2019/02/02
第38回 小倉2歳ステークス(GIII)出走予定馬展望
日程:2018年9月1日(日)
コース:小倉芝1200m
予想用・出走予定馬一覧
セプタリアン(北村友)
新馬戦では外からしぶとく伸びての2着、続く未勝利では重馬場で圧倒してきたセプタリアンが小倉2歳ステークスに出走予定だ。ここ2走でも特に未勝利では重馬場ながら好時計で圧倒とパワー型のスピードを見せてきた。姉テトラドラクマに続いて重賞制覇を成し遂げたい。
結構面白い配合で、個人的にはキングヘイロー産駒はロイヤルチャージャー系のインブリードが発生するときに良さが出やすいイメージ。特にこの馬はヘイローのインブリード持ちになるが、ダイアナヘイロー、ダイメイプリンセスとどちらも高速馬場の1200で結果を出せていると。ヘイローのインブリード持ちはキングヘイロー産駒に限らず高速馬場適性が高くなる印象ではあるんだが、この馬は前走中京1200の重馬場で結果を出してきたと。テトラの半弟だが今の段階ではいろんな可能性がある馬で、キングヘイロー贔屓の立場としてはかなり期待している。ノーザン生産でもあるしね。社台系のキングヘイロー産駒は走るイメージ(めメーデイアやシャトーブランシュ辺り)。
新馬戦1着
阪神芝内1200m良 10頭1枠1番
1:10.2(+0.2) 35.3-34.7 S^1
12.7-11.2-11.4-11.4-11.4-11.9
新馬戦から順を追って。阪神の1200m戦で0.6とややスローに突入。ラップ推移的にもよどみなく進んではいるが後半大きくは減速せず11.9でまとめたという感じ。雨の影響もあったので時計が判断しづらいところはあるが、個人的にはこの時計なら悪くないと思っている。8Rで稍重に変わっているし判断が難しいが古馬500万下で1:23.0だからね。あの段階でもそこそこ時計が掛かっていたとみていいと思う。
1番枠から五分のスタート、内枠で包まれてしまってブレーキしながら、という阪神1200あるあるで好位内、掛かりながら苦しい競馬になる。3~4角で内目から中目を意識しつつ直線で5番手で外。序盤から追い出されての反応は地味もジリジリ伸びて3馬身ぐらいの差。L1で流石に伸びてきたものの前との差を決定的に詰めるところまではいかずに1馬身1/4差の2着まで。
阪神1200は3角までの距離が短いうえに3角の入りが鋭角なのでどうしても内で包まれると難しい。キングヘイローの仔は特に包まれていい馬が少ないので(本人もそうだったが)、あの段階で包まれてブレーキしながらの入り方というのは難しかった。もちろんハイペースで流れていたらそこまで気にならなかったけど、ペースが緩めだったからね。ゲートもそこまでよくなかったし単純に運が悪かったかなと。降り続けていた雨の影響で馬場差が読みにくいのが難儀だが、今の段階ではまだレースレベルで判断するのが難しいかな。
未勝利1着
中京芝1200m重 8頭1枠1番
1:09.3 34.3-35.0 H^1
12.3-10.7-11.3-11.6-11.4-12.0
前走の未勝利戦では重馬場の中でも積極的にレースを作って、そこからしぶとく加速して直線で突き放してきた。メインの豊明Sが1400で1:20.8、重馬場とはいえそこまで極端ではないがそれでもハイペースで飛ばしてのものだし、標準よりはタフな馬場だったと思っている。
1番枠から五分のスタート、そこから促しながら包まれるのを嫌って主張し逃げの手を打つ。馬場を考えると結構飛ばしているが、それでも3~4角辺りで少し息を入れて楽な感じで直線。序盤で半馬身ぐらいの差を一気に離して2馬身半ほど。L1でもしぶとく伸びてセーフティ、最後は流し気味でも3馬身半差。
レースレベルはともかくだが、この馬の走破時計はかなり速いと思っている。比較が難しいけど、ややハイでコントロールしても脚を引き出す余力があったし、それでも1:09.3なのでかなり高いパフォーマンス。逃げることで気性的な脆さを解消できたこともあると思うが、前半の基礎スピード面をバランス的にはかなり詰めてきた。ただ、それでも敢えて言えばこの競馬の場合は高速馬場の1200よりは1400の方が…というのはあるし、軽い馬場での適性面はカギになってくるかなと。
2018小倉2歳ステークスへの展望
父はキングヘイロー、母父がファルブラヴでノーザン同士の配合だが、この場合はちょっと面白い。ヘイローの3×4とかなり濃いめのインブリードを持っている。前述の通り高速馬場適性を期待しても良いかも?というのはこの辺。
ただこの馬自身はここ2走力の要る馬場で結果を出してきているのでこの辺をどう考えるか。前走は1200に短縮、パワー型の基礎スピードを引き出して要所でコントロールしてからの一足を引き出し高いレベルで後半もまとめてきた。これがこの馬の良さだとは思うので純正スプリンターとまでは思わないかな。1400ぐらいの方が合う可能性はまだ残っていると思う。新馬戦にしてもスムーズに入っていけなかった中でのものだし、ゲート自体は並なので前走みたいに逃げる、という選択肢は恐らく取りにくい。包まれると新馬戦から掛かり気味になっていたこともあり少し難しい面もあるので前半の進め方がカギかな。ただ流れてしまえばそんなに気にしなくても良いと思うし、むしろフラットに構えられる分だけ鞍上が替わるのはいいかもしれない。パフォーマンス的には通用してもよさそうだし、この一戦で結果が出るかはともかくとしてもキングヘイロー産駒として期待している一頭かな。
最近登場した「うまとみらいと」というサイトの指数がかなり当たっていて利用者が急増していると編集部内でも話題になっています。
コラボ指数:12月28日(木)的中率結果
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単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 3連複:54.2% 3連単54.2%
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コラボ指数:12月24日(日)的中率結果
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単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 3連複:41.7% 3連単41.7%
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コラボ指数:12月23日(土)的中率結果
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 3連複:25.0% 3連単25.0%
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一般的に3連単の的中率は10%程度なので、
平均の約3~4倍、、
さらには、的中を重視したいときには「的中率90%の反則技指数」、高配当を狙っていきたいときは「魅せる穴馬HitMake」と使い分けることができる。このあたりは、その時々のお財布事情次第で使い分けるとよいとは思います。