紫苑ステークス 2018 予想：本命14ノームコア

time 2018/09/07

folder 2018重賞予想予想紫苑ステークス2018

紫苑ステークス(GIII)

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、かなりの高速馬場想定

展開予想

中山は雨の影響がほとんどない、金曜正午の段階でも良馬場。含水率は10%超えでやや高めかな？とは思うが明日は晴れそうだしおそらくかなり軽い馬場だろうと想定しておく。

展開予想だが、前に行きたい馬は多いけど引っ張ってペースを上げたい、という馬は意外と少ない。このメンバーだとホクセンジョウオー辺りがいけるかは微妙で、多分カレンシリエージョやランドネ辺りがとりあえず出していって先行策、外のホクセンがどうしても主張するなら行かせるだろうし、ノームコアのルメールもそれを意識しながらホクセンを突きつつ番手を狙う。ルメールももしかしたら逃げる可能性はあるし、カレンシリエージョもハナを狙ってくるかも、というところでちょっと展開が読みにくいところはあるかな。ただ馬場的に今回のメンバー構成なら多分まともに流れれば59秒半ばの走破時計にはなると思う。ベースとして59.5ぐらいでも平均、それより流れるかどうか？といわれるとそこまでは上がってこないかも？というのはある。多分だが60秒前後のペースで、60-59.5ぐらいの感覚で入るべきかなと。ある程度流れた意識をもって、全体の仕掛けが遅れる可能性にかけたいかなと思う。Ｌ２で11.2～11.3ぐらいの感じで速いラップを要求されるイメージで予想しつつ、幅を持たせたところを押さえにしたい。

紫苑ステークスの予想

◎14ノームコア
○01マウレア
▲15レッドベルローズ
△04サラス
△06クイーングラス
×08ランドネ16ロフティフレーズ
３連複◎軸○▲△×BOX
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎ノームコア

本命はこの馬にした。多分本番に出れたとしても狙わないと思うけど、そういうタイプの馬だと思う。ポジショニングの良さ、基礎スピードもある程度持っているはず、そして要所で反応できてＬ１もそれなりにしぶとい、いわゆる総合力タイプ。開幕週の馬場だとまだ各騎手も明確に馬場を判断できないので、そうなると基本的には仕掛けの意識が遅れる可能性は高いだろうと。３角までに良い位置にいて仕掛けを待てる、要所で速いラップを踏む形になっても動ける馬となるとこの馬かな。前走のフローラＳはあまりよくない展開だとは思っていて、ペースが61.1-58.4と2.7の超スローでその分12.1-12.0-11.9-11.5-11.3-11.7とＬ４からじわっと加速しながらの競馬になった。前受けしていたが外からパイオニアの仕掛けがあったことで早めの勝負になったのでＬ１がちょっと甘くなったが４着以下は完封できた。また結果的にレースレベルもそんなに悪くなかったからね。新馬戦は相手が楽もハイペースで楽に完勝、フラワーＣでは力の要る馬場で49.4-47.7とかなりのスローから12.6-12.1-12.2-11.8-11.5-12.2と加速していく流れでしっかりと番手から抜け出しかけたがＬ１で甘くなった。内容的には軽い馬場のほうが合っていると思うので、今の馬場で中山2000ｍ、ハイペースでもいいと思うけど平均ペースの中で一足を前目から４角出口で引き出してくれば、粘り込めると思う。勝ち負けを期待。

○マウレア

最初の段階ではこの馬を負かせる馬を狙いたいなと思っていたけど、結局全体を見渡してもこれといって魅力的な穴馬が見当たらなかった、というのが正直なところ。素材的にみてもここでは最上位で総合力が高い馬なのでそこまで不安はない。ただ敢えて言えばペースが上がるとあまりよくない印象。オークスは59.6-59.6と平均からの12.3-12.4-12.2-11.1-11.6とＬ２最速戦だが単騎で実質スロー、中団で無理せず脚を残す形で脚を引き出したのでまだ何とも。ただ前半からあまり無理をしなくていいと思うし、2000ならという感じはある。クイーンＣはマイルで46.0-47.7かなり流れた中で先行策だったからね。トップレベルには１枚見劣るが、チューリップ賞では47.5-45.9と緩い流れから12.1-12.0-11.7-10.7-11.5とＬ２最速の流れでラッキーの後ろから若干反応で見劣ったものの４着以下は全く問題としていないぐらいには動けていたし、オークスも動き出し自体は結構悪くなかったからね。今回はレースレベルが低めだと思うし、素材的にはノームコアより上。叩き台の立場と向こうは賞金・権利が必要、という立ち位置の差があるので対抗にした。器用に動けるイメージで内枠自体はそう心配していないけど、レース全体の仕掛けが遅くなるとやはり捌いてからの加速になるのでそこだけかな。

