2019/02/02
第18回 JBCスプリント(JpnI)出走予定馬展望
日程:2018年11月4日(日)
コース:京都ダ1200m
予想用・出走予定馬一覧
ネロ(戸崎騎手想定)
芝でもダートでも第一線で活躍、前哨戦の東京盃で2着のネロがJBCスプリントに出走予定だ。今年はダート路線をメインに使ってきた感はあるが、クラスターカップでも2着しているようにダートスプリント路線で十分通用している。京都は京阪杯2勝と芝では相性のいい舞台、ダートの1200で頂点に立てるか。
個人的にはやっぱり少し外目の枠から二の足で取り切ってほしいかな。ゲートはそこまで速くない印象で、内枠で包まれてしまうと厄介。ただしっかりと前を向いては入れれば前走の東京盃でもしぶとく粘っているので逃げにはこだわらない。時計的にも速い時計に対応できるので結構面白いかな。
東京盃(JpnII)2着
大井ダ1200m良 15頭3枠5番
1:12.1(+0.0) 34.4-37.7 H^4
12.2-10.7-11.5-12.3-12.1-13.3
前走の東京盃では3.3と超超ハイの流れに番手で乗っていってしぶとく踏ん張っての2着と結果を残した。ラップ推移的には一応L3-2で再加速だが、4角地点のL3でかなり減速しているし大井らしく急コーナーでなかなかスピードを維持しにくかったかなと。その中でも踏ん張れたのは評価。
7番枠から五分のスタート、押して押して先行策、ハナは取り切れないが番手を確保する。道中もマテラスカイを目標にしながら番手のまま3角。3~4角で番手外から促しながら追走だが少し離されて1馬身差で直線。序盤での反応はジリジリだが1馬身の差のまま踏ん張る。L1でマテラスカイが下がったところでしぶとく抜け出したが、内からキタサンミカヅキに交わされての僅差の2着惜敗。
内容としては超々ハイペースの流れになったわけだが、そこで基礎スピード面で前目をとってレースの流れに乗って結果としてマテラスカイを最後は捕えているからね。超超ハイの基礎スピード戦で力を見せたのは良い材料だし、芝でももともと力の要る馬場で良さが出た馬。ダートでもというのは当然ある。
オーバルスプリント(JpnIII)5着
浦和ダ1400m稍 12頭7枠9番
1:26.5(+0.4) 35.2-38.6 H^4
11.9-11.5-11.8-12.3-11.8-12.6-14.2
2走前のオーバルスプリントでは同じ超超ハイではあったが1周コースの1400mという舞台ではあった。L3最速でL1は14.2と大きく減速するタイトな競馬になったといえる。
9番枠からまずまずのスタート、外から主張するがノブワイルドも手ごわく番手外で進めていく。番手で追走しながら激流に乗って3角。3~4角でも番手外で進めていたが4角で徐々に後退、鞭も入るが大きく離される。序盤で甘くなって3番手に下がる。L1でも思ったよりは踏ん張るがそれでも5着完敗だった。
シンプルに1400は長かったかなという感じ。特にワンターンではなく1周コース。その流れに乗って途中までは良かったけど3~4角の辺りで少し離されてしまった。最後まで大きくばてなかったけど、1400はちょっと長いなという感じ。
クラスターC(JpnIII)2着
盛岡ダ1200m良 14頭6枠9番
1:09.1(+0.0) 34.3-34.8 M
クラスターCは超高速ダートで時計が出やすい盛岡だが、3着以下は0.9以上とかなり千切っての2着。ペースは平均ペースで収めている。
9番枠からまずまずのスタート、押して押してハナを主張するが、オウケンビリーヴが速い、それでもそれを競り落としてハナを取り切る。道中も平均ペースでスピードを活かして進めて3角。3~4角でもハナをキープするも外からオウケンに絡まれて2頭のマッチレースで直線。序盤で先にオウケンに並ばれて苦しいが、そこから抵抗して想像以上に踏ん張るも最後は交わされた。
3着以下はちぎったように軽い馬場で基礎スピードの質を活かしてハナを取り切り、そのまま後半も落とさずに34.8でまとめている。ラストは目標にされて差されたし、3~4角でオウケンが勝ちに来たのもあるので僅差といえども内容的にも負けは負け。それでも3着以下がラブバレットやディオスコリダーと軽いダート適性の高い馬だし、これらをちぎったのは素直に評価したい。
JBCスプリント2018への展望
高速ダートでの時計勝負は歓迎できる口で、ゲートはそこまで速くないが二の足でしっかりとスピードに乗せられれば主導権は取りやすいだろう。特に前走の東京盃では超超ハイの流れでも番手で逃げたマテラスカイをねじ伏せての2着なので、積極的にレースを作っていきやすいというのは強み。軽いダートでの時計勝負は相性がいい。
相手関係を見ても東京盃では前目で苦しい競馬を誘導しながらしぶとく踏ん張れたし、軽いダートなら終いもう少し上げてくる馬。クラスターCの内容からもハナを取り切れればしぶとく、ラブバレットを盛岡で突き放したのは個人的にはかなり意外だった。京都1200も比較的時計が出やすいし、ダートスタートである程度外枠なら主導権を取りやすいだろう。グレイスフルリープやマテラスカイは前哨戦で撃破していて条件も引き続き良い。今回はチャンスがあるんじゃないかなと思っている。内枠過ぎるとスタートはそこまでよくないので微妙だが、中目の枠で逃げるマテラスカイを目標に入っていけそうな状況ならチャンス。また軽いダートでの時計勝負も歓迎で雨が降ってもいいし、今回は積極的に狙いたい馬。
重賞予想解説者:北条直人
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単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 3連複:54.2% 3連単54.2%
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単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 3連複:41.7% 3連単41.7%
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 3連複:25.0% 3連単25.0%
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平均の約3~4倍、、
さらに、的中を重視したいときには「的中率90%の反則技指数」、高配当を狙っていきたいときは「魅せる穴馬HitMake」と使い分けることができる。このあたりは、その時々のお財布事情次第で使い分けるとよいとは思います。