ファンタジーステークス2018の予想

京都11R 芝外1400ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定

展開予想

馬場は標準で想定、恐らく1:22.0ぐらいが出ればいい方で、平均なら35.2-35.2ぐらい。なのである程度スピードタイプが殺さず入っていけば平均までは結構起こりえると思うし、意識的に引き上げればハイに持ち込むのも可能で、その辺がポイントかな。今回カギは厄介者田辺でベルスールがどこまで引き上げるか。新馬の内容だとある程度ペースを引き上げたいし、他にもハイペースで問題なく1400なら強気に来てものラブミーファインや、1200路線の快速ヴァニラアイスといったところもある程度。なのでハイペースまでは想定したほうがいいかなと思う。

予想

◎05ラブミーファイン
○04ダノンファンタジー
▲09レッドベレーザ
△03ジュランビル
×01ベルスール08エレネレジーナ
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎ラブミーファイン

正直札幌２歳Ｓでもかなり期待したんだけど、1800で48.2-49.7と馬場もかなり重い中でのハイペースも厳しかったかなと。ただ新馬戦のインパクトが強く、稍重の函館1800、ペースは52.1-48.2と超超スローとはいえ13.1-12.2-12.3-11.9-11.8と４Ｆで分散しながらもう一段の加速をＬ２－１の２Ｆで要求されたところで番手から勝ちに行ってねじ伏せている。この時の２着が札幌２歳Ｓの覇者ニシノデイジー、というだけでなく３着コントラチェックが未勝利圧勝、サフラン賞も強い内容での２着。４着馬まで勝ち上がっているし、２秒千切った５着馬でも未勝利で２着が連続するぐらいには超ハイレベルな一戦だった。函館２歳Ｓでは33.9-35.5とかなりのハイペースの流れで1200のパワー型基礎スピード戦に対応してきた。直近の追い切りがイマイチで、前走の反動がある可能性も当然高いと思うしそこは不安。ただし、２，３走前だけで測れば力の要る馬場での勝負なら普通に勝ち負けしていいだけのパフォーマンスをしている。高速京都なら微妙だが、今の京都の時計がかかる馬場が前提ならペースが上がっても1400なら良いと思うし、平均ペースからの後半勝負でも対応してきていいと思う。２，３走前を評価して大穴一発狙い。

○ダノンファンタジー

う～ん…まあ新馬戦だけやれればそりゃ１枚は抜けてる。ただ、新馬も前走もまずはかなり顕著に高速馬場でのものだった。そしてもう一つ気がかりなのが前走は少しパフォーマンス的に落としてはいると。もちろん劇的に馬体重が増えていておそらく太目残りでのもの。そこから絞って追い切りも良かったし、という点で重い印を打つことは決めたけど不安はなくはない。新馬戦はグランアレグリア相手に47.5-45.7とかなりのスローからの11.9-12.1-11.3-11.1-11.2と３Ｆ勝負、グランを目標に直線入りでよい反応もＬ２－１と徐々に離される感じで完敗。後半の総合力で少なくとも質・持続力で見劣った。ただ相手が世代トップクラスの牝馬は間違いないし朝日杯を目指すレベルの馬。未勝利は時計・ラップ的には新馬から一段落ちたがそれでも休み明け、太目。今回は追い切りも坂路でかなり動いた。これなら対抗は外せんか。突き詰めれば馬場とペースに多少不安はあるし流れたときにどうか？というのは課題だが克服してほしいね。

▲レッドベレーザ

逆にこちらは流れた中で長くポテンシャルを維持できたのは強み。特に今回と同じ京都で少し時計がかかる馬場という条件をクリアできた。ペースは35.7-35.1とややスローだが平均には流れているし新馬としては速めのバランス。そこから11.9-11.8-11.7-11.8-11.6と後半は終始11秒代後半というラップを大外ぶん回して押し上げながらラストまでしぶとかったし底を見せず。少し二の足が遅かったので外枠で勢いをつけながら入れるのは良いと思うし、少し力の要る馬場で長く脚を使ってきたのは今の京都では良い材料。ある程度流れてもやれるし、これなら面白いかな。

△ジュランビル

ききょうＳが結構面白い。阪神1400で稍重、そこそこ時計も掛かっていたが、35.4-35.3と平均からの12.0-11.5-11.2-11.7-12.4とＬ３最速で４角地点が速い中で外からじりじりとという感じ。ロスも多い中で結構頑張ったなと。基礎スピード面もある程度持っていると思うし、前目で力の要る馬場で我慢する競馬なら。

×ベルスール

新潟の新馬戦は34.8-35.4とややハイで進めてそこからの 11.4-12.0-12.1-11.5-11.8とＬ２で再加速、しっかりと動けているし脚を使えた。そこまで速いラップを踏んでいないし馬場が超高速なので時計はまずまずだけど混戦とはいえ重賞でいきなり？というところまでは。押さえ。

×エレナレジーナ

前走の新馬戦は悪くない内容で、レーヴドカナロアとの比較でこっちを狙ってみた。ペースは遅かったがゲートはちゃんと出ていたしそこから下げる選択。12.8-12.5-12.2-11.7-11.6とＬ１最速ラップでしっかりと外から抜け出した。ちょっと反応が鈍かったがＬ１で１馬身差近くの差をしっかりと捕えたし、底は見せなかったのを評価。レッドベレーザの動きに合わせての差し込み警戒。

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