2019/02/02
第23回 プロキオンステークス(GIII)出走予定馬展望
日程:2018年7月8日(日)
コース:中京ダ1400m
予想用・出走予定馬一覧
インカンテーション(三浦確定)
昨年の武蔵野ステークスを制すなど、今年8歳にしてまだまだ第一線で活躍中のインカンテーションがプロキオンステークスに出走予定だ。前走のかしわ記念でも強敵ゴールドドリームを相手に0.2差の3着と力を示した。課題は1400mの舞台で戦えるかどうか、力でねじ伏せ切れるか。
武蔵野Sの感じからもギアの上げ下げの上手さがあるし、フェブラリーSのようにタイトに流れてもやれるので、1400でもとは思うんだけど、やっぱり高いレベルでの基礎スピード戦となった時の不安はあるかな。
武蔵野ステークス(GIII)1着
東京ダ1600m良 16頭7枠13番
1:35.5 47.3-48.2 H^1
12.3-11.2-11.6-12.2-12.7-12.0-11.6-11.9
まずは昨年の武蔵野Sから振り返る。ペースは0.9とややハイだが中弛みが顕著にあってL4の12.7からのL2最速11.6とトップスピード勝負。直線で加速していくギアチェンジの能力も問われた一戦だ。
13番枠から好発を切ってそこから押して押しての先行策、最終的には内の各馬を行かせながらの2列目の外目と良い位置で入っていく。そこから番手に押し上げ、3~4角でのペースダウンでも仕掛けを待ちながら直線。序盤で楽な手ごたえで先頭列に並びかけ、L2の最速地点で追い出されてここで先頭に立つ。L1で外から食い込んでくるサンライズソアを退けての勝利だった。
ここでは芝スタートでまずポンと出て楽に2列目の外まで持っていけたことが大きいのと、そこからペースをコントロールする流れになって直線で加速する中で番手外からしっかりと反応して最速地点で前に出た、という点を評価すべきかなと。これでも一応ややハイではあるが最序盤の段階に脚を使ってしっかりと息を入れて直線で鋭く反応。いわゆる総合力の高さを見せてきたといっていいと思う。入りの2Fが12.3-11.2とやや遅めだったのでこれが1400へ短縮したときにどうなのか?というのが一つカギかな。
フェブラリーS(GI)3着
東京ダ1600m良 16頭3枠6番
1:36.1(+0.1) 45.8-50.2 H^4
12.2-10.7-11.2-11.7-12.5-12.6-12.3-12.8
2走前のフェブラリーSでは極端なハイペースの中での競馬となった。ペースが4.4で超超ハイ、ラップ推移的にもL4の段階で12.5と相当落としているし、L2で再加速ではあるがそれでも12.3とほとんど上げてない。厳しい消耗戦、基礎スピード特化戦とみてしまって間違いないかなと。
6番枠からまずまずのスタート、押して押しての先行策をもくろむが出足で見劣り離れた好位集団に入っていく。ただ結果的に激流に巻き込まれずに済んだ、という位置で3角では中団に近いところ。3~4角でも中団馬群の中で進めて直線で外。序盤でそこから追い出されてじりじりと伸び、L2で2列目から抜けだし2番手に上がる。L1ではさらに食らいついて先に抜け出したゴールドドリームとの差はジリッと詰めての3着だった。
最後までしぶとく伸びてきたしこのペースの中でしっかりと脚を使ってきたというのは確か。ただし前半はやはり少し追走に苦労していて、入りの2Fが12.2-10.7とかなり速かったし、この辺からも前半のテンの速度という点で1400だと不安があるかなと。ただ別に前にいなければいけないという馬でもないし、フェブラリーSでは高いレベルの中で最後は伸びて食らいついた。ある程度は対応してきてもというところかな。
かしわ記念(JpnI)3着
船橋ダ1600m良 12頭8枠11番
1:39.4(+0.2) 49.3-49.9 M
12.5-11.8-12.3-12.7-12.4-12.0-12.6-12.9
前走のかしわ記念でもゴールドドリームに敗れる形になった。ペースは平均、ラップ推移的にもL3最速で船橋らしく3角付近が最速地点となっている。
11番枠から五分には出たかなというぐらい、そこから押っ付けながら追走も中団の外目ぐらいとなる。道中も促しながら追走し、3~4角ではかなり押して2頭分外から直線に入ってくる。ただ序盤から伸びあぐねて外のゴールドドリームにあっさり並ばれる。L1で粘るオールブラッシュとの差は詰めるもののノンコにも結構詰められて何とか3着。
ここはフェブラリーSからの休み明け初戦だったし、そういった面で行きっぷりの拙さやゲートのいまいちさが出てしまったのか?という感じはあったかな。ちょっと動き自体が鈍かった。ただL3最速でここは緩やかなコーナー地点になるしここのロス自体は結構大きかったと思うので、この条件で3着なら悪くはないと思う。
2018プロキオンステークスへの展望
距離だけかなという感じ。厳しい流れでもマイルなら対応してくるが、フェブラリーSの場合はついていけなかった結果、前がばてて脚を温存できたというのもある。武蔵野Sのようにコントロールして要所で加速という競馬もできるので中京適性自体は合っていると思うけど、プロキオンSは結構単調な流れになる傾向が強いので基礎スピード特化になった時に1400のスペシャリストたちに押し切られる可能性は十分ある。個人的には東京マイルで強い競馬ができる馬は距離の融通が利く馬が多いとは思っているので軽視はできないけど、今回は1400型の強敵が多いのでその点でどこまで評価するべきか難しいところ。連下では拾いたいと思っているけど、重い印を打つところまでは悩むかな。
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