新潟２歳ステークス 2019 予想：本命06ウーマンズハート

time 2019/08/25

folder 2019重賞まとめ予想

新潟２歳ステークス2019の予想

新潟11R 芝外1600ｍ
馬場想定：稍～重、やや高速馬場想定

展開予想

　今日は雨も降る可能性があるので朝の時点で稍重、そこから悪化する可能性も考えたい。

　展開予想だがこれはまあ２歳戦なのであまりあてにしすぎるのは危険。何もなければビッククインバイオが主張、外からシコウ、ペースエール辺りが先行するだろうが距離延長になるのでどこまでくるかは未知数なところもある。内からも先行勢が多くエレナアヴァンティ、クリアサウンド、グランチェイサーといった1400である程度基礎スピードを見せた馬たちがずらり。まあこの感じだと流石にある程度前が突いてくるとは思うので、ペースがある程度上がってもやれるタイプかもしくはパフォーマンスが高い馬をシンプルに狙うかというところ。

予想

◎06ウーマンズハート
○07ビッククインバイオ
△12ウインカーネリアン
△13ペールエール
×05トライフォーリアル09タイムマシン
３連複：◎軸○△×BOX
３連複：◎○軸△×流し
３連単Ｆ：◎→○△→○△×

◎ウーマンズハート

　ここは抜けていると判断した。前走の新馬戦がインパクト大で、新潟マイルで51.1-45.1と６秒で極端なドスローだが、それでもまずこの時期の２歳で後半４Ｆを45.1ということそのものが凄い。13.3 – 12.4 – 11.1 – 10.7 – 10.9と３Ｆで見てもかなりえげつないラップを踏んできていてこの馬自身は推定で上がり３Ｆ区間は全て10秒台のラップを踏んでいるはず。ギアチェンジ、トップスピードの質、持続力が全て非凡だった。もちろんペースが上がっての不安というのはあるし、これが１倍台前半～半ばの評価であるなら流石に不安も考えるが、この馬が２倍台後半で収まっているなら素直に狙いたい。走りという観点で見ても一流馬だと判断した。

○ビッククインバイオ

　相手もペースが上がってどうかという不安を考えつつもビッククインバイオにした。まず新馬戦は言うまでもなく凡戦。ただ、２走目で劇的に変わってきた。49.5-46.2と超スローではあるが12.7 – 12.7 – 11.2 – 10.9 – 11.4と後半でＬ２最速10.9を踏んで出し抜く脚を使えているように明確にトップスピードの質を引き上げてきていると。この一戦のパフォーマンスならここはもちろん好勝負可能。ウーマンズハートは手ごわいと思っているが、モーベットがこのレベルまでパフォーマンスを上げてくるのはそんなに簡単じゃないと思うし、厳しい流れでやれるかは未知数だがキングズベストの仔はある程度流れた中でも一足を引きだせる馬が多い印象だからね。３連複はこの２頭を中心に。

△ウインカーネリアン

　総合的に見ればこの馬が一番不安が少ないが、勝つとなると難しいだろうという感じ。連下としてはこの馬かな。前走の未勝利勝ちは福島1800という舞台で49.1-47.9とややスローである程度流れた中で12.5 – 12.0 – 12.0 – 11.6 – 12.3とＬ２最速戦、番手から反応してしぶとく抜け出し勝利。新馬戦は東京1800で13.0 – 12.6 – 11.1 – 11.0 – 11.4と３Ｆ勝負に特化、Ｌ４－３でとはいえある程度ギアチェンジを問われたが２列目外から追い出されてＬ２で先頭に立ってきたからね。ワーケアには完敗だがここはそれ以外の上位勢も勝ち上がっている馬が多くレベルはまずまず高かった。ポジションも取れるしある程度なら流れてもやれる。パフォーマンス的には見劣るけど適性的にはこれか。

△ペールエール

　悩ましいところだが、この時点ではダイワメジャー産駒の総合力が活きてくる可能性が高いのと、稍重で渋っているのでその点でもというところ。前走の新馬戦は中京1400で重馬場、35.9-35.0とスローからの12.1 – 12.3 – 12.0 – 11.6 – 11.4とＬ１最速戦。番手でしぶとく伸びてＬ１で突き抜けたわけだが、ダイワメジャー産駒の割には要所の反応より素材面での良さを見せてきたということになる。同日の中京２歳Ｓ辺りと比べるのであればむしろ高いレベルかなとは思うし、ある程度流れてやれて後半型の競馬で底を見せていない。この条件で警戒はしたい。

×トライフォーリアル

　この辺りからは追い切り面も加味したい。トライフォーリアルは追切を見たときの映像的なインパクトが結構大きかった。前肢の伸びもあったし手先の返しも鋭く外回りでも速いラップを踏めそうな感じはするんだけどね。前走の東京1400の場合は重馬場で36.2-36.2と平均から12.2 – 12.0 – 11.4 – 12.1 – 12.7とＬ３最速で出し切りやすい形になったがそれでも好位から外に出して最後までしぶとく伸びての勝利。レベルは微妙ではあるが、追い切り面で期待。

×タイムマシン

　２走目で上げてきた形だが時計的にはまずまず。新潟1600で48.4-47.0とある程度流れた中での12.4 – 12.4 – 11.4 – 11.0 – 12.2と３Ｆ勝負。すっと反応できなかったがＬ１でぐんと伸びてバテ差してきたようにＴＳ持続で底を見せなかったというのがいい。ただ、このレベルだと要所で置かれたら勝ち負けまでは難しいかな。３着争い圏内に突っ込んでくるイメージで。