▲レッドベルローズ

単穴でこの馬を。人気しそうな感じもするけど、やっぱり素材的に魅力のある馬のなかで要所である程度動ける馬となるとこの馬になるんだよね。２走前のミモザ賞は良い位置を取れたというのもあるけど、61.2-60.6と平均ペースから12.2-12.7-12.1-11.6-12.0と一足をＬ２で要求される中で２列目からすっと動いて直線早い段階で勝負を決めてきた。フローラＳの場合は61.1-58.4と超スローからの12.0-11.9-11.5-11.3-11.7と４Ｆの勝負で分散する中で３～４角で外からの追走になったのも響いたかなという感じ。どちらかというと長く脚を使うよりは流れた中で良さが出そうな感じ。中山2000ならフィットしそうかなと。

△サラス

連下２頭はちょっと違うパターンで来られた時のための押さえ。サラスは今のところどうみてもスローロンスパ型の馬で、田辺に代わるのは大幅にプラス、というか嵌り切る可能性は高くなる。向こう正面で動いていくぐらいの意識が嵌ればかな。トップスピードに乗ってからは良い脚を使えるし、城崎特別も62.2-58.5と超超スローとはいえ12.3-12.2-11.8-11.6-11.3-11.6と後方からじわじわと加速していくラップの中でＬ１でしぶとく伸びきっての完勝。スパッと反応できないのと、ゲートが上手くないのでそこが大きな不安となる。それをフォローできるなら松若よりも動ける田辺の方がいいと思う。ただし、嵌らないと難しいので強くは狙いづらく、基礎スピードもクリアできていないので連下まで。

△クイーングラス

この馬は２走前のインパクトが結構大きくて正統派のルーラーシップっぽい感じの馬。高速馬場で中間的な脚を連続しながらもう一段の脚を使ってくる。去年のキセキの新潟2000もこんな感じだったが、多分ルーラーはそういうギアチェンジの少ない後半型の競馬が合ってるんだろうと。その点では２走前が47.8-46.3とスローからの11.5-11.6-11.5-11.4-11.8というラップ推移で後方から最後まで長く良い脚を使っての２着は評価できる。それと丸田は田辺とは逆にインに絞る可能性が高いし上手い騎手。内からズドンする可能性はあるけど、加速が問われると不安があるのでその辺。

×ランドネ

追い切りが良かったのでその辺をとって保険として押さえておきたいかな。スイートピーＳはレベル的に微妙なところもあるが、48.9-46.4とかなりのスローからの12.4-12.2-11.5-11.1-11.6とＬ２最速戦でＬ２ですっと先頭に立ったからね。ただスロー専用機っぽい感じはするし、オークスの感じを見ても2400が明確に長い。仕掛けが遅くなる傾向は良いけど、極端な３Ｆ勝負でしか結果が出ていない馬なので適性面の不安は小さくないかな。追切面を評価して。

×ロフティフレーズ

騎手と馬の相性がよさそう。この馬はスイートピーＳなんかでも48.9-46.4とかなりのスローからの12.4-12.2-11.5-11.1-11.6と３Ｆ戦で加速が問われた中で後方から促しても直線前半で置かれていてＬ１で巻き返すという感じ。エンジンのかかりが非常に悪い印象を受けた。それとロードカナロアの仔は超高速馬場巧者が多い印象で、マイル～1800でもより後半型の競馬で良さが出てきたのも事実。松岡の早仕掛けと超高速馬場の2000でかみ合ってくる可能性はあるなと。超大穴で狙いたい。

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