2019/02/02
第134回 目黒記念(GII)出走予定馬展望
日程:2020年5月31日(日)
コース:東京芝2500m
予想用・出走予定馬一覧
ニシノデイジー(田辺騎手想定)
2歳時には重賞2勝などクラシックを嘱望されながら伸び悩んでいるニシノデイジーが目黒記念に出走予定だ。古馬となってからもアメリカジョッキークラブ、金鯱賞とGIIで6着、掲示板にも絡めなかった。この舞台で何とか軌道修正したいところだ。
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シンプルにスローの後半勝負ではこのレベルでは足りてない。AJCCは不利もあったがポテンシャル戦として見てラストドラフトに完敗だった。金鯱賞はスローからのトップスピード戦でこれと言って良いところが無く。2歳時はともかく、3歳時で一番良かったのがダービーだとは思う。超高速馬場で全体である程度流れてのロングスプリント戦なら…もう少しやれるかも?という希望的観測は持てる。
日本ダービー(GI)5着
東京芝2400m良 18頭5枠9番
2:23.1(+0.5) 57.8-60.5 H^3
12.7 – 10.7 – 11.4 – 11.4 – 11.6 – 12.0 – 12.3 – 12.4 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 12.0
5走前の日本ダービーから振り返りたい。5着なんだが直近ではこれが一番良かったかな。ペースは超ハイだがこれはリオンリオンの単騎大逃げのもの。実質的にはスローからの後半はリオンリオンを捕まえに各馬が3~4角で動いているので恐らくロングスプリントに特化した競馬だったと思う。
9番枠からやや出負け、そこから無理はせずにコントロールしつつ後方馬群の中目に入れていく。道中もリオンリオンが単騎という流れの中で後方馬群の内内、ランフォザローゼスの後ろから進めながら3角。3~4角でも内内で中団のスペースを拾いながらロスなく進めて直線。序盤で内からしぶとく伸び始めてL2でもジリジリ。L1までしぶとく伸びて最後は4着争いで食らいついての5着。
まあかなりかみ合った面はある。一つは3~4角で番手のロジャーバローズ以降が前のリオンリオンを捕えに動いているのでここでかなり流れが速くなっているだろうと。ここで最短距離を通せたのが結果的にはかなり大きかったと思う。外を回して甘くなったサートゥルやヴェロックスに対してL1で頑張れたのもここの貯金が大きかったからかな。ただそれでも全体でそれなりに流れていて底からのロングスプリント的競馬にある程度のレベルで対応してきているからね。この辺は評価できる内容だったと思う。超高速馬場そのものはむしろ歓迎材料かな。
AJCC(GII)6着
中山芝外2200m稍 12頭7枠9番
2:16.1(+1.1) 62.4-60.6 S^2
12.7 – 10.7 – 11.4 – 11.4 – 11.6 – 12.0 – 12.3 – 12.4 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 12.0
2走前のAJCCでは6着と完敗を喫した。4角で少し不利はあったが、ここで不利があった馬たちも多いしそことの比較で見ても最後は明確に伸び負けていた。菊花賞の感じでも思ったが、この馬は余力がある中での後半のポテンシャル戦では足りないなと感じた一戦。
9番枠から出負けして後方からの競馬。そこから折り合いを意識して無理せずコントロール、後方で進める。道中も前がスローで支配する中で後方からじわっと押し上げながら3角では中団付近まで。そこから前にいたマイネルフロストが仕掛けて上がっていくのでそれを追いかけるような感じで外から進出、4角では3列目の外まで持ってきたが、ここでマイネルフロストが故障したので必要以上に外を回す羽目になる。そこから内目に戻しつつ3列目ぐらいで直線。序盤でそこから追われるが伸びは地味。L1まで特に良いところなく、外から伸びてきたラストドラフト、ミッキースワローに普通に見劣っての6着完敗。
