競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

アイビスサマーダッシュ 2018 レース回顧・結果:ダイメイプリンセス、千直巧者が馬場の真ん中からでも堂々突き抜けた!

time 2018/07/29

毎週日曜の22:00からツイキャスでアイビスサマーダッシュなど重賞回顧ライブを行います。ラップや騎手など様々な観点から次のレース予想に繋がる回顧をお届けしますので、ぜひお聴きください。ライブ前にコメントで質問、レースの流れで気になったこと等を書き込んでもらえたらありがたいです!

http://twitcasting.tv/c:nandecas

競馬ナンデトップページからも視聴できます
http://www.keibanande.net

2018アイビスサマーダッシュのレース回顧・結果

新潟芝直1000m良

0:53.8 21.8-21.7 M
11.8-10.0-10.3-10.1-11.6

秋山のナイス騎乗というか…新潟の1000では外ラチ沿いがいいという定石と、馬の適性面のどちらを取るべきかで馬の適性をしっかりと引き出す方を優先して出し切ってきたなと。進路取りが良かったと思う。ペースとしては割と新潟1000にありがちなラップ推移でL3-2で加速ラップ、中盤で少し息が入っているし、馬場が軽いのでL1もあまり落ち込まない形での平均ペース。それと台風でどうも追い風だった?というのも影響しているかな。

1着15ダイメイプリンセス(秋山)

やや出負けしてそこからまずは追走しつつ外ラチを意識せずに中団馬群の真ん中ぐらいを追走していく。L3辺りで前が壁の外を嫌って中目を選択してL2でしっかりと抜け出す。L1までしぶとく伸びて1馬身ちょっとの完勝だった。

馬の強さ、充実度も確かにあったが外ラチ沿いで前が壁を選ぶよりもしっかりと出し切る選択を取って中目を選んだ秋山のファインプレーもあったと思う。やっぱり出し切ってなんぼの馬だし、あの位置から外ラチを意識しすぎると結果的にみても苦しかったと思うからね。馬を信じて出し切ることを意識したのかなというのもある。馬に関してはやっぱり韋駄天Sのパフォーマンス自体はかなり高かったし、今回も加速のポイントでどうかなと思ったが上手く秋山が誘導したとはいえしっかりと動けていてこれはこちらの想像以上だったと思う。秋山もインタビューで新潟1000だと反応が違うといっていたけど、適性が非常に高いのかもしれないね。コーナーがある1200だとその辺りに課題が出てきそうだしなかなか難しいかな。ここがメイチだったと思うしね。ただサマースプリント狙いだろうし、ワンチャンス狙うなら北九州記念・セントウルSのローテかな。北九州記念は後ろで我慢してかみ合えば怖さはある条件だと思う。セントウルSは難しいと思うけどね。

2着08ラブカンプー(M.デムーロ)

まずまずのスタート、そこから軽く促す程度で楽に先行争いに加わり、馬群の中目から徐々に外に誘導して先頭列。それでも外ラチ沿いまで持って行けずに先頭列の中目で仕掛けを待ちながら、L2で内外から来られてここで追い出されるが一気にダイメイプリンセスに交わされる。ラストは踏ん張って食らいついて2着は楽に確保もダイメイプリンセスには完敗だった。

レース後パッと見渡しただけだから確信は持てないけど、多分アイビスサマーダッシュで複勝に絡んだ馬の中で馬体重は最軽量になると思う。430kg台はまだいるんだけど、424kgでというのは結構意外だったかな。ただL1の踏ん張りが意外と良かったし、レースの主導権も取れたからね。外枠を引けていたらもうちょっと楽に展開できたと思うけど、結局L3辺りで内外から来られちゃうとプレッシャーになるし、その辺りがちょっと進めにくそうな感じだった。ミルコ人気で飛んでくれればと思っていたけど、3歳勢は札幌ではなくこっちが来ちゃった。3歳勢の短距離路線はレベルが高いってのはこれで確定かな。

3着12ナインテイルズ(戸崎)

五分のスタートから二の足でじわっと先行するような感じで最終的に先頭列で進めていく。L3辺りで一瞬外からラブカンプーに並びかけるのだがそこからはラブカンプーの粘りに差を広げられて3着をなんとか確保したというところ。

タイプ的にも後傾型で速いラップを踏めるタイプなので途中まではよく頑張れていたと思う。ただ例年に比べると先行争いが落ち着かなかったことでL3での緩みもそこまで極端ではなかったし、そこで取り付いて一足を使えたけど、まあ適性面・地力・斤量といったところの差が最後にラブカンプーとの比較で出てしまったかもしれない。1200でも平均~ややスローを前目で支配する形がいいと思うね。まあここで離された3着だと噛み合わないとなかなか重賞ではというところかな。阪神1200で外目の枠からスッと行き切ってペースをコントロールできればかな。好走するには序盤の条件が付くタイプ。

