2019/02/02
高松宮記念の出走予定馬展望
第48回 高松宮記念(GI)
日程:2018年3月25日(日)
コース:中京芝1200m
予想用・出走予定馬一覧
春のGIシーズン開催を告げる電撃スプリントGI、第48回高松宮記念が2018年3月25日に中京競馬場で行われる。今年も日本の一流スプリンターが揃い、香港からの刺客ブリザードも殴り込み。高いレベルで春のスプリント王者の座を争うこととなりそうだ。各馬の紹介・注目したいポイントを挙げていこう。
レッドファルクス
言わずと知れたスプリンターズステークス連覇を成し遂げた名スプリンター。いまだ高松宮記念のタイトルは獲れていないだけにここは何としても制覇して秋春スプリント連覇を狙う。中京1200はCBC賞で大外一気を決め込んでいて問題ない。力の要る馬場も問題ないが昨年の高松宮記念は時計がかかる中でやや前半に脚を使う形。パンパンの高速馬場の方が強いと思われるので、そういった条件が揃えば多少ロスがあっても強烈なトップスピードの持続力で突き抜けられる。もちろん今回も中心となる一頭だ。
ダイアナヘイロー
武豊とのコンビで前哨戦の阪急杯を制し権利を勝ち取った。父キングヘイローは2000年高松宮記念の勝ち馬で親子制覇を当然目論むこととなる。阪急杯までは少しスランプに陥っていた印象も、前走で払拭。転厩初戦となるのでその辺りがポイントになるが、1200でも基礎スピードは北九州記念で証明済みだ。逃げても番手でも良いがとにかく自分のリズムで入りたい。
キングハート
同じく前哨戦のオーシャンステークスで復活を果たす重賞初制覇を成し遂げたのがキングハート。父オレハマッテルゼは2006年の高松宮記念馬で、こちらも親子制覇を狙う。昨年夏以降はややパフォーマンスを落としていたが、前走オーシャンステークスでは復活。相手はかなり強化されるが上昇気流に乗った今、大舞台でも侮れない存在だ。
ダンスディレクター
昨年の阪神カップではハイレベル戦の中で先行策でイスラボニータ相手に接戦の2着を果たしたダンスディレクターは武豊とのコンビで出走予定。昨年のスプリンターズステークスでは中団外々から伸び切れずの8着。レッドファルクスは強敵だが、嵌った時の切れ味は現役でもトップクラス。昨年シルクロードステークスでは後の高松宮記念馬セイウンコウセイを撃破。8歳にしていまだ縁のないGIタイトルを何としても手中に収めたい。
ブリザード
昨年のスプリンターズステークスに参戦も5着と苦杯を舐めたブリザードが雪辱を期して中京の高松宮記念に参戦。レッドファルクスは強敵だがスプリント路線の本場、地元の香港では香港スプリントで3着に入るなど存在感を見せている。初の左回りがカギとなるが、日本馬を脅かすことができるか。
レッツゴードンキ
昨年の高松宮記念では内から鋭く伸びてレッドファルクスを捕えての2着とスプリント戦線でも結果を出しているレッツゴードンキ。ただ、スプリンターズステークスでは勝ちパターンのはずがレッドファルクスに大外一気を決め込まれ惜敗。昨年のスプリントGIはシルバー・シルバーで終えただけに今年は何としてもスプリント女王のタイトル奪取だ。
セイウンコウセイ
昨年の高松宮記念を制し、今年は連覇を懸けて出走予定なのがセイウンコウセイだ。ただ、その高松宮記念以来勝利から遠ざかっているだけに、ここでは伏兵的な存在となる。前走のシルクロードステークスでも逃げて踏ん張り2着確保もまだ良い頃のパフォーマンスには少し足りない。前回王者の意地を本番で見せられるか。
ネロ
快速を活かしたい立場ながら二の足が遅めで苦労していたネロだが2走前の京阪杯、前走のオーシャンステークスでは行き脚が良化。ミナリクとのコンビを組んだ前走の出脚は良い頃のこの馬のものといえそうで、今回も果敢に逃げの一手を狙う。行ききれればしぶとい、力の要る馬場でも最後までばてない強みを活かせれば番狂わせも。
レーヌミノル
昨年の桜花賞では力の要る馬場で抜け出し完勝、強い競馬を見せていたレーヌミノルだがスプリント戦線では結果が出ない。阪神カップは外々を回す羽目ものびあぐね、前走のオーシャンステークスでもハイペースを先行策で果敢に挑むも0.1差とは言え6着と掲示板を外した。1週前にハードに追って叩き良化を狙い、本番での激走に全てを賭ける。
ファインニードル
昨年はセントウルステークス、今年はシルクロードステークスと重賞2勝を挙げ勢いに乗るファインニードルが高松宮記念に出走予定。昨年秋のスプリンターズステークスでは外枠でスムーズに流れに乗れず外々とロスの多い競馬も響いて沈んだ。それだけにこの舞台では何としても上手くレースの流れに入って進めたい。阪神巧者の印象も前走京都の重賞制覇で一皮むけたか、上昇度はメンバー中屈指だ。
シャイニングレイ
ホープフルステークスの覇者ながら距離短縮で激変、中京1200の重賞CBC賞を制している実力馬シャイニングレイ。高松宮記念と同じ舞台での実績があるのは好材料だが、前走の阪神カップは課題の折り合い面で苦しむ形となって殿負けと脆さを露呈。前走時は動きも不満だっただけに、この3か月で立て直してこれたかどうか。ぶっつけ本番脳不安もあるが、素材は確かで不気味。
スノードラゴン
芝ダート問わずスプリント路線で存在感を見せている実力馬スノードラゴン。随分昔になるが新潟開催のスプリンターズステークスを勝っている。とはいえ10歳馬ながら芝の1200m戦ではトップレベル相手にもそこそこいい脚を使って最後までしぶとく差し込み掲示板の常連ではある。近走ややパフォーマンスを落としているが、道悪は得意なので雨が降った時に浮上を警戒だ。
ラインミーティア
昨年のアイビスサマーダッシュを制覇し新潟1000m適性を示すだけでなく、セントウルステークスでも2着と健闘してサマースプリント王となったラインミーティア。ただここ3走は二桁着順に沈んでしまっているので、ここからの立て直しが問われる一戦。簡単ではないが春の日差しで温かくなってきた今、少しでも夏の勢いを取り戻したいところだ。
《昨年のスプリングSも◎-穴で当然的中!》
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トライアルだから大きく狙える馬がいる!!
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しかも相手もほぼ1点!』
byダービージョッキー大西直宏
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