競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

武蔵野ステークス 2018 レース回顧・結果:サンライズノヴァ、淡々としたハイペースを後方外から正攻法でごぼう抜き!

time 2018/11/12

武蔵野ステークス2018のレース回顧・結果

東京ダ1600m稍
1:34.7 46.7-48.0 H^1
12.3 – 10.9 – 11.6 – 11.9 – 11.9 – 11.8 – 12.1 – 12.2

展開分析・総評

う~ん…想定とは真逆の展開。緩め、中弛みを想定していたんだがまさかハイペースで淡々とというのは。渋っていて前の意識が強くなってしまったのかなあ。後ろが差し込んだけど、淀みない流れになったので後ろからでも基礎スピード面がないとこの脚を引き出せなかったし、緩みが全くないので自力で押し上げる必要があったのは間違いない。なので紛れが全くなく現状の力勝負になった、という感じ。

1着04サンライズノヴァ(戸崎)

4番枠から出負けして最後方から。ただ、前半で前がかなりぶっ飛ばしてしかも一段となったので後方各馬に与えられたスペースが非常に大きくすぐに外に持ち出してスピードに乗せて進めていくことができた。3~4角で外を通したが前も緩めないので自力でじわっと押し上げながら直線も後方。序盤でまだ7馬身ぐらい前とはあったが徐々に伸び始め、L2では2馬身ぐらいまで詰めてきた。L1で一気に2列目から伸びてナムラミラクルを捕えて後ろのクインズサターンにも差をほとんど詰めさせず、1馬身1/4差の完勝。

素材的にかなり強くなったな…という印象。もちろんインカンテーションは頓挫明けで状態面の疑問符もつくしポジションも悪かったが、それでもこの展開で3~4角で外々から自力で押し上げて最後まで伸びてきたというインパクトは大きい。クインズサターンの場合は3角で内目を通してその後はサンライズを目標にしてのもの、こちらは3~4角11秒台と緩んでないところで終始外々を押し上げてのもの。それでもL1でほとんど寄せてないんだから力が1枚上なのは言うまでもないところだと思う。素材的にかなりのものであることを証明した。

展開が嵌ったのも事実。仮にこれで前がペースをコントロール、早い段階で内のスペースを各馬が拾ってしまったら外に出せた保証も無いからね。サンライズノヴァが来る展開になったのは間違いない。最初から前がぶっ飛ばす、しかも、前の集団に11頭集まって団子、後方から進めた残り5頭で中団以降のスペースを拾えたわけだから押し上げるスペースは大いにあったし、スタートしてすぐに外に出せた。包まれて緩いところからなかなか動けないという不安があるこの馬にとって、淡々と流れてくれること、外に出すこと、これさえできれば勝負になる、というところで力の違いを見せたのは想像以上だったかな。

正直3~4角外ってのは今回の展開に限ればちょっと強引だったからね。ただそれでも戸崎の意識の中に出し切らんと、というのが芽生えているだけでも大きいと思う。こういうタイプの馬はいかにスピードに乗った状態をキープするかが重要。

2着03クインズサターン(四位)

五分には出たが前が速いので無理はせずに後方で進める。ただ前の各馬がハイペースなのにかなり固まって進めていたので、後方で無理せずでも前にスペースを保った状態で3角に入る形。3~4角で動く選択肢もあったと思うがサンライズノヴァが外から行くのでその後ろをとって直線へ。序盤でサンライズの後ろから外に出して追い出されると一緒に伸び始める。L2で後方からしぶとく伸びて好位列、L1でさらにそこからもう一段伸びてナムラミラクルを交わして2番手に上がるがサンライズとの差は最後までほとんど変わらずの1馬身1/4差2着だった。

この馬も東京マイル適性は見せていたが、タイトに流れて時計勝負になったのも良かったとは思う。ここ2走の内容が悪かったのでちょっと狙えなかったけど、ここで激変しちゃうか…。まあこの展開ではどのみち当たらなかったけど、この感じだとマイルでもタイトな流れの方がいいのかなという感じはある。ただサンライズノヴァには内容的に完敗なのでまだ何とも言えないね。ナムラミラクルもかなり強い競馬をしているし、インカンは展開もきつかったうえで頓挫の影響もあったかもしれない。バランス的にはうまく乗られてちょっと嵌った感はあるけど、これだけ厳しい流れで差し込めるし、平安Sみたいにスローからのロンスパでもこれちゃうのでキャラがつかみづらいところはあるね。次走以降も警戒が必要かな。どういう展開・馬場でもある程度やれるのは強み。

3着10ナムラミラクル(ルメール)

まずまずのスタートからじわっと促しつつ楽に番手外をとって進めていく。道中はかなり激流、という展開で前目に各馬が殺到してくる中でポジションをキープして3角へ。3~4角でも淀みなく進む中で番手外、少しルグランフリソンに離されて2馬身ぐらいの差で直線。序盤でしぶとく伸びて1馬身半差、L2でそこからさらに並びかけて先頭列。L1で抜け出したところに外差し2頭の強襲、屈してサンライズとは1馬身半ほどの差で3着。

前目で残っていたのはこの馬だけで、基礎スピード面の高さを見せてくれたと思う。正直4走前の夏至Sの内容だけでは高いレベルのハイペースではどうかな?とも思っていたんだけど、前走のグリーンチャンネルCも含めて成長してきているとみるべきかな。このレベルではワンパンチ足りないし、相手もフェブラリーSでトップレベルとは少し差があったサンライズノヴァだからね。GIどうこうはともかくだが、それでも厳しい流れに持ち込んでしぶとさを引き出してくれたのは評価したい。BSN賞の感じからも距離を延ばしてもう少しペースを引き上げつつ一足で、というパターンの競馬を狙ってみても良いと思う。ダートスタートの方が前半で他の馬の脚を削げそうな気がするんだよなあ。

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