2019/02/02
菊花賞の過去10年予想用ラップデータ
菊花賞の過去10年ラップデータから予想、分析していく。
ペース傾向
まずはペース傾向からだが、過去10年でみても前後半でみればそこまで極端にはなりにくい。大体前半も60秒では入っていくの3000としてはそれなりに流れるし、後半もそこまで速くならないので大体平均前後で収まることが多い印象ではある。
ただし、菊花賞の場合は中盤の1000m区間も考えると、中だるみをするケース、しないケースもある。過去10年でみると顕著な中弛み(前中盤の差が4秒以上とする)は過去10年で4度。特にここ3年は続けて中弛みが顕著に起こっているので注意は必要かも。
仕掛け傾向
これは結構面白い傾向が出ている。まず全体でみると過去10年でL2,L3最速がともに5度ずつで真っ二つとなる。ただし、前後半5年ずつで分けると、昔はL3最速率が高く(L3最速4/5)、直近5年はL2最速率が高い(L2最速4/5)。近年は仕掛けの意識が少し弱くなっている?という傾向が出てはいる。ただし、3角の下りから分散しながらとなるのは変わらないし、最速ラップも過去10年で11.4が最速となる。全体である程度流れるし基本的に鋭さを要求されにくい。今年は良馬場でも時計が掛かっているのでポテンシャル面が問われる一戦とみていいだろう。
脚質別傾向
全体でみればほとんどイーブンかな。差し・追い込みが届かないというほどでもない。特に2着には差し・追い込みが食い込むケースが目立ち、逆に3着馬は前目でというケースが多い。近年は逃げ馬苦戦となっているし、追い込み馬もゴールドシップとか去年のド不良だったキセキぐらいだし、基本的には極端な脚質は嫌ったほうがいいと思う。また追い込むにしても3角までにある程度の位置にいないと難しい。3~4角で外々を回して押し上げるというのは京都の外回りでは基本的に難しいので、そこまでのポジションは意識しないとだし、できる騎手でないとというところ。
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