競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

天皇賞春 2019 予想:本命10フィエールマン

time 2019/04/27

天皇賞春 2019 予想:本命10フィエールマン

天皇賞春2019の予想

京都11R 芝外3200m
馬場想定:良~稍、かなりの高速馬場想定

展開予想

 土曜開催がないので雨が読みにくい面はあるが、京都南部はそこまで降っていないという感じで、恐らく影響は限定的。超高速も視野に入れつつ週間の雨もあったのでかなりの高速馬場ぐらいで想定しておきたい。まあそれでもスローならばかなり速いラップを要求される可能性が高いだろう。

 展開予想は基本的にはyoutubeにアップロードした展開予想動画をベースにして考えます。ただ、補正すべき材料としてヴォージュが何が何でもハナを、というコメントを出していることとパフォーマプロミスの陣営が好位で進めたいといっているので動画のポジションよりは前をとってくる可能性が高くなったかなという感じ。イメージ的にはヴォージュがゴリゴリに行く中で外からスッと先手を主張するロードヴァンドール、その2頭が前半からある程度ペースを引き上げて単騎気味に進めつつスタンド前でヴォージュがハナ、ロードが番手で離れた3番手にメイショウテッコンというところ。ノリのことなので恐らく前半で突いておいてある程度ペースを上げさせて息を入れつつ、前がペースダウンを顕著にしたところでポジション入れ替え、阪神大賞典みたいなイメージで乗ってくるかな。それにメイショウテッコンがどこのタイミングで動くかで変わってくると思う。メイショウの位置次第だが意外と3200の割には基礎スピードが問われるんじゃないかなと。

予想

◎10フィエールマン
○13ロードヴァンドール
▲07グローリーヴェイズ
△02エタリオウ
△05メイショウテッコン
△08パフォーマプロミス
3連複◎軸○▲△BOX
3連複◎-▲軸○△流し
3連単F◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎フィエールマン

 本命は戦前の段階で7割がたはフィエールマンと決めていたけど、枠でちょっと悩んでいたというのはある。小頭数気味とはいえ超高速馬場の外枠はマイナスに働きやすいからね。ただ、今回はヴォージュも行くのであれば結構縦長になる可能性が高いから、どこかでスペースを拾って内にという可能性は高くなってきたかな。

 この馬はなんだかんだ言って一番根っこの部分で評価しているのはラジニケ賞だったりする。あのレースはメイショウテッコンとの戦いだったが46.3-47.4とややハイで基礎スピードが要求される競馬にメイショウテッコンが先行策で上手く立ち回り、12.4 – 12.3 – 11.9 – 11.6 – 11.6と加速して最後までばてないという勝つ競馬をしてきた。これを後方からL1だけでズドンと来て結構きわどく迫っていたからね。5馬身はL1の段階で最低でもあった中で4馬身半は詰めてきたと考えれば10秒台に入っている可能性がかなり高い。これはこの10秒台の脚というよりも1800mで流れた中でしっかりとこれを引き出すことができたという点を評価すべきで意外と基礎スピード面を持っていた。

 1800で全体で分散されたはずなのに脚を引き出せたという点でみれば中距離色が強いというのはあるし、菊花賞が62.7-64.2-59.2と極端なドスローから12.8 – 12.2 – 12.2 – 10.7 – 11.3と完全な直線勝負で馬群の中に包まれた中でもギアチェンジで反応して鋭く伸びてきたし、AJCCも2段階加速で12.4 – 11.7 – 11.8 – 10.9 – 11.9というラップ推移で少し窮屈ながらも置かれずに進めてL1ジリジリと伸びてきたという感じでまだそこまで長くポテンシャルを要求されたレースはない。ただこれまで取りこぼしているケースが差し損ねになるし、まだ実はTS持続やポテンシャルは底を見せていないともいえる。ラジニケ賞で素材的にもなかなかのレベル、長距離でも折り合わせて脚を引き出せている。流れた中でやれたラジニケも含めて超高速馬場で展開が完全には読みにくい、流れが淀むところもあると考えれば鞍上のルメールの判断力も含めて本命はこれかな。

○ロードヴァンドール

 相手にした。本当は本命にしても良いかなと思っていたんだけどね。個人的にはこの予想で一番自分らしい印の打ち方にはなると思う。ロードはもともと長距離適性が高い馬だろうという見立てでいたので、阪神大賞典では期待していたが思った以上に前半が速かった。59.3-63.6-63.6と前半だけ非常に速い消耗戦で番手から途中でハナを奪い取って13.0 – 12.6 – 12.5 – 12.1 – 13.4と後半L3までは自身でラップを刻めていて加速を踏んでいる。L2でもう一段の加速をシャケトラに使われて流石に離されたが余力があったというのは良い。この内容はシンプルに言えばマラソンランナー的な競馬で、前半でタイトにレースを作って後続に足を使わせる、自身はそこから少しだけ脚を残していてリードをとったうえでその一足で粘り込む形になった。ただこれは個人的には意外で、逆にこの形でも3000ならやれたと考えればこの距離が合ってそうだけどね。

