競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

日経賞 2020 予想:本命10モズベッロ

time 2020/03/28

日経賞2020の予想

中山11R 芝内2500m
馬場想定:良~稍、標準馬場想定

展開予想

 雨は中山はそんなに降らないかなという感じ。良馬場~稍重までで、標準ぐらいの馬場想定で良いだろうと。

 展開予想だが、ひとまず逃げ馬はスティッフェリオを想定しておくが、ヤマカツライデン辺りもハナを主張しそう。これらを行かせて内からマイネルカレッツァ、ソウルスターリングもこの辺りかな。外からガンコが好位ぐらいとみて基本的には前半はスロー気味。ただヤマカツライデンが行く場合は単騎でというケースもある。一応62-59ぐらいの感じで超スローを想定しつつかな。基本的には後半のポテンシャルを最優先。

予想

◎10モズベッロ
○?
▲?
△04レッドレオン
△08エタリオウ
×01サトノクロニクル14ミッキースワロー
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

PR’完全予想はnote記事のみです

◎モズベッロ

 本命はちょっと悩んだけどモズベッロにした。もともとミッキースワローが1番人気になるぐらいの想定なので、かなり混戦模様だと思っていたし、前走の日経新春杯の内容が良かったからね。京都の2400m戦で時計が掛かる中、ペースは61.6-60.3とスローからの12.1 – 12.8 – 12.2 – 11.8 – 11.7 – 11.8と後半はロンスパに近い。L6で上がりつつ後半3Fは11秒台後半。ここで好位の外から直線鋭く伸びてL2の地点で先頭に躍り出る競馬。ポテンシャルで分散しながらL2の地点でもう一段鋭く伸びてきたというのは高く評価できるポイントで、これなら中山2500の内回りで2段階加速的な競馬になれば対応できそうだなと。ドスローのトップスピード戦でも外から前を向ければというのとある程度の位置を取れればそこまで不安はないと思う。

 厄介なのがセントライト記念のパターン。中山2200で重馬場でも馬場が標準ぐらい、59.8-59.8と平均で道中のラップ推移で見ても11.9 – 12.0 – 11.9 – 11.9 – 12.0 – 12.0と終始淡々としたラップを刻む中で最後方付近だと難しい。ここ数走はある程度ポジションを取れるようになってきたのは良いし、池添のように早めに動いてくれる騎手のほうが合っていると思うので引き続き。ちょっとお切りでもうワンパンチほしかったので悩んだけど、力を信じたい。

○?

▲?

△レッドレオン

 追い切りが微妙だったので…この枠だと個人的には結構良いなと思っていたので悩んだけど連下にした。前走の日経新春杯はモズベッロに離されたが直線で進路が無くて外への誘導というのが置かれた要因にはなる。61.6-60.3とスローからの12.1 – 12.8 – 12.2 – 11.8 – 11.7 – 11.8とポテンシャル戦で2列目の内で進めながら我慢していたが3角手前で3列目に下がり、そのまま直線で外への誘導で待たされている間に外から一気にモズベッロに交わされてしまった。ここで離されてL1ではジリっと伸び始めていた。後手を踏んだのが痛かったし意外とポテンシャル戦で可能性を示してきたと。3走前の烏丸Sが中団外から勝ちに行ってもろに甘くなっているし、基本的には速いラップを求められると使える脚は長くない。ポテンシャルで分散しつつ3~4角で内を立ち回って競馬ができそうな今回は良い条件だと思う。後は出来がどうかやね。

△エタリオウ

 まあトップレベル相手にポテンシャル戦では難しいだろうと思っているが、正直このメンツなら戦えると思う。昨年の日経賞でも62.7-58.9と超々スローだったが13.1 – 11.9 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 12.0と5Fのロンスパでペースが上がる前に捲ったといっても最後までしぶとく踏ん張り2着は確保している。メイショウテッコンとの比較では完敗だったし高いレベルでは?とは思っているが、後半のポテンシャルそのものはある程度高いレベルではある。ベストは超高速馬場のロングスプリントで、それは神戸新聞杯からもダービーからも確信を持っている。菊花賞2着は直線だけの競馬で押し上げていけたのが大きいしあまり評価していないが、高いレベルでは速いラップを要求されたほうが良いのは確かだろうと。ここ2走はタフな馬場というのもあったが結果的にペースが速い中で前に行き過ぎた。押さえまで。

×サトノクロニクル

 距離延長で噛み合う可能性があるサトノクロニクルは押さえておきたい。前走のAJCCは4角で故障したマイネルフロストの煽りを受けて内に急に進路を変えているので少しかわいそうだった。ペースは62.4-60.6とかなりのスローで12.0 – 11.9 – 12.1 – 12.1 – 12.5と完全なポテンシャル特化戦。中団から不利があってL1はちょっと甘くなったが悪くはなかった。本来もう少しポジションを取っていい馬だし、好位ぐらいで進められればかな。阪神大賞典ではあまり淀みの無い3000m戦という中で外から動いて最後までしぶとくレインボーラインの2着だし、クリンチャーやアルバートと強敵を撃破できている。これぐらいの条件がフィットしそうな感じはあるので保険的に押さえておく。

×ミッキースワロー

 ん~悩んだけど、ここで1番人気になるほどには抜けていないと思う。確かにポテンシャルもそれなりにはあるけど、福島記念でややハイの流れで後方、クレッシェンドラヴに前に行かれて12.3 – 12.1 – 12.1 – 11.7 – 12.1と後半ある程度消耗するところで外から動いてそれなりには伸びてきたけどクレッシェンドには完敗だったからね。それに、前走のAJCCも不利は確かにあったが同じような競馬になったラストドラフトにラストで伸び負けしている。ここ最近はワンパンチ足りない競馬が続いているし、ここで外枠から勝ちに行ってねじ伏せきれるほどの競馬をしているか?となると疑問が多い。まあペースが速かろうが遅かろうが、ポテンシャル戦だろうがトップスピード戦だろうがそれなりにやれているのでぶった切るのは不安もあるけど、3着付けぐらいで狙うのがいいんじゃないかなという感じかな。

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何悪。分析note2023



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