スプリンターズステークス(GI)予想

中山11R 芝外1200ｍ
馬場想定：重～不、かなりタフな馬場想定

スプリンターズステークスの展開予想

展開予想にはyoutubeにアップロードしましたのでよろしくお願いします。

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阪神が日曜の開催中止となったけど、中山も土曜を見る限り台風が近づくならある程度の雨は覚悟したほうがいいかな。展開に関しては直前でやったので大体展開予想動画の通りなんだけど、ワンスインナムーンが逃げて番手にナックビーナスの可能性が一番高いかなと。ペースのイメージとしては一応大体で33.7-35.5ぐらいのイメージ、1:09.2ぐらいの感覚かな。単調な流れになる可能性が高いと思う。

スプリンターズステークスの予想

◎12ナックビーナス
○08ファインニードル
▲02ヒルノデイバロー
△10レッツゴードンキ
△14ラッキーバブルズ
×07キャンベルジュニア11セイウンコウセイ
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎ナックビーナス

ナックビーナスの本命は雨で悪化した段階である程度決めていた所はあるかな。宮記念の競馬でもちょっと後ろ過ぎた感じはする。良馬場で33.3-35.2、ある程度力の要る馬場だがそれでもややタフなぐらい。そこで12.0 – 10.3 – 11.0 – 11.4 – 11.5 – 12.3と淀みない流れで好位の中目で進めて直線なんだがコーナーワークでドンキに先に前に出られてしまったし、出口でファインニードルとのたたき合いになっちゃったからね。前半そこそこ速かったけど、結果的にもうちょっと前半主張してポジション取っていけたら面白かったかも。前走のキーンランドＣが稍重でも開催終盤の洋芝札幌とかなり時計がかかった中で33.7-35.7と超ハイに肉薄するバランスで進めて12.1 – 10.7 – 10.9 – 12.0 – 11.6 – 12.1とＬ３－２でしっかりと加速して出し抜きの逃げ切り。後続をちぎったし、ドンキは物足りなかったにせよこの馬がかなり強かったのも確か。力の要る馬場で全体のペースを引き上げて良さが出た印象だし、1200でも軽い馬場で時計勝負、また後半の末脚を削げない舞台より力の要る馬場のほうが合っていると思う。土曜の馬場の傾向からも雨がまともに降れば９秒台の決着なると思うので消耗しながらも加速する脚を引き出せるこの馬が一番信頼しやすいかな。

○ファインニードル

ファインニードルも普通に信頼していいタイプの馬だとは思っている。今はどういう競馬でもできるようになったし昨年のスプリンターズＳみたいに高速馬場で外枠、33.9-33.7でスローで折り合いに苦労しつつ11.9 – 10.8 – 11.2 – 10.9 – 11.1 – 11.7とＬ３最速で外からとなって脚を使って甘くなってしまった。トップスピード戦でも強いけど昨年セントウルＳ勝ちもそうだが内内でうまく立ち回っての一足。ところが前走の今年のセントウルＳなんかでも重馬場で33.3-35.5と超ハイの消耗戦でも好位の外からねじ伏せているように、力の要る馬場での基礎スピード戦は適性が高い。今年の宮記念も良馬場だが力の要る状態で33.3-35.2とかなりのハイ、12.0 – 10.3 – 11.0 – 11.4 – 11.5 – 12.3と消耗戦の中で好位の外から普通に力でねじ伏せてきた。ナックビーナスとの比較でナックが飛ばしてリードを保ち３～４角でのロスの差が出たときの逆転はある範囲だと思うけど、タフな馬場なら高いレベルで基礎スピードを持っているし内からでも捌ける馬、外からでも強い競馬ができている、状態面も良いと思うし嫌う材料がほとんどないかな。

