レパードステークス 2020 予想：本命11フレイムウィングス

time 2020/08/08

folder 2020重賞まとめ予想

レパードステークス2020の予想

新潟11R ダ1800ｍ
馬場想定：重～不、高速ダート想定
風向想定：南西3m/s想定

展開予想

　土曜芝は思った以上に馬場の影響があったがダートも高速に近かった。明日も降るっぽいし恐らく高速ダート想定でいいだろう。風向きは南西からでスタンド前が向かい風、向こう正面追い風に近い。3m/sだとそこまででもないかなと思うが一応意識しておく。

　展開予想だが、ラインベックがハナを主張、外からライトウォーリアも絡んできてこれもハナを主張しつつ最終的にどうするかというところかなこれにフレイムウィングス辺りも先行してきそうで、外からはこの３頭。内からは逃げたい馬は不在だが、タイガーインディがダートスタートが微妙も行ければ先行してきそう。ブランクチェックもダートスタートはそこまで速くないのでこの辺がどこまで行けるか。外主体になると思うし、恐らくペースは少し落ち着く可能性のほうが高いかなと思っている。一応49.5-49.5前後ぐらいで見ておくが、スローバランスも視野に入れておきたい。

予想

◎11フレイムウィングス
○？
▲？
△06ラインベック
△07ミヤジコクオウ
×04デュードヴァン12バンクオブクラウズ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎フレイムウィングス

　本命は結構自信はあるんだけどね。抽選が通れば面白いなと思っていた一頭で、枠の並びも理想に近いし馬場も軽いというのは全てにおいてこの馬に追い風となると思う。

　まず高速ダートだとパフォーマンスが良馬場と比べて全然違うというのが大きいかな。まず前走の新潟1800ｍは馬柱で見ると一見地味に映る。ペースは48.5-50.7とかなりのハイ、12.6 – 12.6 – 13.1 – 12.7 – 12.3と向こう正面で少しペースが上がってコーナーで緩むところまでは新潟らしい。Ｌ２加速も新潟らしい。しかしＬ１で12.3と加速ラップを踏み続けているのは立派。時計的にも優秀なんだがラップ的に底を見せておらずこのハイペースの流れで流れに乗って進めたうえでこの足を引き出せているのが大きい。これなら今回はあまりハイペースになる可能性は薄いと思っているが、流れても対応できるのが一つ大きいと。

　そのうえで、個人的には未勝利勝ちが圧巻だった。４走前の京都1800ｍで重馬場。２歳時だったが49.0-50.2とハイペースだが12.7 – 12.7 – 12.2 – 12.8 – 12.5と後半はＬ３最速でという流れで中団内目から追いかけながら直線で外に出してスッと反応してきただけでなくＬ１まで突き放し続けた。後半でしっかりと長く脚を使えていたのは好感で、多少なら後半勝負のバランスに入っても大丈夫だろうと。２走前でフィロロッソに敗れたが、1:51.6の走破時計は同日の２勝クラス勝ち馬と同タイムで十分。新潟1800適性を前走で見せているし高速ダート適性も高い。ここは正直混戦だと思っているので、ペースが落ち着く可能性を考えても、外からポジションを取って直線で動けるこの馬をというところかな。楽しみ。

○？

▲？

△ラインベック

　まあすんなり行ければというところ。前走の西脇特別では49.8-48.8とスローに落として12.5 – 12.4 – 12.1 – 12.1 – 12.2のラップ推移でラストまで落とさなかった。坂の登りで12.2と落としていないのは立派だが、欲を言えば新潟だとＬ２地点でもう少し目立ってほしかったというのはある。ここは内枠ではあるがそこまで競ってきそうな馬というのは不在だし、ライトウォーリアも番手でいい馬なのでマイペースで運べる可能性は十分にあると思う。押さえ。

△ミヤジコクオウ

　悩んだけど、枠の並び的にすぐ外の先行勢が内に切っていくと思うので、出遅れなければ好位の外を取るのはそこまで難しくないなというのは感じた。ただ本質的には基礎スピード型だとは思っていて、新潟みたいにコーナーがきついコースより、京都みたいにコーナー緩くて惰性を殺さず入れる舞台のほうが良いかな。鳳雛Ｓは強く、47.4-51.1と超ハイ、12.5 – 12.5 – 12.4 – 13.0 – 13.2のラップ推移で好位外から勝ちに行ってそのまま突き抜けている。ただこれも前半の基礎スピードが求められた中で最後までばてなかったという点が大きい。スローで落ち着いたときのリスクはどうしてもあるし、向こう正面での動きはカギやね。

×デュードヴァン

　まあ能力的にはここでも最上位に近いんだけど抜けてはいない。それと、やはりゲートが甘い馬なので枠が気になっていたが内目でしかも外に先行勢が集まってしまったのは難しい材料になったかなと感じた。ダートスタートはやってみないとわからないので何ともだが、ユニコーンＳの内容を見ても46.1-48.7と激流を後方で追いかけて良さが出ているぐらい。これまでは要所の加速で甘くなることも多かったので正直新潟向きではないだろうと。後は地力でどこまでってところで保険的な押さえかな。

×バンクオブクラウズ

　前走のインディアＴは悪くない４着だったと思う。47.9-49.8とかなりのハイだったが12.3 – 12.3 – 12.6 – 12.0 – 12.9のラップ推移でＬ３－２では結構なギアチェンジが求められたここで３列目の中目で少し包まれるような形になっていたし直線入りではそれでも食らいついていた。外枠でこの枠の並びで藤井ならある程度先行策を取ってきてもというのはある。警戒したい一頭かな。