クイーンステークス 2018 予想用ラップデータ：基本は前有利のレースだが３着の差し・追い込み馬率が異常に高い

time 2018/07/22

folder クイーンステークス2018 ラップデータ予想

2018クイーンステークスの予想用ラップデータ

クイーンステークスの過去10年（函館代替開催時は除く）ラップデータから予想、分析していく。

ペース傾向

ペースの傾向はなかなかつかみきれないが、スローになる可能性が一応高い。過去10年で平均、かなりのスローが３度で最も多く、次点がややスロー、ややハイの２度ずつ。半数がスローにはなるので傾向としてはややスロー寄り。ややハイ程度には流れる可能性も考えておいた方がいいと思う。

仕掛け傾向

仕掛けも決定的ではないもののＬ２最速率が高いレースである。過去10年で過半数となる６度がＬ２最速。残りはＬ３、Ｌ４最速がそれぞれ２度ずつ。基本的には４角でペースが上がるイメージで良いと思うが、大体３画ぐらいからじわっと加速しながらのパターンが多い印象かな。

脚質別傾向

脚質別の傾向が顕著で面白い。まず勝ち馬は基本的に前にいる馬がほとんど。過去10年でも逃げ、先行だけで７割、好位も入れて８割は真ん中にはつけている。一方で３着馬の傾向が顕著で、とにかく差し・追い込み馬が多くて実に９割が差し・追い込み馬となる。なので基本は前有利、有力差し・追い込み馬が差し届かず２，３着のパターンが軸になると思う。ただ札幌はコーナーが長く緩やかなので、後ろからでロスは大きくなるが、それでもある程度出し切りやすいというのはある。イメージ的にはオースミハルカが連覇するようなレースなわけで前有利は間違いないし、本格派の差し馬が脚を出しては来るけど差し切るところまではいきにくいイメージでいるといいと思う。

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