クイーンステークス 2019 予想：本命03フロンテアクイーン

time 2019/07/28

folder 2019重賞まとめ予想

クイーンステークス2019の予想

札幌11R 芝1800ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定

展開予想

　とりあえず天気予報を見る限り、馬場は良でいいっぽいね。展開予想に関してはyoutubeにアップロードしていますので、そちらの方を見ていただけたら幸いです。

　そのうえで、やはり外のエイシンティンクルが主張。単騎がいいといっているリリックドラマだが菱田がそこまで逃げられるか？となると個人的にはそういう騎手ではないと思っているので結局外から豊が猛然と来るなら控えるかな。それを見ながら外からミッキーチャームだけど、その間にそこそこ先行勢が多く、メイショウショウブやリンディーホップの出方次第の面はある。いずれにせよ豊がペースを作っていくと思うし、恐らくある程度流れるとみて、46.5-47ぐらいで平均～ややハイぐらいを想定しておく。道中の緩みもあまりないとみる。基礎スピード面を重視した予想に。

予想

◎03フロンテアクイーン
○13ミッキーチャーム
▲11エイシンティンクル
△06スカーレットカラー
△08フィニフティ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎フロンテアクイーン

　まあ色々と考えたけど、今回は展開が多分はっきりしているので、それならばそういう展開に決め打って予想をすべきと考えた。フロンテアクイーンはやっぱり前走のヴィクトリアマイルの反動が嫌だなというのはあって、ここで重い印を打つかどうかはちょっと悩んでいた。追い切りは雰囲気は良かったし、それも後押ししたけどやっぱり一番は基礎スピードを持っているという点にある。マイルではあるが３走前のターコイズＳでも45.5-47.2とかなりのハイの流れを外枠から出負け気味、出していって11.3 – 11.5 – 11.8 – 11.7 – 12.2と淡々とした流れでもかなりしぶとく踏ん張っての４着。

　中山牝馬Ｓでは48.3-47.9と平均ではあるんだが12.3 – 11.5 – 12.4 – 12.2 – 11.4 – 11.9と道中の緩急が大きくその中で中団で流れに乗りながら３～４角の減速で待ちつつも直線しっかりと反応して抜け出した。ウラヌスチャームには差を詰められたがウラヌスとしては後方から淀みの大きい流れに乗らずに後半特化の競馬に持ち込めたのはある。今回はタイトに流れると思うので基礎スピードを求められる可能性が高いし、そこはいい。１角までの距離が短い札幌1800で内枠を引けたのも好材料で、これならというところかな。力的に考えてここでは普通に最上位だと思うし、後は状態面さえまともならというところでそこは信じた。

○ミッキーチャーム

　相手はミッキーチャームにした。不安もなくはない。やっぱり札幌の1800で大外なので１角までにどこまで前を取れるだろうか？というのはある。ただ基礎スピード面に関して言えば藻岩山特別で47.1-47.9とややハイで11.5 – 11.7 – 11.8 – 11.8 – 12.6のラップ推移でしっかりと逃げて突き放してきた。秋華賞でも59.6-58.9と平均、11.9 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 11.9と後半長くポテンシャルを発揮する形で強気の仕掛けで逃げ切りを狙ったがアーモンドアイには交わされた。ただ分散してしっかりと時計勝負になっている中で結果が出ているし、中山牝馬Ｓが引っかかるけど、文字通り折り合いで苦戦していたのもある。ヴィクトリアマイルは超超高速馬場で44.8-45.7と質的に前半の基礎スピードを求められたのは響いた。札幌の1800ならもう少し楽だと思うし、前も引っ張ってくれると思うので折り合い面でももう少し楽。外枠は嫌だがそれでも追い切りが目立ったのはあるしこれなら。

▲エイシンティンクル

　関屋記念が強かった。45.7-45.9と平均も45秒台、11.5 – 11.5 – 11.2 – 11.0 – 12.2と中盤も大きく息を入れずそこからの加速でしっかりと対応してきたがプリモシーン、ワントゥワンには差し込まれての３着。それでもマイルの基礎スピード面で高いレベルのものを見せている。1800では前走の都大路Ｓが46.7-46.3と平均から11.6 – 11.3 – 11.3 – 11.4 – 12.3とかなり仕掛けが早くなってＬ１は失速した形。ただ逆に言えばこのペースからこれだけのラップを後半に踏めているので仕掛けのタイミングをワンテンポ待つ形なら面白かったかもしれない。また分散してもやれているので１周コースでもやれるかも？というのはあるし、実際過去になるが京都2000でも時計勝負でサンデーウィザードの２着と悪くない競馬ができている。この馬が行くかリリックドラマが行くか、いずれにせよ速い流れになると思うし、基礎スピード面ということを考えればこの馬も最上位に入るはず。ダービー卿はマイルでオーバーペース、京都牝馬Ｓは距離不足。この条件で。

△スカーレットカラー

　基礎スピード面ではまだ確実にとはいえないものの、前走のマーメイドＳが59.8-60.5と流れて12.4 – 12.1 – 11.8 – 11.4 – 12.8とＬ２最速という流れ、中団馬群で包まれて少し待たされて直線入りでも我慢。そこからＬ１で内を取ってすっと伸びてきているのはいい。まあＬ１で減速ラップの中でのものだが、進路が空けば伸びてきそうな手ごたえだったし流れた中で一定のパフォーマンスといっていい。２走前のパールＳも47.3-45.8とスローではあるが12.2 – 11.7 – 11.4 – 11.1 – 11.6とＬ２最速の流れで２列目内からすっと反応してＬ２で切れた。反応できる馬で内枠は良い。前走で分散した中でもやれたし1800で流れた中で、磐田がロスなく運んでの内からの圏内滑り込みは警戒したい。

△フィニフティ

　あと一頭に絞ろうとしたときに穴目で面白い馬をとなると、ペースが速いという前提ならやっぱりフィニフティになるかな。折り合い面で難しいところがあってここ２走はそういう競馬になっていたとは思う。今回は前が引っ張る前提なのでその心配はないと思うし、クイーンＣの内容から基礎スピードは不気味さを持っている。東京マイルで46.0-47.7とかなりのハイ、11.4 – 11.8 – 12.0 – 11.5 – 12.4とＬ２最速でも11.5という中で中団馬群の中から捌いてジリジリと伸び続けてきた。反応というよりはＬ１でのバテ差しでテトラとの差を詰めてきていたのでその点でも距離自体はもうちょっとあっても良いんじゃないかなとも。たｄあ折り合い面のバランスと、ロングスプリントがさほどできない、高速馬場でスパッと切れるというほどでもない、という点で噛み合うスポットが小さいイメージ。今回の条件なら浮上してもよさそうだが。