▲ヒルノデイバロー

この馬はよくわからんけど単穴でねらいたい。力的に足りているのは間違いないはずで、函館スプリントＳでは33.1-34.5とかなりのハイペースの流れを押して追走、11.8 – 10.4 – 10.9 – 11.3 – 11.3 – 11.9と淀みない中で好位外からＬ１までしぶとく伸びて結構決定的だった。ナックビーナスを撃破しているわけで、これは侮れないはず。前走のキーンランドＣが負けすぎで、33.7-35.7とかなりのハイで淀みも少しあったのに伸びる気配がなく大敗。崩れることもしばしばあるから気にしすぎないほうがいいのかもしれないし、スワンＳでは重馬場でも34.9-35.8とややハイで11.7 – 11.7 – 11.7 – 11.9 – 12.2淀みなくという中で好位の内から上手く押し上げて直線で抜け出す脚を使えているように、道悪馬場適性も本来高いはず。無理せず中団ぐらいで進めてコーナーでロスなく立ち回ってくれれば末脚を発揮できるんじゃないかなと。一発狙いならこの馬かな。

△レッツゴードンキ

ちょっと悩んだんだけどね。この馬も前走のキーンランドＣが物足りない（ヒルノよりははるかにマシな内容だけど）。33.7-35.7、力の要る札幌の洋芝稍重で 12.1 – 10.7 – 10.9 – 12.0 – 11.6 – 12.1とＬ３－２と再加速の流れ、コーナーで緩んだところで外から取りついて直線で、という形だが伸びきれず。勝ったのがナックビーナスなわけでそこからかなり離されたのは事実。ただ叩き台は間違いないし、宮記念でも良馬場だが力の要る馬場で33.3-35.2とかなりのハイからの消耗戦で内から上手く押し上げてしぶとく伸びてきた。もちろん基本は内でロスなく立ち回って好走パターンなのでこの枠は良くないというのはあるが、馬場や想定されるペースそのものは良いと思う。追い切りは及第点ぐらいだと思うが押さえは必要か。

△ラッキーバブルズ

ちょっと悩んだけど連下で。一つは重馬場でのヘイロー系の怖さってのは個人的にはあるのと、内容を見ても基本的にエンジンのかかりがいいタイプではない、というところもあって単調な消耗戦の方が適性は高い可能性もあると。一応過去でみるとチェアマンズＳＰでミスタースタニングを破ったのがベストバウトで、35.06-33.90で23.88-22.36-22.72というラップ推移。日本式だと前後半はほぼフラットという流れで２列目ポケットからうまく立ち回ってミスタースタニングを撃破している。このころの出来なら力は足りるはずで、昨年香港スプリントでも稍ワンパンチ足りなかったものの日本馬２頭には先着できている。前走でも1400ぐらいで二の足に余裕が出てきているし、力の要る馬場で質的に要求されないほうが？というのもあるかな。押さえておいても良いオッズ。

×キャンベルジュニア

力の要る馬場適性が微妙かなと思って悩んだけど、前走のキーンランドＣは悪くなかった。33.7-35.7とかなりのハイで12.1 – 10.7 – 10.9 – 12.0 – 11.6 – 12.1と再加速の流れ。前半思った以上についていけたし中弛みからの再加速でそれなりには伸びて２着争いという点ではそんなに悪くなかった。1200への適性もある程度見せたと思うし、内での立ち回りはダービー卿でも見せているのでこの枠で上手く立ち回ってくれば。

×セイウンコウセイ

追い切りは直前で激変してきた感じだし、力の要る馬場での基礎スピード戦は結構強い。ただしそれでも宮記念では33.3-35.2とかなりのハイを誘導して５着と踏ん張ったが上位には完敗。ナックビーナス比較でも函館スプリントＳでは軽い馬場で質的に優位に立てたけど、力の要る馬場では直近の宮記念では負けているからねナックが厳しい流れ、こちらが少し離れた２列目というバランスで粘り込み警戒もファインニードルもいるとなると追い切りを評価してもここまでかな。