2019/02/02
2018フローラステークスの予想用ラップデータ
フローラステークスの過去10年ラップデータから予想、分析していく。
フローラステークスのペース傾向
まずは全体のペースだが、過去10年で見ても基本的にはスロー傾向とみていいだろうと。1.6秒以上のかなりのスローが5度で半数を占める。次点でややスローが2度であとは平均、ややハイ、かなりのハイが1度ずつ。なので流れる可能性もなくはないが、顕著にスローになりやすい傾向が出ていると。
フローラステークスの仕掛け傾向
次に仕掛けどころだが、これはそこまで傾向がはっきりしていない。一応L2最速が6度で最も多いが、時点でL3最速が4度。なので正直仕掛けに関しては決めつけないほうがいい。ただラップ推移を見たときに3~4角のL5辺りでは遅いラップを踏むことも多いので、緩い地点からしっかりと動けるかどうかはポイントの一つになるだろう。
フローラステークスの脚質別傾向
仕掛けやペースもだが、何よりもこのフローラステークスは好走脚質が偏っている。競馬は大体がある程度前にいたほうがいいので後ろの馬は傾向的に苦しいのは当然だが、それにしても中距離以上でここまで顕著なのはなかなかないんじゃないかな。過去10年で先行・好位が7勝、差し・追い込みが3勝で前目の分がいい。これはもちろん普通の範疇だが問題は2,3着。特に2着に至っては差し・追い込みと真ん中より後ろの馬が一度も届いていない。3着まで広げても差し馬が1度だけであとは逃げ~好位と真ん中より前になる。ポジショニングが非常に重要なレースになるといっていいだろう。
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過去10年、ステップレース別の成績では500万条件(1着4回・2着6回・3着5回)、フラワーC(1着3回・2着3回・3着1回)、未勝利(1着2回・3着2回)と500万条件組が4勝を挙げ、連対率も高い。注目は重賞挑戦で馬券圏に好走した未勝利勝ち組が4頭。
今年は本命馬不在で大混戦模様。クイーンCで0.4秒差4着のオハナ、フラワーCで0.3秒差ノームコア、チューリップ賞4着のサラキアなど重賞で差のない競馬をしている素質馬や2連勝中のレーツェルなどが参戦するが、主軸になる本命馬不在で、どの馬にもチャンスがあるだろう。
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