夕月特別(10下)予想

阪神10R 芝外1800ｍ
馬場想定：重～不、標準馬場想定

展開予想

金曜正午で重、そこからもぱらついていたと思うのでおそらく不良までいくかな。先週の段階でもまだまだ余裕で高速状態だったが、流石にある程度影響が出てくるかなとみて一応は標準馬場としておきたい。

展開予想だが、内枠のカイザーバルがとりあえず先行策をとっていくという形。その外からサヤカチャンが活き切るんじゃないかなと想定。外のテイケイレーヴも主張するが番手外ぐらい。モーヴサファイアも番手を狙いつつこの２頭が外からで、カイザーバルは２列目の内ポケットかな。馬場が読みづらいので何ともだがさすがに重～不良まで行くとハロン12より速くというのは意識的にリスクが大きくなると思うし、恐らくコントロールしながら。48～49で入って後半は47秒台。46秒までは入らないかなとみている。仕掛けの意識も少し遅れるかな。

予想

◎01カイザーバル
○08メサルティム
▲11テイケイレーヴ
△06モーヴサファイア
△13リュヌルージュ
×03ペイドメルヴェイユ07サヤカチャン
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎カイザーバル

本命はこれにした。まず基本的なイメージとしてはローズＳ３着時の内容。あの時も雨の影響があってそこまで悪化しきってなかったが強かった。相手が結果的にシンハライトとクロコスミアで、47.4-46.8と平均からの12.5-12.2-11.7-10.9-12.0とＬ２最速戦で２列目ポケットから外に持ち出してしぶとく伸び始めて２番手、Ｌ１でクロコスミアにはじわっと差を詰めての３着だった。基本的に力の要る馬場で前半ある程度各馬の脚が削がれたほうがいいと思うし、この馬は明確にパワー型だと思っているので決め手勝負に特化しすぎないほうがいい。マイルだと微妙に基礎スピード的に苦しいので力の要る馬場の1800でかみ合うのを狙う。極端に悪化すれば微妙だけど、そこまでタフにはならないと思うしある程度速いラップを要求される形で２列目ポケットから抜け出す感じならこの馬かな。

○メサルティム

相手はこの馬を。まず結果的にだけどフラワーＣのレベルは高かったとみていいと思う。中山1800で49.2-47.7とスローからの12.1-12.2-11.8-11.5-12.2とＬ２最速戦で２列目外から一瞬は脚を使っていたけどＬ１で前を捕えられず後ろには差されるというような感じで下がっての６着。ノームコア辺りとの比較ならそこまで悪くない。それと未勝利がアドマイヤアルバ相手にスローのトップスピード戦という形で良さ。ただこれが重馬場でのもので、12.4-12.2-11.2-11.0とＬ１最速でアルバを寄せ付けず、３着がカフジバンガードでこれはかなり離しているからね。紫苑Ｓでは後ろからになったのも響いたし、力の要る馬場で前目で受けられれば結構怖いかな。

▲テイケイレーヴ

ここは大穴で攻めたい。ここ数走が内容的にいいのとワークフォースというかエイシンフラッシュというかキングズベスト系のイメージ通りではある。本当に良い脚は一瞬だけど馬場やペースがきつくなっても結構引き出せる。２走前の三条特別では新潟1600でドスローからの12.4-11.3-10.5-11.8とＬ２最速戦でしぶとく粘ったが直線入りの段階でほぼ先頭に立っていたし、そこから粘りとおした形。ポジション差を行かせたのもあるし、前走の御室特別では京都2000で12.1-11.5-11.4-11.9-12.4とＬ３最速の流れを逃げて進めて４角で仕掛けて直線前半で１馬身差まで広げかけていた。Ｌ１はちょっと甘くなったがそれでも最後まで踏ん張っての２着。３走前はタフな馬場での消耗戦で動いて２着。甘くはなるけど要所での動きが良かったし、力の要る馬場でもおそらく良い脚を一瞬使ってくるタイプだと思う。今回は逃げ馬が読みにくいけど恐らく仕掛けどころもそこまで早くならないと思うので前目からの粘り込みで警戒。13番人気なら思い切って狙いたいかな。

△モーヴサファイア

前走の出石特別や稍重の中で番手からしぶとく粘っての勝利。48.0-47.7と平均からの12.3-12.1-11.2-11.5-12.9とＬ３最速戦で消耗しつつも粘りとおしたし、ペースが上がったとしても大丈夫。また２走前のサイモンラムセス戦でもスローからの11.9-10.9-11.1-11.4-12.4とＬ４最速ＴＳ持続特化の中で上手く立ち回ったとは言え２着でスローバランスでも問題ない。押さえておきたい。

△リュヌルージュ

力の要る馬場になった時に良いのはここ２走で良いとして、３走前の矢車賞もなかなか。京都2200でドスローからの12.5-11.9-11.6-11.4-11.4とＬ１で落とさないラップの中で中団内目で窮屈になりつつも捌いてからＬ１までジリジリと伸び続けていた。エンジンのかかりがあまりいいタイプではなさそうなので外枠がいいのと、割と後半型で速いラップを要求されたとしてもある程度対応できそうという点で。

×ペイドメルヴェイユ

前走の三面川特別は新潟1800でも超高速馬場で47.2-45.8とややスローからの12.1-11.8-11.3-10.8-11.9とＬ２最速戦で２列目からしぶとく粘っての３着。カイザーバルに先着できているけど、流石に今回は馬場も重くなってペースももっと落ち着いてくると思う。個人的には４走前の内容からもある程度流れた中で良さが出ている印象なので内枠で窮屈になりながら要所で加速、となった時に動けるかどうかという感じはあるかな。押さえまでにしておきたい。

×サヤカチャン

条件自体は怖い。かなり遡るがアルテミスＳ２着時がレース前にかなり雨が降った中で47.5-47.4と平均からの12.1-12.3-11.4-11.5-12.2とＬ３最速で結構しぶとく粘ってラッキーライラックの２着。リーチザクラウンの仔はキョウヘイもそうだが道悪で良さが出る馬が多いイメージでもあるのでこの辺で警戒しておきたい。前走は2000も長いしペースも速かった。

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