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菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

スプリンターズステークス 2018 出走予定馬:ワンスインナムーン&石橋脩騎手確定

time 2018/09/27

スプリンターズステークス 2018 出走予定馬:ワンスインナムーン&石橋脩騎手確定

第52回 スプリンターズステークス(GI)出走予定馬展望

日程:2018年9月30日()
コース:中山芝外1200m

予想用・出走予定馬一覧

ワンスインナムーン(石橋脩)

昨年のスプリンターズステークス3着の実力馬ワンスインナムーンが今年もスプリンターズステークスに出走予定だ。前走の朱鷺ステークスでは1400mではあったが逃げて完勝。ここも昨年同様の逃げを打ってあっと驚く粘り込みを見せるか?

基本的には前走の朱鷺Sみたいに1400でこそ基礎スピードが活きてくるタイプだと思う。1200だと昨年のスプリンターズステークスみたいにペースをコントロールできるかどうかがカギかな。

朱鷺ステークス(OP)1着

新潟芝内1400m稍 15頭8枠14番
1:19.7 33.5-34.8 H^2
12.2-10.4-10.9-11.4-11.6-11.1-12.1

前走の朱鷺Sから振り返る。新潟の1400m戦、稍重で開催後半、内の馬場も結構しんどかったと思うが強かった。ペースは1.3でかなりのハイ、そこからコーナーで息を入れて直線で再加速する形となった。

14番枠から好発を切って余裕をもって外から内に切り込んで主導権を取り切る。ただ単騎逃げ状態でもペースを落とさず淡々と進めて3角へ。3~4角でもかなり楽に進めて後続を離した状態で直線。序盤でスッと出し抜いて勝負を決める2馬身差。L1で食い下がるショウナンライズをしっかりと退けた。

1400だとかなり楽に基礎スピードで主導権を取れちゃうし、そこからコントロールしてしっかりと一足を使ってくる。この馬は結構後半のTS持続は高い方で、前受けする馬としては仕掛けてから減速地点でも大きく落とさず踏ん張る能力は高い。1400だと前半でこのペースならリードをとって後続が取り付くまでに仕掛けを待てるし多分ベストの距離はこの辺になると思う。

スプリンターズステークス(GI)3着

中山芝外1200m良 16頭3枠6番
1:07.7(+0.1) 33.9-33.7 M
11.9-10.8-11.2-10.9-11.1-11.7

昨年のスプリンターズSでは逃げ粘っての3着となった。特徴的なのは高速馬場の1200GIとしては33.9と前半3Fが非常に遅く、これを楽に作れたことが大きい。仕掛けどころは早くL3最速だが、この馬の良さである前目からそこそこのTS持続をうまく引き出せた一戦だったと思う。

6番枠からまずまずのスタート、外のダイアナヘイローが無理をしなかったので思い切ってハナを切る。そのままペースをうまくコントロールして3角。4角辺りで引き上げながら1馬身半ほどのリードで直線。序盤で1馬身半差をキープ、踏ん張りつつもL1では甘くなって内からドンキ、外からレッドファルクスに差されて3着。

1200でも緩い流れになったしそこでポンとハナを切って番手のダイアナが突いてこなかった。前半部分でかなり恵まれたのは間違いないと思う。そこからコーナーで引き上げて粘り込み、後続に脚を使わせつつ最後までしぶとく粘ったTS持続はまずまず。とはいえ、ドンキやレッドファルクスには差し込まれたように、このペースだと鋭く長くトップスピードを引き出してくるタイプ相手では押さえきれなかったのも確か。

函館スプリントS(GIII)8着

函館芝1200m良 16頭4枠8番
1:08.0(+0.4) 33.1-34.5 H^2
11.8-10.4-10.9-11.3-11.3-11.9

ただし、3走前の函館スプリントSでは完敗。ペースも1.4とバランス的に速く1200らしい競馬になった。基礎スピード面を高いレベルで問われた中で良さが出なかったかな。

8番枠からまずまずのスタート、押して先行策を狙うが内のセイウンコウセイが競ってきて番手で無理をしない。それでもセイウンコウセイがペースを作る中で番手で流れに乗って3~4角でも食らいつくが直線序盤で2列目に下がり、最後は失速した。

ここからもそうだが基本的に1200であまり前半からペースが上がると高いレベルでは難しいのかなと思う。条件戦ではハイペースでも粘り切っていたけど、ハイペース適性の高い馬が今のスプリント路線では結構多いからね。この函館スプリントSだけでなくCBC賞でも崩れているので、やはり同型の出方はカギになってくると思う。

スプリンターズステークス2018への展望

枠順はまだなので何ともだが、厄介なのはセイウンコウセイ、ナックビーナス、ラブカンプーとハイペース上等タイプの逃げ馬が多いという点。特にセイウンコウセイは函館スプリントSで主導権を取られてペースを引き上げられての完敗だし、同じような競馬を今回もしてくるだろう。すっと前に入ってペースコントロールできればいいが、無理したくなかったダイアナが番手につけてくれた昨年のように楽なペースというのは考えにくいかなと思う。基本的には1200はちょっと短くて、厳しい流れの中ではハイレベル戦で対応できていないのも事実。1400で息が入れば前走みたいにハイペースでも強いが、中山1200でそういうケースというのは基本的にはレアケース。昨年がほぼ噛み合っての3着なのでそれ以上を望むのは基本的には難しいんじゃないかなと。今年は狙わない予定。

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何悪。分析note2023



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