2019/02/02
第67回 ラジオNIKKEI賞(GIII)出走予定馬展望
日程:2018年7月1日(日)
コース:福島芝1800m
予想用・出走予定馬一覧
ケイティクレバー(小林轍)
逃げて結果を残してきた実力馬ケイティクレバーがラジオNIKKEI賞に出走予定だ。皐月賞では自分の競馬を貫けずの11着、前走の京都新聞杯でも先行策をとったが伸びあぐねての9着。春のクラシック戦線で地道に活躍をしていた実力馬、ここで復活の一撃をクレバーに決めたい。
この馬はメイショウテッコンとは逆に現時点では前半の基礎スピード面に少し難がある。距離を延ばせばいいと思うが、逆に1800mでとなると基礎スピードを活かしづらいと思うのでなかなか積極的には狙いづらいかな。
若駒ステークス(OP)1着
京都芝内2000m稍 9頭4枠4番
2:02.7 63.0-59.7 S^3
12.8-12.0-13.2-12.4-12.6-12.8-12.1-11.7-11.4-11.7
まずは4走前の若駒S勝ちから。このレースがこの馬の強さを見せた一戦といっていいのかなと。力の要る馬場でペースは3.3と超スロー。そこからの3F勝負で他を突き放しての完勝だった。まあここはメンツ的にも楽だったとは思うが。
4番枠から好発を切ってハナを主張、楽に主導権を取り切る。道中もペースをドスローにコントロール、団子状態で3角へ。3~4角でもしっかりと仕掛けを待ちながら、4角出口で軽く促して2列目勢の追撃を振り切って2馬身差で直線。じょばんでそのまま勝負を決める出し抜きで3馬身半ほど。ラストまで余裕を持っての完勝だった。
スローに支配して4角からの仕掛けでしっかりと他より良い脚を使ってきた。2列目を突き放せているのはすごいし、L1でマイハートビートもそれなりに詰めてきてはいるがそれでもほとんど差を詰めさせていないし後半勝負に持ち込んで逃げてこの末脚を使えたというのが魅力。
すみれステークス(OP)2着
阪神芝内2200m良 8頭5枠5番
2:11.8(+0.1) 60.6-58.8 S^2
12.6-11.6-11.9-12.4-12.1-12.3-12.3-12.0-11.8-11.0-11.7
すみれS2着も強かったと思うが、ここも結局はスローで支配して前受けして後半勝負で良さが出ていると。ペースはかなりのスロー、ラップ推移的にも結局は3F戦ではあるしL2最速。超高速に近い馬場でしぶとく粘ってきたがキタノコマンドールに決め手の違いを見せられたといえばそうだろう。
5番枠からまずまずのスタート、押してハナを取り切り楽に主導権を取る。そこから2~3馬身ほどのリードを向こう正面でも保った状態、3角入りで少し取り付かれるがそれでもまだまだ持ったままで仕掛けを待つ。4角でも楽な手ごたえで直線入りで追い出し2列目を出し抜く。ただこれにキタノコマンドールが唯一食らいついてきて1馬身差、L1でそれを差されての2着完敗だった。
ここではキタノコマンドールのトップスピードの質、持続力に対してどちらも見劣った。良いペースで運べていたし、この馬の脚を使ってしっかりとそれ以外は出し抜いているが、やはり使える脚の絶対量そのものが高いわけではないと。ただ基本的にはスローで鋭さを引き出すタイプで、ここでもキタノコマンドールにはそれ以上の脚を使われてしまったが、逃げてL2で11.0のラップを踏めているようにこの馬自身も結構速い脚を使っている。L1では甘くなったし、質、持続力でキタノに見劣ったとはいえ前目からこれを引き出せれば、スローで支配できれば強いというのもある程度納得できる。
京都新聞杯(GII)9着
京都芝外2200m良 17頭4枠7番
2:11.9(+0.9) 58.5-59.3 H^1
12.5-10.5-11.7-11.7-12.1-13.2-12.6-12.1-11.3-11.4-11.9
ただし、やはりこの馬の場合は万能の馬とはいいがたく、京都新聞杯では厳しい流れの中で同タイプのメイショウテッコンに先着を許した。ペースは0.8でややハイに入っている。その流れで13.2と向こう正面で大きく緩んでそこからのL3最速戦と仕掛けも早かった。
