競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

レパードステークス 2018 予想用ラップデータ:基礎スピードを持ち、4角出口からの加速に対応できるかどうかが問われやすい

time 2018/07/30

2018レパードステークスの予想用ラップデータ

レパードステークスの過去9年ラップデータから予想、分析していく。

ペース傾向

まずは全体のペースだが、ひとまずは流れる可能性が高い。過去9年で6度が1.6以上となるかなりのハイペース。2度がややハイで8/9と非常に高い割合で流れている。残りも平均ペース(スロー寄りだが)なので、まず基本的には全体では流れるとみておいた方がいいだろう。

仕掛け傾向

レパードステークスを予想するうえでポイントになるのが仕掛けの傾向になる。過去9年でL5最速が1度だけあるのを除いて全てがL2最速となっている。9年の平均ラップでみてもL3-2で12.7-12.1となっているように、結構顕著に加速しやすい。コーナーがきつい新潟でコーナーごとに減速するのが特徴ともいえ、前述したL5最速戦でもL3-2の区間では再加速している(誤差程度だが)ように基本はギアの上げ下げの上手さが問われやすいレースになる。前半3Fは速くても4Fでみるとそうでもないというケースが多いのはその辺が大きい。息が入るので単調な基礎スピードタイプでは難しい。

脚質傾向

そのせいか、脚質の傾向も顕著。まず勝ち馬は先行・好位勢が強く、過去9年でも7勝を挙げている。一方で2着となると逃げ馬が4度絡んでいる。逃げ馬は勝ち切れていないが2着に踏ん張るケースは多い。ただし、この逃げ馬も単調な基礎スピードタイプというのは少なくて、やはり要所でしっかりと動ける、一足を使えるタイプが望ましい。基本的に中団以降の内内で立ち回って差し込むのはよほど器用な馬でないと難しいので差し追い込み馬は基本は軽視、ハイペースになっても前目で器用に動ける馬が軸としやすいレースかな。勝ち切るところまで行くとそこからでもL1を落とさず入ってこれる素材的なものを求められる。

 



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