まあ4角でフロストが故障して少し外を回す形になったからここは痛かったかなとは思う。が、横の関係性だったしそこまで致命的な不利ではなかった。また後ろにいたラストやミッキーも不利で外を回しているからね。ブラストは不利を受けてから内に切っていけたし、ステイフーリッシュも内を通したというのはあるが、外を通した各馬との比較で見ても物足りないのは言い訳できない。後半のポテンシャル面で明確に見劣ったかなというのが正直な感想になる。こういうタフな馬場で有酸素運動を後半に強めてくるポテンシャル戦と言うのは得意ではないんだろうと。
金鯱賞(GII)6着
中京芝2000m良 12頭3枠3番
2:02.3(+0.7) 63.6-58.0 S^6
12.9 – 11.8 – 13.2 – 13.0 – 12.7 – 12.4 – 11.8 – 11.2 – 11.1 – 11.5
前走の金鯱賞はもう少し頑張ってほしかったけど、極端にドスローだったから仕方ないかなあ…3F勝負ではあるがL3の地点で11.2を踏んでいるのでもう少し詰めて欲しかったのが本音。
3番枠からやや出負け、そこから外目に誘導しようとしていたが結局後方馬群の中で包まれて進める。道中もドスローで折り合いに専念、前にスペースを置きながら割と折り合った状態で3角に。3~4角でペースが上がり、4角では速いラップを踏む中で中団のスペースを拾いながらうまく3列目に押し上げて直線。序盤で進路取りで少し待たされたが上手くサートゥルの後ろを取ってきた。ただそこからL1で伸びあぐねて6着完敗。
ドスローすぎたのはともかく、3~4角以降は結構噛み合ったと思うんだよね。各馬が外から勢いをつけてという競馬になってきたので内のスペースが空いていたし、そこを詰めながら勢いをもって直線に入ってきた。そこで少し待たされた面はあるが、サートゥルの後ろという理想的な所まで持ってきてからの伸びは正直完敗の内容だったからね。L1でも詰められなかったのは個人的には不満が多い。パフォーマンスそのものが落ちてしまっている感じはあるかなあ。
目黒記念2020への展望
まあダービーだけやれればこのメンバー構成なら十分通用していいとは思う。東スポ杯の勝ち方も含めて嵌った面はあるのだが、超高速馬場でのロングスプリントがこの馬のパフォーマンスとしてはベストに近いと言って良い。逆に力の要る馬場でのポテンシャル戦では菊花賞もイマイチだったし、AJCCでも完敗。金鯱賞みたいにドスローで3F勝負だと伸びきれなかった。金鯱賞はL3でも速いラップを踏んでいるし3~4角の立ち回りも良かったと思うのでちょっと物足りない、というのが本音でパフォーマンスを落としている可能性は考えないといけないと。
今回はメンバー構成的には比較的楽で、明確に重賞レベルでやれている馬はステイフーリッシュ、タイセイトレイルぐらい。まあ嵌ったときのノーブルマーズ辺りも結果を出しているけど、この辺りが相手なので比較的メンバーレベルは落ちる。ここが正念場の一戦かな。条件自体は恐らく高速府中になるし、目黒記念は比較的早めの仕掛け、ペースも前掛かりになりやすい方だからね。この条件で内目の枠から中団内内、上手く噛み合ってロングスプリントの形なら警戒はしたい。が、ダービーを評価するといってもこのダービーがロングスプリント的競馬としてはそこまでハイレベルだったとは言い切れない面はある。ダノンキングリーもあの時点では良かったが2400は長かったと思うし、サートゥルはロングスプリントでは甘く、ヴェロックスも何とも言えない。そこまで強気にはなれないかな。近走のパフォーマンスの不満も含めると消す可能性も十分にある。上位勢は正直そこまで信頼できないので、枠や条件が噛み合いそうな馬を狙うぐらいの気持ちで、基本は穴目の馬を見つけていきたい。
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