北野特別（10下）予想

京都９Ｒ 芝内2000ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定

展開予想

行くのはキボウノダイチ、外から競っていくのが恐らくバイオレントブローで、アシュリンやリュヌルージュはこの２頭を見ながらある程度ついていく。ある程度厳しい流れになるとは思うが時計がかかるので戸崎としても少しコントロールする意識は働くかな。それでも60.5-59.5ぐらいのイメージで。

予想

◎07バイオレントブロー
○08アシュリン
△02キボウノダイチ
△04グラットシエル
△09リュヌルージュ
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎バイオレントブロー

ここは面白い。結果を出してきた過程がペースを引き上げて踏ん張る形。甘くなった３走前のキボウノダイチ戦では61.5-59.0とかなり緩い流れからの12.6-12.0-11.5-11.2-11.7と３Ｆ戦で３列目から加速で置かれてＬ１ジリジリ。そんなに切れる脚を使えるタイプではなかったので、前走の知床特別のようにタフな馬場で62.0-61.1とややスローから12.3-11.8-11.8-11.8-12.2-13.5と後半早目の仕掛けて５Ｆのロンスパで粘り切ってきた。着差はクビ差だが３着以下は1.2と７馬身もちぎっているし、その３着がチャロネグロで500万下を勝ち上がっているからね。タイトな競馬に持ち込んだ藤岡佑介とのコンビなら怖い。

○アシュリン

相手はどんな展開でも強い競馬を見せてきているアシュリンを。ここ３走がおもしろく、前走はスローからの12.6-12.1-11.0-11.1-11.8とＴＳ持続戦で２列目の内内からロスがなかったとはいえ直線でＬ２の段階から楽に抜け出し完勝。２走前の茶臼山高原特別は重馬場で61.9-59.8から12.0-12.1-12.1-11.7-11.7-12.2とスローロンスパで２列目から直線入りでの反応は地味もジリジリ。Ｌ１でメルヴィンカズマには差されたが食らいついての２着。３走前の阪神1800ｍ戦では単調な時計勝負で先行して基礎スピード面でもいいものを見せた。どれがベストなのかは読めないが、これなら。

△キボウノダイチ

ラジオNIKKEI賞が強かったが、あれが46.3-47.4とハイペースから息を入れつつ一足を使って粘っての３着。多分基礎スピード面で良さが出た印象で、前走の清滝特別は一瞬しか使えない脚をスローで12.2-11.5-11.3-11.9と使う羽目になってＬ２までは踏ん張っていたけどアグネスフォルテみたいにスローで切れる脚を使える馬には質的に優位性を作れなかった感じ。流れたほうがいいタイプだと思うが、追い切りがイマイチなのが引っかかるかな。

△グラットシエル

降級２戦があまりよくないのでそこが気がかり。ただ野分特別２着時は阪神1800で高速とはいえ47.1-46.4とある程度の流れで少し離れた好位から脚を使って２着だし、名古屋日刊スポーツ賞勝ちが中京2000でスローからの12.7-11.9-11.7-11.6-11.3-12.0と２段階加速で内を立ち回りながらも直線加速で少し置かれつつＬ１で内から捌ききったからね。結構長く脚を使えるし、ペースが上がっても対応してきそう。もう一戦様子を見ての連下。

△リュヌルージュ

結果的に忘れな草賞組が微妙といえば微妙だが、それでも消耗戦の中で好位からしぶとく粘っての２着でオールフォーラヴは退けたし内容は悪くない。前半からタイトな競馬なら常に安定しているのでここも圏内は狙えそう。