桂川ステークス(16下)予想

京都10R 芝内1200ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定

展開予想

武豊のエリシェヴァがハナを主張してある程度スピード勝負に持ち込む。それを追いかけるメイショウカズヒメ、ゲンキチハヤブサといったところで内の先行勢が主体。アドマイヤナイト辺りはそれを行かせて２列目を狙ってくるかな。内のブラッククローバーは前半少し控える可能性が高いコメント。全体のペースは上がってくると思うが、馬場も重いし前半は入っても33秒代後半ぐらいとみておく。一応イメージ的には33.8-35.0ぐらいで８秒台後半ぐらい出ればという感じ。

予想

◎08エスティタート
○03メイショウカズヒメ
▲05パラダイスガーデン
△02ブラッククローバー
△07アドマイヤナイト
×01エリシェヴァ13ワンアフター
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎エスティタート

この馬を狙ってみた。５走前の京都牝馬Ｓでも1400で12.3-12.2-11.8-11.3-11.6とＬ２最速戦という中で反応鋭く、Ｌ１はちょっと甘くという感じでの３着。結構反応が良かったなというのはあるし、これまでを見ても1400ｍ戦では基礎スピード面で十分問題ない馬。1200は実績がほとんどないので何ともだが、1200なら力の要る馬場の方がいいというのはあるかな。流れた中で鋭さを発揮するタイプだと思うので1200への短縮がプラスになるとみたのと、前走は完全に詰まったのもある。まあ1200への短縮で面白そうなのが一番かな。

○メイショウカズヒメ

もちろん未知数な面も強いけど展開的に面白い。逃げるのはまずエリシェヴァ、そしてブラッククローバーが無理せず控えるコメントで示唆しているので番手から内ポケットを狙えるチャンスが非常に大きいと思う。前走は重馬場の中で34.9-34.9と平均から12.5-11.0-11.4-11.4-11.5-12.0とよどみない流れの中で大外枠からじわっと番手をとってしぶとく抜け出し完勝。ただ上手く流れに乗れたがそんなにスタートが上手かったわけでもないのでこの枠の並びは良い。一応小倉1200で基礎スピードで押し切っているし、力の要る馬場でやれている。前走もこのクラスではちょっと足りない善戦マンのシンボリバーグ辺りと比較すると強い競馬だったと思う。坂路の追い切りも軽い状態だったとはいえかなり上げてきているし、これなら積極的に。

▲パラダイスガーデン

本音を言えばこれを本命にしたいけど、１年ぶりになるし追い切りが良くなさそうなのとやはり前走の除外明けが引っかかる。ただ条件はドはまりしそうで、時計がかかるコーナーが緩い札幌でスピードに乗せやすい状況で最後まで脚を使ってくるパターン。前走のWASJ勝ちでも35.1-35.3から12.3-11.0-11.8-11.9-11.5-11.9とＬ３－２で再加速、コーナーで緩かったのでそこで内で包まれて我慢せざるを得ない展開も４角出口で外に誘導して捌いてくると直線ラストまで伸びてきての印象が良かった。なんせこれだけの休み明けなので何とも言えないけど、３走前でも道新スポーツ杯の相手はサングレーザーだし、エンジンがかかってくれば質的にも高いレベルのものを持っている馬。京都1200で全体で流れて勢いに乗せやすい状況になったら結構怖いんじゃないかなと。まあ遊びではあるけど、適性・能力を考えると状態面さえまともなら面白い。

△ブラッククローバー

個人的には前に行くと微妙かなという条件だったけど、この力の要る馬場で無理せず中団内で入っていければ怖いなというところにコメントがそんな感じ。以前は高速馬場でよさが出ていた時もあったけど、直近でみるとやはり少し時計がかかる競馬が合っているし、３走前の佐世保Ｓもまずまず。ただレベル的には疑問があるし、内枠と流れの中で無理せず脚を残しての展開利を狙う。

△アドマイヤナイト

前走のセプテンバーＳの２着は正直言ってモズスーパーフレアがぶち抜いたので何ともだが、この馬はアドマイヤムーン産駒でも比較的力の要る馬場の消耗戦のほうが合っているイメージ。強かったのが７走前のアレスバローズの３着南総Ｓで、33.0-35.4と超ハイ、11.7-10.2-11.1-11.6-11.4-12.4のラップ推移でＬ３－２で再加速とはなっているけど、外枠から番手を楽に撮って厳しい流れの中でしぶとく粘って２着争いでは結構際どかった。この時は個人的にはバランスとしてかなり前に行ってしまったなというイメージで、本質的には前半あまり無理をしたくないタイプなのに頑張ったなと。タマモブリリアン相手に２着の時も中山1200で渋ってそこまで時計が出ない状況。今の京都1200は合っていると思うし、前が飛ばす中で２列目…できれば好位中目ぐらいで我慢して直線外に出してくれればかな。

×エリシェヴァ

あんまり京都1200向きの逃げ馬ではないような感じはするのでこの評価。前走にしても３走前の吾妻小藤賞でもかなり厳しい流れの中で結果を残してきた。前走なんかは32.4-34.7なので超ハイになるし、その中で基礎スピードを活かしてきたと。ただ、京都の1200はどうしても３角の下りの前に上り坂があるので逃げ馬としてはそこまでにペースを引き上げると簡単ではないというのはある。いくらかコントロールしないといけないし、今の京都の馬場で1200でマークされると簡単ではないかな。×での押さえまで。

×ワンアフター

４走前のアクアマリンＳが結構悪くない。33.2-35.1とかなりのハイから12.0-10.3-10.9-11.7-11.5-11.9というラップ推移で好位の外目から積極的な競馬でしぶとく。通常の開催前半京都1200だと外枠から３～４角で外だと難しいけど、今の馬場ならもうちょっとやれても良い。前走は完全に詰まったのが影響した、２走前は出負け。時計がある程度かかる状況ではあるし、うまくなだれ込めれば。

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