 昨年の日経賞でも中山2500で62.8-60.4とかなりのスロー、キセキが捲ってペースが上がり7F戦、11.9 – 12.0 – 12.4 – 11.9 – 11.6 – 12.5と2段階加速で3~4角でキセキの外を回したというロスもあったからね。それでもL2よりもL1でジリジリ伸びてサクラアンプルールと僅差。3~4角で外から勝ちに行く馬ではないし、3角の段階で有力馬の誰よりも前にいてそこで後続に対して仕掛けを待てる形が望ましい。京都の3200で前半のスタミナ要素といえる基礎スピードをこの距離で引き出せそう、後半も2段階加速ができる強み。ノリという京都長距離での天才的なレースメイカーを背に一発の気配は十分。

▲グローリーヴェイズ

 超高速馬場で上がり勝負では難しい。ただし、この馬もマラソンランナー的な才能を持っている可能性は高いと思っている。イメージは3走前の佐渡Sで、この時が1:56.6と高速決着だったわけだが57.7-58.9とハイペースで進んで12.3 – 11.8 – 11.5 – 11.4 – 11.9と後半速いラップを要求されない中で出負け気味からもポジションを上げていって好位から直線しぶとく抜け出す競馬となった。前半から脚を使っても後半でしっかりと足を残せていたという点を考えても前半の基礎スピードで良さを見せている一面を考えたいところ。

 菊花賞も悪くはないが、2F勝負で外からブラストワンピースを目標にした割には質・持続力ともに上位3頭には明確に見劣ってしまっているのでそういう競馬は不向き。前走日経新春杯では出負け捲りでしんどかったとはいえメイショウテッコンを撃破していて58.3-62.4と超々ハイの中で脚を残して一足。この辺からも距離というより前半でタイトに流れるかどうか、そして自身が前半で積極的にポジションを取れるかどうか。京都新聞杯を見てもある程度流れても後ろで進めてそんなに弾けるわけではないからね。流れに乗ってほしい。メイショウテッコンをマークする形が現実的な中では理想かな。

△エタリオウ

 馬場がそこまで悪化しなさそうなので超高速馬場なら後半速いラップを要求される可能性は高くなる。ただし、淀の外回りの場合は4角出口が急なのでここでトップスピードに乗っていくと遠心力で外にぶっ飛ぶオルフェーヴル現象という不安材料が出てくる。超高速馬場だと後ろすぎては難しいのでいい位置を取れないとというところ、内枠はその点ではいいが、展開次第では包まれてマークされて動けない、下げながらというリスクもある。前もある程度飛ばして縦長になったときに物理的に届かないというケースもあるし、かといってTS持続がそこまで抜けているわけでもない。高速馬場への適性面を評価して連下まで。

△メイショウテッコン

 豊なら逃げないにせよある程度前2頭を追いかけてくれると思うし、後続に対してリードをとる意識をもって3角から勝負ができるタイプ。福永がその領域まで踏み込めるかどうか。以前の福永ならまず無理だなと思っているが、ワグネリアンのダービー以降は以前の福永よりは柔軟性が増してはいる。テッコンの良さを引き出してほしい。この馬の良いところは瞬間的な切れ味はないが前半・後半で分散できるところにある。前走の日経賞が典型的で、62.7-58.9と超々スローだがその分後半で13.1 – 11.9 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 12.0と5Fのロンスパにし切ってしっかりとエタリオウの脚を使わせて直線ラストで差を広げている。後半部分のスタミナ的要素といえるポテンシャル面で上回っていて長距離適性という点ではこちらの方が上だと思う。ラジニケ賞で速く入って息を入れて加速するという競馬もできていて全体でペースアップしても極端でなければ大丈夫だろう。ただし、今回は超高速馬場なので質的な部分を要求される可能性が高くなる。へたれて離れた3番手とかで後ろの仕掛けを待ってしまうと切れ負け、前も捕えられないのリスクはあるしそれが一番の悪手。福永もそろそろこういう馬の良さを引き出せるようになってほしいが、まだ信頼はできない。

△パフォーマプロミス

 前走の京都記念がちょっと物足りないが、あの時は内外の馬場差があったと思うし、12.2 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 11.1 – 12.1と2段階加速気味でL2最速11.1とギアチェンジも結構問われた一戦の中で内から反応よく伸びてきた方だし悪くないかなと。この馬はアル共でも超高速馬場で12.6 – 12.3 – 11.1 – 11.0 – 11.2と3F勝負の中で外からトップスピードに乗って質・持続力ともに高いレベルのものを見せてきた。高速馬場は合う馬のはずだし、好位をとるということなのであとは好位の内をとって北村友一得意のインベタズドンが嵌ればかな。


【先週も】フローラSは◎-○決着!
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■4月 7日中山 6R  1万9490円【的中】
■4月13日阪神 1R  1万9460円【的中】
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何悪。分析note2023



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