競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

フィリーズレビュー 2020 予想:本命17ソフィアバローズ

time 2020/03/15

フィリーズレビュー2020の予想

阪神11R 芝内1400m
馬場想定:良、ややタフな馬場想定

展開予想

 土曜を見ると雨の影響もあったがそれにしても時計が掛かっていたなという印象。明日はいくらか回復するかもだが、雨が降る可能性も少しあるし難しいところ。ひとまずややタフな馬場としておく。

 展開予想だが、カリオストロが最内枠から主張する形をとると思うが、これを目標にしながら外からヴァラークラウン辺りがついていってレースをある程度強めに流れさせていくと思う。フェアレストア要るなんかは内目で我慢しながら。ケープコッドはある程度積極的にと言っているけど、恐らく逃げとかそういうところまでではないと思うし2列目辺りを想定。ヤマカツは好位ぐらい。34.5-36.0ぐらいにはなると思う。土曜の馬場を感じると21秒台まで入れるのは難しいと思うし、1:22.0ぐらいでとりあえず置いておく。全体のレベルもさほど高くないと思うので。

予想

◎17ソフィアバローズ
○?
▲?
△07ヤマカツマーメイド
△14アヌラーダプラ
×06ナイントゥファイブ10ヴァラークラウン
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ソフィアバローズ

 大穴でソフィアバローズから勝負したい。いろいろ考えていて、最初はソーユーフォリアをと思ったけど、あまりにペコリーノロマーノが甘かったので…。ちょっと悩んでいたんだけど、どこをとっても不安のある馬が多いし、ヤマカツ辺りも総合的に不安は少ないけどパフォーマンス的に確実に圏内をという根拠も微妙ではある。それなら面白い穴馬で勝負したいと思ったし、これなら勝負しても良いかなと思えるレベルのオッズとパフォーマンス比較。

 まず最大の評価のポイントは前走にはなる。未勝利戦で馬柱だけで見れば非常に地味で、普通は面白いとは思わないと思う。ただ、この時の小倉はかなり時計が掛かっていて、当日の古馬1勝クラスより速く、あざみ賞より0.1だけ遅い。このあざみ賞は結構強敵が多くて、メメントモリやジュニパーベリー辺りが出ていたが、勝ったのが14番人気の別路線のニシノストーム。2着以下は1:10.9までなので、1200の上位勢の時計よりも速い。レース内容的には34.6-36.1とかなりのハイ、12.2 – 10.7 – 11.7 – 12.0 – 11.8 – 12.3とL3で淀んだが3~4角で馬場が悪い外を各馬が選択する中、出負け気味で内からリカバーしないとという競馬をしたのがこの馬。3~4角で一気に押し上げて先頭に立ってそのまま押し切る競馬で1:10.7。何より馬場を考えると上がりが速く、外を各馬が回したということは当然だが内は荒れている状況。ここで押し上げてきたということは馬場が荒れたところでも問題なく走れると。なので今の力の要る馬場状態は歓迎の口だと思う。また1200だと前半で流石に苦労していたので1400ぐらいでフィットしそうというのもある。

 加えて言えば、意外と新馬戦が悪くない。開催3週目で時計も少し掛かりだしていたし、そこで50.3-46.5と超々スローとはいえ13.1 – 12.8 – 11.2 – 11.0 – 11.5と3F勝負で中団内からL1でしぶとく伸びてきて2着争いは僅差。意外とトップスピードの持続力を見せている。まあここではこれは求められないが、単調な基礎スピードタイプというだけでもないし、前走で基礎スピードをクリアしてきた。今の阪神の馬場で1400ならと思うし、今回はメンバー構成が結構楽だと思う。また手ごわい馬も適性面での不安が少なくない。それなら単勝万馬券レベルで人気薄、時計的にも馬場的にもペース的にも目途が立てられているこの馬で勝負していいだろう。できれば34秒台半ば前後ではペースは流れてほしいし、その流れで好位~中団を取れればベスト。後ろ過ぎなければチャンスはあると思う。超大穴狙いで。

○?

▲?

△ヤマカツマーメイド

 まあ対抗に打っても良いかなとも思うが、シンプルにヤマカツが上位人気するレベルなので強気の穴狙いをしたい、というのはあった。一応ファンタジーSでは33.7-35.1でかなりのハイで好位の内で立ち回って4着と悪くない競馬ができている。ケープコッド比較でも0.2差としっかりキープできていたしこれ自体は良いと思う。ただ、りんどう賞にせよ強いんだけど、高いレベル相手では正直ワンパンチ足りないと思うし、それは前走のJFでも悪くはないけどという感じ。また札幌1500の未勝利2着でアブソルティスモに捕えられたけど、これが結果的にアブソルティスモがいまいちだったというのもあるかな。だから人気で重い印を打つほど?という感覚。

△アヌラーダプラ

 こちらは逆にシャインガーネットがタフな流れのファルコンSで勝ち切ったことで相対的に評価を上げた形。新馬、1勝クラスはスローで良さが、フェアリーSが47.0-47.0で流れた中で中団外から、12.1 – 12.0 – 11.8 – 11.2 – 12.0と3~4角でペースが落ち着いていたところで外からの割に反応がいまいち。ただここは上位がそこそこ手ごわかったと考える必要があるかなと。馬場もこなしてはいたし、このメンバー構成ならというところ。

×ナイントゥファイブ

 まあ難しいけど、2走前の阪神未勝利勝ちはまずまず。阪神1400で34.7-35.0と平均で11.5 – 11.6 – 11.6 – 11.4 – 12.0と淡々とという流れで番手から接戦を制した。この時点では開催2週目なのでまだ高速状態だったが、3着以下は離したというのは良い材料。流れて良さが出たし内枠を引いたので内目で2,3列目で入れればちょっと怖いかな。

×ヴァラークラウン

 もう一頭穴目で。前走のさざんか賞は悪くない。阪神1200で34.4-34.8と平均で流れた中で、12.0 – 11.0 – 11.4 – 11.4 – 11.5 – 11.9と淡々と運んで押し切った。同日の古馬OPタンザナイトSが34.1-34.5で1:08.6と考えてもこの時計は結構速いし、バランス的に見ても前後半でフラット。まあ1400への延長がどうかというのはあるんだけど、ここ2走を見ても後半要素はある程度高いレベルで見せているので、ハイペースの流れなら対応しそうかなと。穴目で。

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キターーー! 重賞注目馬



やはり注目すべきは前年の最優秀3歳牡馬に輝いたサートゥルナーリア(牡4、角居)の始動でしょう。 世代最強馬の名の2020年最初の走りということで人気が集中するのは間違いございません。 中京競馬場は初めての出場となりますが、リスグラシューが引退してしまった今となっては中距離で彼に敵う相手を見つけるのは困難かと考えられます。現在負けなしのルメール騎手とのコンビも決まっていることからオッズはかなり低くなりますが、買い目から外すのは中々勇気が必要です。現在二番人気の対抗馬ロードマイウェイ(牡4、杉山)は現在驚異の5連勝中。 前走、初の重賞チャレンジC(G3)での勝利も記憶に新しい中での始動ということもあり、今回のレースが今後を左右する重要な一戦になることは間違いございません。三番人気ラストドラフト(牡4、戸田)にも注目ですが、前年の中日新聞杯(G3)において見事にラストドラフトを下したサトノガーネット(牝5、矢作)がポイントではないかと考えられます。
◎注目馬━━━━━━━━
《サートゥルナーリア》
《ロードマイウェイ》
《ラストドラフト》
《サトノガーネット》
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何悪。分析note2023



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