競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

東京11R 白富士ステークス 予想:本命01プラチナムバレット

time 2018/01/26

東京11R 白富士ステークス(OP) 芝2000m
馬場想定:良~稍、高速馬場想定
展開予想
馬場は読みづらいけど、この時期の府中はベースは高速馬場でいいと思う。雨の影響もあるので読みにくいが、多分高速ぐらいで良いだろうと。そして騎手の方もどうしても開幕週は適正ペースを作りにくいだろう。

展開予想だが、逃げるのは恐らくマイネルハニー。テオドールはコメント的にも逃げは嫌そうで、ルメールだしこの馬とのコンビでの傾向とコメントを合わせると恐らくコントロールしてくる。リアファル辺りが番手を確保しそうで、ペースをコントロールしてくるだろうと。前半は多分結構スローだと思う。そこからの仕掛けだが、基本的にマイネルハニーと大知は早めの仕掛けでコーナーで勝負してくる傾向が強いのでそこは変わらないかなと。L3最速で4角での立ち回りは結構問われるかも。

予想
◎01プラチナムバレット
〇04マイネルハニー
△03マイネルサージュ
△07スズカデヴィアス
△09テオドール
3連複◎軸〇△BOX
3連単F◎〇-◎〇-◎〇△

◎プラチナムバレット

ここは少し決め打ちのところはあるが、そもそも本来そこまでポジションが悪くなる馬ではないし、府中の2000ならある程度前を取れるんじゃないかなと。マイネルサージュは控えるというコメントを発しているし、上手く2,3列目の内を確保できてスローならというのはある。そのうえで前走の京都新聞杯をそこまで評価しているわけではないが、結局スローからの12.7 – 12.6 – 11.6 – 11.5 – 11.6というラップ推移の中で、単騎逃げ馬を捕まえに2列目以降が3~4角で詰めていることを考えれば恐らくTS持続戦のはず。その中で中団の外目から直線最後までしぶとく伸びたし、L1の地点では2馬身ぐらいは先ずあったはずなので、11秒前半は確定的に使ってきている。TS持続で底を見せなかったのは大きい。府中でドスローからのギアチェンジ戦なら不安も多いが、ハニーが3角からじわっと引き上げ4角出口で一気にという感じならエンジンをかけるスペースがこの枠でも生まれそう。TS持続に関しては明らかにサトノクロニクルを上回ってきているわけで、恐らく本来はもうちょっと距離があった方が良い。開幕週で顕著にスローバランスならそう気にもならないし、後半特化でTS持続戦ならこの面子なら勝負になってほしいかな。仮にハニーが単騎気味に引っ張ったとしても離れた2,3列目の内内で3~4角で捕まえに動く形になれば問題ないと思う。

〇マイネルハニー

悩んだけど相手はこれにした。3連複の相手、という観点で見るとやはりいつも人気しにくいこの馬が良いだろうと。ドスローでもL3最速TS持続戦に持ち込めればしぶとい馬だし、本来は基礎スピードも結構持っている馬なので出来れば単騎気味にペースを引き上げてほしいところだが。まあ府中実績もある馬で昨年のエプソムCでも48.2-46.2とスローバランスだが11.5 – 11.7 – 10.8 – 11.6 – 12.1と5Fで分散しつつL3最速で10秒台と速いラップで一気に加速、直線半ばまではかなり踏ん張っていたし最後も甘くはなったが展開を考えれば立派。今回は主導権を握るのは楽なので、あとはそれに甘えずに上手くペースを作れればだが最悪そこまでは求めない。とにかくL3最速の仕掛けに持ち込んでくれれば。

△マイネルサージュ

今回は控えるとのことで恐らく無理をしなければ後半スローバランスでしっかりと入れると思う。この馬は意外とトップスピードを持っている馬で、2着だが芦ノ湖特別、東京2400でスローからの12.3 – 11.8 – 11.2 – 11.2 – 11.7と4F戦気味、後方外々から直線序盤で鋭く伸びてL2の地点ではアルターに互角。L1で甘くなったが4F戦で通したところを考えれば悪くない。今回は内で立ち回れるのは大きいし、どこまで控えるかだがプラチナムバレットがある程度前に行けばそれを目標にできる。最短距離を通せればハニーが3~4角で引き上げた時に噛み合いやすい。

△スズカデヴィアス

先週で福永も結果を出したしスズカデヴィアス自体トップスピードの質は高いがTS持続はそこまででもない、ギアチェンジを持っているので我慢の競馬の福永は合うと思う。ただ外枠だしハニーがいるのでTS持続が問われそうでそうなると甘くなるリスクはあるかな。スローは合うがトップスピード戦でもギアチェンジを活かしたいタイプで連下まで。

△テオドール

府中でトップスピードの質、持続力ともにそこそこ高いレベルにある馬でルメールって時点で消せないんだよなあ。今年のルメールはイマイチ結果を出せていないんだけど(一時期酷い2着病だった)、このテオドールの場合色々な顔を持ち合わせていて、前走は特殊にせよ4走前の三木特別はL3最速TS持続を外から追走してL1までしぶとく勝ち切った。スローからのトップスピード戦でも質的に結構高いレベルにあるので、外枠は嫌だが押さえておきたい。

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