天皇賞春 2018 予想用ラップデータ：基本はスローから、４角最速の競馬になりやすく…２周目３角までの位置がカギ

time 2018/04/22

folder ラップデータ予想天皇賞春2018

2018天皇賞春の予想用ラップデータ

天皇賞春の過去10年ラップデータから予想、分析していく。

天皇賞春のペース傾向

過去10年で見ても基本的にはスローになりやすい、という傾向は出ている。６度がかなりのスローと最も多く、次点でかなりのハイの２度。あとは平均１度、ややスロー１度。長距離で単騎逃げ馬のケースが多く実質的にどうか？という点も踏まえるとやはり基本的にはスローになるとみておいた方がいいだろう。もちろん昨年のケースのように実質的にも平均に近い形で流れることも最近は増えている。特にこの天皇賞春だけに限らず、近年の長距離重賞は中盤が緩まないケースが多くなってきているので注意が必要。

天皇賞春の仕掛け傾向

仕掛けの傾向は結構分かれている。過去10年で見てもＬ３最速が一応最も多く５度。次点でＬ２最速で４度でこの２つで大半。Ｌ４最速も１度あるし、一応仕掛けが早くなるケースの方が多いので３～４角での立ち回りが重要。このブログ（前身も含めて）ではずっと言い続けてきたけど、天皇賞春は２周目の３角までの位置取りが重要で、ここで外から押し上げていかなきゃいけないとなると基本的によほど抜けた馬でも難しい。２周目の３～４角で加速して速いラップを踏むことが多いので。このあたりを意識したレース運びができるかどうかだろう。

天皇賞春の脚質傾向

追い込み馬が来ることもなくはないが、シップのようにまくっていくとか、３～４角では内で直線で捌けるとかある程度かみ合わないと難しい。過去10年で勝ち馬は逃げ～好位が８割と圧倒していて、特に近年では２周目３角までのポジショニングでほぼ決まっているといっても過言ではない。２，３着まで広げてもどちらも過半数を前が占めているので後ろから差すのは難しいレースと思っておいてまず間違いないと思う。悪くとも真ん中付近には付けて３角に入りたい。

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