競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ターコイズステークス 2018 出走予定馬:カワキタエンカ&池添騎手想定

time 2018/12/11

ターコイズステークス 2018 出走予定馬:カワキタエンカ&池添騎手想定

第4回 ターコイズステークス(GIII)出走予定馬展望
日程:2018年12月15日(土)
コース:中山芝外1600m

予想用・出走予定馬一覧

カワキタエンカ(池添騎手想定)

 今年は中山牝馬ステークスを制すなど牝馬重賞戦線で活躍したカワキタエンカがターコイズステークスに出走予定だ。ただ、秋は少し物足りない結果に終わった。再び中山の舞台で果敢な逃げの手を打ち勝利を引き寄せたい。

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 府中牝馬Sはかなり引っ張る形になったので流石にしんどかったと思う。前走はダートなので度外視しても良いだろう。ただ、それを考慮に入れてもこの馬の場合マイルはちょっと短いかなと思っているので、ここではあまり強気に狙いづらいところはある。

中山牝馬S(GIII)1着

中山芝内1800m稍 14頭8枠14番
1:49.0 49.2-47.7 S^1
12.5 – 12.1 – 12.3 – 12.3 – 12.1 – 12.3 – 12.0 – 11.5 – 11.9

 5走前の中山牝馬Sでは稍重で時計もややタフな馬場ぐらいで掛かっている中、ペースは1.5とスローからのL2最速戦となっている。ある程度のペースでコントロールしつつ一足でスッとという競馬に。

 14番枠から好発を切って内に寄せていく、1角までにしっかりとハナを取り切って主導権を握る。割と単騎気味に進めるのだがそれでもスローでレースをコントロール。3角手前辺りから各馬も差を詰めてくるが余裕をもってペースを上げず、4角でじわっと仕掛けてこ1馬身差で直線。序盤で追い出されてしぶとく伸びて1馬身ちょっとの差、L1で内から捌いてきたフロンテアクイーンの追撃をしっかりと退けた。

 フロンテアクイーンを撃破、3着以下は寄せ付けていないという点で強かったとは思う。ただし、1800でゆったりとした流れにレースを支配できたことが一つと、力の要る馬場でそこまで速いラップを要求されなかった点がもう一つあるかなと。一足を使ってすっと引き離せたし、フロンテアは食らいついてきたが上手く仕掛けを遅らせることができた分だけ踏ん張り切れた。この距離で楽なペースを作れた上で単騎気味に進められたのは大きかったかなと。

府中牝馬S(GII)6着

東京芝1800m良 11頭7枠9番
1:45.2(+0.5) 46.4-46.5 M
12.5 – 11.0 – 11.4 – 11.5 – 11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.6 – 11.8

 府中牝馬Sでは超高速馬場の中でレースも難しかったと思うが果敢に平均ペースを作って主導した。

 9番枠からまずまずのスタート、二の足良く先行争いに加わって最終的に行き切ってハナを取る。そこからは緩めずに淡々とペースを作っていって単騎逃げに持ち込む。3~4角でもあまり緩めずにリードを保って直線。序盤ではまだ5馬身ぐらいリードを保っていたと思うが、L2では徐々に差が詰まって2馬身ちょっと。L1では失速して一気に外差しに交わされての6着完敗。

 この流れを作って途中までは踏ん張れたが、結局トップスピードの持続力タイプの馬が32秒台の上がりを使うような馬場だとあのリードでは足りなかった。この馬自身前目で溜めて鋭く長く脚を使ってくるタイプではないので、ペースを引き上げようとした選択は良かったと思っているが、この馬場だと後続も脚を削がれなかったという感じ。

ヴィクトリアマイル(GI)14着

東京芝1600m稍 18頭4枠7番
1:33.5(+1.2) 46.8-45.5 S^1
12.4 – 11.3 – 11.5 – 11.6 – 11.5 – 11.1 – 11.2 – 11.7

 3走前のヴィクトリアマイルがイマイチだった。ペースはややスローでコントロールできたのだが、そこからの決め手勝負で全く歯が立たなかった。

 7番枠から好発を切ってハナを主張しきる。そこからしっかりとレースを作ってうまくスローに持ち込む。3~4角ではほとんど緩めずに淡々と入って直線。序盤で追い出されるのだがこの辺で手ごたえ怪しく後退気味。L2の地点では2列目に下がってしまう。L1では失速した。

 この馬はイメージ的にあんまりトップスピードの持続力がない、というのがある。このレースではペースをスローに持ち込んだが中盤で息を入れず直線L3最速、という流れですぐに甘くなってしまったのはその辺かなと。あまり速い上がりを使えないのは瞬間的な速度は悪くないんだが、それを維持するTS持続に難があるというところ。

ターコイズステークス2018への展望

 個人的にはマイルはちょっと短いと思っている。1800である程度ペースを引き上げつつ一足を使って結果を出してきた。ただマイルだとその基礎スピード面をそこまで活かせないと思うし、仮にスローでTS持続となると甘さが出てしまう可能性が高い。今の馬場だとせいぜい33秒台だと思うし、その中でどうレースを作っていけるかだろう。高速マイルだと難しいが、少し時計がかかるか渋ってくる。パワー型の馬なのでその辺が噛み合えば浮上はあると思う。

 あとは相手関係だが、正直マイル戦だったらフロンテアクイーンが厄介だし、ペースを引き上げたらプリモシーンがかなり厄介になる。TS持続が甘いし仕掛けは遅らせたいが、ペースを緩めればそれだけ仕掛けの意識も強くなってくるし、かといってマイルで平均まで上げていけるだけの基礎スピードは今の段階では見せられていないと思う。1800がベストだと思うので、こういう微妙なバランスの逃げ馬はここではちょっと狙いづらいかな。ここ2走は仕方ないんだけど、逆に言えば馬券を買う側もそこまで気にしないと思うからオッズに反映されにくくなると思う。ヴィクトリアマイルの内容が甘かったしマイルだと前半で苦労するかな。雨が降って少し時計がかかれば浮上させていいと思うが、良馬場で先週ぐらいの馬場だと微妙なライン。


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