2019/02/02
第23回 七夕賞(GIII)出走予定馬展望
日程:2018年7月8日(日)
コース:福島芝2000m
予想用・出走予定馬一覧
ワンブレスアウェイ(石橋脩)
前走のマーメイドステークスでようやく重賞で好走を果たしたワンブレスアウェイが七夕賞に出走予定だ。2走前の福島牝馬Sでは物足りない6着という結果も、2000mで結果を出してきただけに不気味さはある。内から器用に立ち回れる強みを活かして強敵相手にどこまでやれるか。
前走マーメイドSの評価をどうすべきか、少し難しい面はある。恵まれた面もあるし、アンドリエッテやミエノサクシードがこの展開でどの程度強いのかというのもなかなか判断が難しいからね。ただ立ち回りが上手い馬だし余力を持って入れれば後半動ける、というのは武器にはなる。ただしその一足をどこで使うのかが重要で、こちらはキンショーユキヒメと違って仕掛けは遅い方がいい。ミラノがいるのはあまり良い材料ではないかな。あとゲートが安定しないのでそこがカギ。末脚の絶対量は足りないので後ろからでは内内を立ち回ってもなかなかとなる。最序盤で良い位置を取れるか。
マーメイドS(GIII)2着
阪神芝内2000m良 15頭1枠1番
1:59.1(+0.0) 59.6-59.5 M
12.7-10.5-12.1-12.3-12.0-12.7-11.8-11.5-11.6-11.9
前走のマーメイドSではうまく内でロスなく進められたのもあるが完璧とまでは言い切れない内容。かみ合い切ったのはアンドリエッテかな。ペースは平均だが中盤12.7と結構顕著に緩んでのL3最速、4Fのポテンシャル戦。4角地点が最速なので馬場も内有利だったしここでロスなく立ち回れた方が良かった展開なのは確かだろうと。
1番枠からまずまずのスタートを切ってそのまま控えて好位の内で進めていく。道中も好意の内内で我慢、緩みもあって馬群が凝縮して3角。3~4角では最内のスペースを取りながら4角で前のスペースを詰め切ったので外に進路を誘導しているうちに内のスペースをアンドリエッテに取られてしまう。じょばんで窮屈なところをさばいているうちにアンドリエッテに内から抜け出される。L1では食らいつくが2着までに終わった。
要所で内からしっかりと立ち回って加速できるのが強みで本来コーナリングはかなりうまい馬だと思う。あとで触れるが福島1800でも強かった。その中で馬自体の適性は良かったと思うが4角でスペースを詰めて進路を外にとしているうちにこちらが押し上げて作ったスペースをアンドリエッテに取られてしまって、それが結果的にヴィクトリーロードになってしまったという感じ。捌くのに手間取った中での2着なのでこのレースで内を通した馬の中ではやはり評価すべき一頭かなと。ただし、この時の阪神は顕著に前残り、内目有利だったと思うので外差しの逆転はあり得る。
福島牝馬S(GIII)6着
福島芝1800m良 12頭8枠11番
1:47.5(+0.7) 47.2-47.8 M
12.4-11.2-11.5-12.1-11.8-11.7-12.2-11.7-12.2
福島牝馬Sでは平均ペースだったがマーメイドSと違って中盤の緩みが小さいレースだった。0.6と平均でもややハイよりだし、L4最速タイで11.7、道中の最遅がL3の12.2なのでコーナーで少し緩んでいるという程度。全体でみればタイトな流れで基礎スピードを結構要求されている。実際マーメイドSのこの馬自身の3-3Fのバランスと比べても36.4-36.3とフラットに走破していることがわかる。
11番枠から出遅れて最後方からの競馬となる。仕方ないので内内に進路を取って出来るだけロスなくの競馬。3~4角でも最内で我慢しながらだがスペースを拾って中団の内内、4角出口で少し待たされて直線。序盤で進路は完璧にあったが全然伸びない。ラストまで良いところなくの完敗だった。
コーナーワークでうまく押し上げることはできた、4角で少し待たされたのはあったにせよそれでも直線で反応するだけの余力がなかったのも事実。出遅れて後方からになったしペースも全体的に速かった中でこの馬の脚が削がれた感はある。それと馬場がそこまで軽くはなかった、標準~ややタフな馬場だったのでその辺も影響したかもしれない。
阿武隈S(16下)1着
福島芝1800m良 9頭4枠4番
1:47.2 49.1-46.1 S^3
12.5-11.2-12.9-12.5-12.0-11.6-11.5-11.2-11.8
面白いのが阿武隈Sの内容。ペースは見ての通りドスローだが、4F戦で段階的に加速しながらL2でもう一段の2段階加速戦で強い競馬をしてきたと。
4番枠から五分のスタートから押して押して先行策、割と楽に先行して2列目の内で進めていく。道中もドスローの流れで2列目、我慢の展開から外に出す。3角辺りで1段階目の加速の中で外からじわっと先頭列に並びかける。徐々に加速しながら4角急コーナーで外に振られつつ2列目。それでも直線最速地点のL2でしっかりと伸びて食らいつき、L1でしぶとくねじ伏せた。
相手がこういう競馬に強いサトノスティングやザトゥルーエアーだったわけで、これの印象が自分としてはかなり強い。軽い馬場で段階的に脚を使って外からねじ伏せてきたわけで割と後半型の競馬で高いパフォーマンスを見せてきたし距離に関してはもうちょっと長くても良いなと感じていたのはこのレースやスピカSの内容からかな。要所での加速が問われると強いしそれをある程度後半ロンスパになっても引き出せる。それと高速馬場巧者なのは確かだろうと。
2018七夕賞への展望
条件的に福島自体は良いと思うんだが、やはりマイネル軍団の出方がカギ。この馬の場合は基本的にL2で一足を問われるところで鋭さを引き出すのが基本。一応前走はL3最速の競馬でやれたとはいえ内内をタイトに立ち回って直線まではロスなく進めることができたのがある。捌くので苦労したけど馬場も軽かったし平均でも12.7と道中に淀みがあったので末脚を引き出すだけの条件だった。基本的には本仕掛けが早いと甘くなりやすいので、3角で一気にペースを引き上げがちなミラノやフロストが前でレースを支配して早仕掛け、となるとこの馬としてはそこで脚を使ってラストが甘くなる可能性を考えないといけない。あと、ゲートがとにかく安定しないので、この頭数でも外枠を引いてしまうとなかなか良いポジションをというのは難しくなる。使える脚の絶対量が足りないので勝負所になる可能性が高い3角までにいかに内を取るか、或いは前を取るか、或いはその両方を狙えるかだろう。それぐらいにはシビアに見ないといけないと思う。高速馬場の方がいいので狙うつもりなら土曜、日曜の馬場には敏感になった方がいいだろう。内枠で高速馬場という条件が揃えば拾っても良いと思うが、前述のゲートの不安があるので基本安定しない馬。穴人気しそうなら消すのも手。
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