4着07レジーナフォルテ(杉原)

五分のスタートから押してリカバーしつつ、ラブカンプーを目標にしながら2列目ぐらい。L3ぐらいで追い出されるがいまいち反応できずに一気にダイメイに交わされる。そこからの踏ん張りは見せたが馬券圏内には粘り込めずの4着。

ん~まあ枠がちょっと悪かったのはあるし、ゲートもそんなに良くなかったからあの位置でとなるとちょっと難しかったかな。ただ去年ぐらいは走っていると思うし、自分の走りはしていると思うんだけどね。相手が少し強かった、或いはナインテイルズ辺りはこちらより枠が良かったというところもあるかな。悪くはない。

5着06ラインスピリット(森一)

五分には出たが少し躓いてのスタート、そこから押して押してリカバーしつつも中団で進める形。道中も中団の内目を立ち回り、早い段階で鞭が入ってじりじりと最後まで伸びずばてずの5着確保。

まあ外枠ならという感もあるけど、ちょっとスタートで躓いたことで急かされたのも最後の伸びを欠いた要因になるかもしれない。まあそれでも昨年と比べるとレジーナフォルテ辺りとの比較なら妥当といえば妥当、ともいえるからね。現状直線1000だと前半で苦しいというのは変わらないかな。もうちょっと前がペースを落としてくれたら食い込む余地もあったけど、ついていくのに苦労した。

10着14レッドラウダ(石川裕)

まずまずのスタートから促されて先行争いに加わり、先頭列で外ラチ沿いとベストのポジションを確保する。そこからL3付近で鞭が入って追われるがここで伸びを欠く。そのままラストは下がってしまった。

う~ん…悪くはなかったんだけどなあ。正直結果を見て勝ち負けまでは難しかったとしても3着争いぐらいはしていてもおかしくなかったレベルだったと思うし、進め方も理想に近かった、馬場も良かったと思う。ここでメイチかなと思って期待したんだけど、状態面ぐらいしかちょっと考えられないぐらいの失速かな。

11着17ペイシャフェリシタ(三浦)

五分には出てそこからリカバーしながら2列目に入っていくが、そこからさらに促して先頭列に近いところまで。そこで脚を使ってしまったか強烈に甘くなって最後は失速した。

L3過ぎぐらいで目に見えてピッチが落ちたんだよなあ。並びかけてから失速してしまったし、個人的には前半ちょっと急かせすぎたんじゃないかなと。本来バランス的にはスローで入りたい馬なので、平均ペースの流れに1000で乗ってしまうとちょっと難しかった。2列目で壁を作れればいいなと思っていたんだがそれよりも前を、遅くはないペースでとってしまったのがラストの甘さにつながった可能性もある。ただ、夏がダメな可能性もあるからねえ。難しいところだけどしばらく様子を見たほうがいいかもしれない。

※各馬随時更新予定

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90年以降の優勝馬ではナイスネイチャ(重賞4勝)、イクノディクタス(重賞4勝)、ヒシナタリー(重賞4勝)、ロサード(重賞4勝)、メイショウカイドウ(重賞5勝)、ドリームジャーニー(重賞7勝・内GI3勝)、イタリアンレッド(重賞3勝)、サトノノブレス(重賞4勝)などがおりGI馬も輩出。また、ロサードは01年・03年に優勝、メイショウカイドウは04年・05年に連覇するなどリピーターの好走も目立つ。

2006年からはサマー2000シリーズの第3戦に指定され、シリーズチャンピオンの行方を占う意味でも重要な一戦となっている。昨年の優勝馬タツゴウゲキ、14年2着馬マーティンボロ、11年優勝馬イタリアンレッド、09年2着馬ホッコーパドゥシャがサマー2000シリーズのチャンピオンに輝いている。

昨年、小倉記念で初重賞制覇したタツゴウゲキは新潟記念も優勝しサマー2000シリーズのチャンピオンに輝いたが、直近3年の優勝馬は小倉記念が初重賞制覇だったように、調子が良い夏の上がり馬が勝ち上がっている。今年は果たして!?実は競馬セブンでは、人気の盲点となる激走穴馬の勝負駆け情報を独占入手!紙面上には載らない裏の極秘スクープのヤリ話!週末情報は必見です!

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何悪。分析note2023



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