7番枠からまずまずのスタートを切ってそこから無理はせずにじわっと先行争い、2列目で進めていく。向こう正面でも2番手ステイフーリッシュから少し離れた3列目の外でレースを展開。13.2の中弛みで取り付くような感じで3角に入っていく。3~4角でも2列目の中目ぐらいで進めてステイの直後を通して悪くない入り方で直線。序盤で外に誘導して追い出されるが反応乏しく4番手でジリジリ。L1までメイショウテッコンとの差もほとんど詰まらずの完敗だった。
ペースが上がった中で、この馬としては前半そこまで追いかけずに中弛みで取り付いてと結構いい流れで入れたと思うんだが甘くなった。この感じだとこのペースでは少々きつかったと思うし、前半の基礎スピード面で余裕があまりないな、というのが正直な感想だった。逃げ馬といってもペースをスローにコントロールしての後半勝負でポジション差と一足を活かす形で結果を出してきた。全体で流れるとポジションを取るのも苦労するし末脚も少し削がれているとみるべきだろうと。
2018ラジオNIKKEI賞への展望
基本的にはスローに支配して前目から一足を使って出し抜くタイプの逃げ馬。こういうタイプで重要なのは基礎スピードを持っているかどうかで、ペースを引き上げて仕掛けを待つ形が取れればいいがこの馬の場合は恐らくそういう感じではない。前走の京都新聞杯ではペースが速い中で無理なく入って後半の一足を問われた中でいつもの脚を使えなかった。これは恐らくあの感じでも前半少しきつかった、とみるべきだろうし基礎スピード面は高いレベルにはないと思う。なので距離を延ばしてゆったり入って前目、というのが今のところこの馬の勝ちパターンだと思うし仮にメイショウテッコンが逃げてペースを47-47ぐらいで刻んでくるとおそらくそこで脚を使ってこの馬の良さが出ない可能性が高いだろうと思う。ただしメイショウテッコンよりはこちらの方がゲートはうまいと思うので、枠の並び次第で1歩目、2歩目ぐらいでメイショウの前をカットして主導権を取り切ってスローに持ち込めれば或いは。高速馬場自体は上手いと思うしスローならばL2最速になりやすいこのレースの傾向から怖さはあると思う。その辺を警戒したいが、基本的にはメイショウテッコンが引っ張る流れで狙えるタイプではないかなと思っている。枠次第だけど今の段階では狙わない可能性が高い。
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第67回 ラジオNIKKEI賞(G3)
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過去10年の上位人気馬の成績は、1人気[2.2.1.4]、2人気[3.1.1.5]、3人気[1.1.0.8]。目立つのは伏兵馬の好走で、15年マルターズアポジー(12人気3着)、13年カシノピカチュウ(14人気2着)、12年オペラダンシング(16人気3着)、09年サニーサンデー(13人気2着)と二桁人気馬が馬券圏に入り波乱の立役者となっている。平均配当は馬連8260円、3連複3万2660円、3連単19万5820円。馬連万馬券が2度、3連単10万馬券以上が5度も出ているように荒れるハンデ重賞である。
ステップレースでは、500万下組(3勝)、1000万下組(3勝)、青葉賞組(2勝)、プリンシパルS組(2勝)と条件戦勝ち組の活躍が目立つ。また、白百合S組(OP)は優勝馬が出ていないが2着4回と馬券に絡んでいる。オープン戦組ではプリンシパルS・白百合S組が要注意。
今年はデビュー戦から2戦無敗のフィエールマン、京都新聞杯で1人気に推されるも出遅れて力を出せなかったフランツなどが出走予定だが、確固たる本命馬不在で波乱含み。実は競馬セブンでは波乱の立役者と成り得る激走穴馬の存在をスクープ!週末情報はお見逃しの無いようご注意ください。
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