪くないので、時計が掛る新潟マイルで一発というのは狙いたいところやね。

△グルーヴィット

　力の要る馬場というのはフィットしているけど、この馬は自身ではスローバランスのほうが良いとは思うんだよね。その点では実質平均ペース前後で好位ぐらいで運べれば噛み合いそうではある。中京記念でクリノガウディーを制した時も46.7-46.9と平均ペースで好位の外目からという形だったし、クリノの追撃を振り切ってプリモシーンも捕える形だからまずまず。ここ２走の内容も悪くないし、現時点で１番人気は押し出されたな…とは思うが押さえてはおきたい。

×メイショウグロッケ

　穴目でメイショウグロッケ。ペプチドバンブー辺りとは印でちょっと悩んだけど、末脚の絶対量はそこまででもないかなというのはある。ただ、２走前の京都牝馬Ｓでも強敵サウンドキアラ相手に善戦。36.0-34.8とスローから11.7 – 12.4 – 11.5 – 11.4 – 11.9と３Ｆ勝負で好位の中目を捌きながらしぶとく食らいついていた。今回もこの枠なのである程度前を狙えると思う。その中で一足を使っての粘り込みを警戒。

×アストラエンブレム

　エントシャイデンとちょっと悩んだが、総合力で。今回は少なくともそこまでスローは無いだろうと思う。その中で、アストラは流れた中でポジションを取っても一足を使える。洛陽Ｓが47.0-47.2と力の要る馬場での12.1 – 12.1 – 11.7 – 11.3 – 12.1のＬ２最速戦。２列目の外という形で動いて少し甘くなったがＬ２の地点の良さは流石。ポジションは拘ってほしいが、内の馬場がそんなに悪い印象でもないし、道悪も問題ないので。

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