競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

阪神大賞典 2018 出走予定馬:サトノクロニクル&川田想定

time 2018/03/14

阪神大賞典 2018 出走予定馬:サトノクロニクル&川田想定

阪神大賞典2018の出走予定馬展望

第66回 阪神大賞典(GII)

日程:2018年3月18日()
コース:阪神芝内3000m

予想用・出走予定馬一覧

サトノクロニクル(川田想定)

昨年秋に古馬相手にチャレンジカップを制した4歳世代の実力馬サトノクロニクルが阪神大賞典に出走予定だ。菊花賞では不良馬場で10着と結果を残せなかったがあまりにもひどい馬場だったのもある。今回もう一度3000mへの挑戦、良馬場でこの馬の踏ん張りを活かして春の盾を見据えられるか。

ん~単純に地力でちょっと足りないと思っているが、ハーツクライの仔なので3000ぐらいでやれる可能性はあるとは思う。もちろん菊花賞では完敗だったんだが、この馬の場合やはり高速馬場でパフォーマンスが高いわけなので、今の阪神の馬場なら怖さはあるかな。

チャレンジカップ(GIII)1着

阪神芝内2000m良 12頭4枠4番
1:58.6 59.9-58.7 S^1
12.7-11.4-12.4-12.0-11.4-11.9-11.6-11.4-11.7-12.1

まずは2走前のチャレンジカップから振り返る。距離は違うが今回の阪神大賞典と同じ内回りコースで、ペースは1.2とややスローだがL6で11.4とかなり早い仕掛け、ポテンシャル面を問われた一戦なのは確かだろうと。

3番枠からまずまずのスタート、そこからじわっと追走しつつ2列目の外ぐらいでまずは入っていく。1~2角で外からレッドソロモンが行ったのでそれを行かせて好位の中目で我慢しながら3角。3~4角では内に入り込んで手を動かしつつ前を追走、4角でも内目でマイネルミラノの後ろを取って2番手まで押し上げ直線。序盤でミラノの外からしぶとく伸びて先頭に立つがデニムが襲い掛かる。L1でそれを振り切り捻じ伏せた。

まあ正直に言えばレベルは低かった一戦だとは思うし、実際デニムやブレスジャーニーなんかも金鯱賞で勝負にならなかった。展開は違うにせよあまり高く評価はできない。ただ、そのうえでスローからのロンスパ、という競馬の中でしぶとく粘っての勝利というのは立派ではあるし、長距離適性自体はある程度見せているんじゃないかなと。菊花賞は馬場の影響もあったので、あの一戦だけで距離が長いとは決めつけられないかな。

有馬記念(GI)9着

中山芝内2500m良 16頭3枠6番
2:34.3(+0.7) 61.6-59.5 S^2
6.8-11.6-11.9-12.2-12.3-13.3-13.2-12.8-12.2-12.1-11.7-11.2-12.3

有馬記念では流石に相手も手ごわかった。ペースは2.1でかなりのスローからのL2最速戦。L5でじわっとペースが上がって2段階加速っぽい競馬ではあるが、要所で鋭く脚を使えないと難しい競馬だった。

6番枠からやや出負け、そこから押して押してスッとリカバーしつつ、好位の中目から進めていく。スタンド前でも好位の内目で我慢しながら向こう正面へ。ここで少しペースが上がったがそれでも団子状態の中でヤマカツの後ろでスペースを保ちつつ3角へ。3~4角でもヤマカツの後ろ、4角手前ぐらいで手が動いて追走しながら直線。序盤で3列目の後ろからだがなかなか反応できず、中団のまま。L1でもいいところなくの9着完敗だった。

ここは相手も強かったが、好位の内内で我慢しつつ4角辺りから加速して直線でもう一段鋭く、という競馬に内内からでは対応できなかったかなというのはある。もともとコーナーでの動きがあまり良い馬ではないので、チャレンジカップみたいに向こう正面の段階で流れてくれれば楽だったかもしれないが、この有馬の様にコントロールしながら3角に入ってそこから加速していくという中で内内でというのは難しかった印象。出負け気味からのリカバーは良かったと思う。この敗戦は距離というよりは展開面・相手関係に依るところが大きいかなと。

菊花賞(GI)10着

京都芝外3000m不 18頭6枠11番
3:20.8(+1.9) 64.1-68.8-66.0 H^2
13.2-12.6-12.0-13.1-13.2-13.5-14.5-14.3-13.5-13.0-13.1-12.9-13.4-12.7-13.9

3走前の菊花賞は完敗を喫した。ただ馬場も史上最悪レベルでの不良馬場、ラップを見てもわかるようにほとんど13秒台での競馬になっていて、こうなってしまうと純粋な消耗戦への対応力が問われたと思う。ペースバランス的にもかなりのハイ、中盤息が入っているが消耗度合いのきつい競馬だった。

11番枠からまずまずのスタート、そこから無理せずに中団に下げる形でレースを進めていく。馬場の悪いところを避けて中団馬群で我慢、トリコロールブルーとダンビュライトの間ぐらいで進めて中団で1~2角へ。向こう正面でクリンチャーがじわっと動いていく中で稍ポジションダウンして3角に入っていく。3角では馬場の悪い中目を通す形で中団からじわっと下がって徐々に外に誘導、中団で直線。序盤の段階で上位争いからは脱落していてラストまで無理せず流しての10着完敗だった。

まあ馬場が悪かったし3~4角で大外を回した方が良い馬場状態だったのでそこで外に出せずに我慢する展開になったのは痛かったのかなと。また単純に極端に極悪馬場になったことで前中半でもパワー型の基礎スピードというかもはや単純なスタミナというべきか、これについていくことで脚を使わされた可能性はある。この馬の場合これまでを見ても軽い馬場の方が追走が楽、という感じなのでその辺りも響いたかなと。

2018阪神大賞典への展望

距離に関してはまだ何ともだが、菊花賞だけでは判断しない方が良いかなと。チャレンジカップの内容を見る限りスローロンスパの適性は結構高いので距離自体はこなせると思う。後は位置取りの問題かな。少なくともアルバートを相手に勝負するのは簡単ではないのでそれより前を取って3~4角での立ち回りが問われる。それと、この馬はどうしてもコーナーで内で立ち回って置かれるケースがある(京都新聞杯とか)ので、3角までにスピードに乗ってしまってそれを維持する形でコーナーを立ち回りたいかな。セントライト記念ではスローからのL1最速戦でキレ負けしたがそれでもクリンチャーは問題としなかった。秋以降は成長していると思うので、軽い馬場の長距離戦、本来ゲートは上手い方なので有力馬の中で一番前目で競馬ができれば粘り込みを警戒したい。勝ち切れるかはともかく好走するチャンスは十分にあると思う。

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