競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

有馬記念 2018 出走予定馬:オジュウチョウサン&武豊騎手想定

time 2018/12/17

有馬記念 2018 出走予定馬:オジュウチョウサン&武豊騎手想定

第63回 有馬記念(GI)出走予定馬展望

日程:2018年12月23日(日)
コース:中山内外2500m

予想用・出走予定馬一覧

オジュウチョウサン(武豊騎手想定)

 障害界のスーパースターながら、今年は平地に挑戦して連勝したオジュウチョウサンが武豊とのコンビで有馬記念に出走予定だ。ここ2走は500万下、1000万下を勝ったに過ぎない。それでもファン投票3位を集め、堂々グランプリの舞台に駒を進めた。年末最後の大一番、武豊とともに夢を乗せて暮れの中山を駆け抜ける。

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 まあ、現実的には難しい一戦。とはいえ府中で軽い馬場というわけではなく、暮れの中山の2500mで、前半のスピードはそこまで問われにくい条件ではある。可能性はいくらかはあると思うが、できれば雨でも降って悪化してほしいかな。

開成山特別(5下)1着

福島芝2600m稍 12頭5枠6番
2:42.3 61.9-62.1 M
13.0 – 11.4 – 12.2 – 12.7 – 12.6 – 12.4 – 13.0 – 12.9 – 12.6 – 12.3 – 12.2 – 12.3 – 12.7

 2走前の開成山特別から振り返りたいが、基本的にはこういう単調な流れの方が合っているという感じはする。稍重で力の要る馬場状態、ペースは平均で流れていて道中も13.0まで緩んだといってもそこまででもない。割と単調で後半は4Fのロンスパ、前後半のバランスを問われた一戦。

 6番枠から好発を切って先行争いに、楽に番手をとる。そこから様子を見ながら控えて4番手と少し下げて進めて1角へ。向こう正面でもまだ仕掛けを待ちつつ2列目の外、徐々に促しながら3角に入っていく。3角で楽な感じで先頭に立ち、4角で追い出して直線。序盤でそこからジリッと伸びて1馬身半から2馬身、そのまま最後までしぶとく踏ん張って3馬身差の完勝だった。

 ひとまず一歩目を順調に踏み出したな、というのが率直な感想。具体的に言えば前半も後半もそこまで速いラップを要求されないマラソン型の競馬になったのがおおきいかな。中盤で少しだけ息が入ったが基本的には力の要る馬場で最後までバテ図に踏ん張れたかどうかが問われた。後半4F戦の中でL1で減速してはいるし、流石にこれで有馬記念でどうこうというのはまだ難しいかなという感覚ではあったかな。最後は流しているのでその辺りでまだ余裕があったけど、それでも流石に有馬記念となるともうちょっと目立った走りが欲しかったと思う。

南武特別(10下)1着

東京芝2400m良 7頭3枠3番
2:25.0 63.0-59.0 S^4
13.0 – 11.9 – 12.7 – 12.9 – 12.5 – 11.5 – 11.5 – 11.6 – 12.2 – 11.6 – 11.7 – 11.9

 正直に言えばこの南武特別で苦戦すると思っていた。府中で高速馬場、上がり勝負になってどうか?という中で、ジナンボーが向こう正面から一気の仕掛けになったことでロンスパになり切った。ここで最後までしぶとく踏ん張って勝利をもぎ取ったのはそれでも驚かされたかな。4秒の超超スローでロンスパといっても後半にシフトしてある程度速いラップを踏んではいるからね。速度的に足りたというのは大きな材料かな。

 3番枠からまずまずのスタート、そこから促しながら先行争い、楽に番手を確保してドスローの流れに乗っていく。道中も無理なく番手で進めていくが向こう正面で一気にジナンボーが上がっていくので超ロンスパの展開に。離れた3番手で進めて3~4角でも最内をロスなく進めながら差を詰めて2馬身半差ほどで直線へ。序盤でジナンボーの外から楽に2列目、L2の坂の上りで先頭に立つ。L1で外から伸びてきていたブラックプラチナムを最後はしっかりと余裕をもって抑えての半馬身差勝利。

 1000万下の高速府中で結果を出してきたというのは大きいかな。もちろん展開はこの馬にとって良かったとは思う。課題はトップスピード面なのは明白だったし、そこで速いラップを要求されない競馬になったからね。ただ3~4角で動いてきているし、1400通過の段階で先頭とは1秒は離れていたことを考えれば後半1000は58秒では上がってきているし、57秒台も視野に入ってきた。このレベルなら準OPでも通用するだけの素材は見せたといっていいと思う。

有馬記念2018への展望

 障害では圧倒的なパフォーマンスをみせてきているが、平地でも無尽蔵のスタミナの片鱗は見せていると思う。それに後半の速度負けを懸念した南武特別では超ロンスパの流れに恵まれたといっても最後まで11秒台でまとめてきたしなかなかのポテンシャルを見せてきたと思う。有馬記念でもうまく運べば強ち馬鹿にできたものではない、という感じはあるかな。

 今年はメンバー構成的にはチャンスも無くはないだろうと。キセキはここ2走は素晴らしいのだがいずれも超高速府中でのもの。日経賞が物足りない以上不安は払拭できないし秋4走目になる。レイデオロも同様に高速馬場巧者感は否めない。京都記念の負け方が物足りない。ミッキーロケットは全体で流れれば面白いが後半のポテンシャルだけではそこまででもないし、サトノダイヤモンドも全盛期は過ぎた感。シュヴァルグランら手ごわい馬もいるが、全く付け入るスキがないとは思わないかな。とはいえ、やはり条件は限られる。馬場も悪化して後半速いラップを要求されない方が良いし、恐らくこの馬の場合は前半からある程度ペースを引き上げて後続に脚を使わせるパターンの方が良いだろうと。常識的には難しいが、武豊がどう乗ってくるか。キセキより前で少し離して強気の競馬を見たいかな。


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シンボリクリスエス、ゼンノロブロイで有馬記念を制している藤沢和雄厩舎。今年は17年のダービー、18年の天皇賞秋の優勝馬レイデオロで3度目の有馬記念制覇を狙う。天皇賞秋を快勝してからは、ジャパンCを使わず有馬記念を視野に調整し万全の状態で出走する。また、ジャパンC上位組みからキセキ、シュヴァルグラン、ミッキースワローが上位人気になるだろう。スワーヴリチャードの回避は残念だが、ジャパンCでは驚異的なレコードタイムが出たように負担も大きいはず。ジャパンCの上位組は状態がカギになるだろう。実は、競馬セブンでは人気の盲点となり出走する人気薄情報馬の大駆け情報を極秘入手!人気薄激走馬が馬券圏内に激走すれば高配当間違いなし!週末情報はお見逃しの無いようご注意ください。

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