競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

エルムステークス 2018 出走予定馬:ミツバ&松山想定

time 2018/08/08

エルムステークス 2018 出走予定馬:ミツバ&松山想定

第23回 エルムステークス(GIII)出走予定馬展望

日程:2018年8月12日()
コース:札幌ダ1700m

予想用・出走予定馬一覧

ミツバ(松山想定)

今年も地方交流重賞のマーキュリーカップを制するなどまだまだ第一線で活躍中のミツバがエルムステークスに出走予定だ。GI級には手が届かないものの素材は確か、ポテンシャルの高さを活かしてしぶとく最後まで伸びて踏ん張るのが身上。中央重賞にはまだ手が届いていないだけに、このあたりでそろそろ手中に収めたいところだ。

急コーナーだと動けないけど緩いコーナーでは動ける感じなので札幌競馬場自体は良いと思うんだよなあ。ただ1700は流石にこのレベルまでくるとちょっと短い気がするし、前半のポジショニングはそこまでうまくないのでゲートで後手を踏んで後方からとなると出し切って良さが出やすいこの馬としては簡単ではないかもしれない。

アンタレスS(GIII)2着

阪神ダ1800m重 16頭8枠15番
1:50.0(+0.2) 47.9-49.6 H^2
12.7-10.7-12.3-12.2-12.3-12.0-12.3-12.3-13.0

3走前のアンタレスS2着から振り返る。この時は重馬場で時計も結構出やすい状況だった。その中でペースは1.7とかなりのハイ、よどみなく進んでのL4最速戦なので仕掛けのタイミングも早く出し切りやすい競馬になっている。もちろん前半の基礎スピードをかなり高いレベルで問われたうえでの話。

15番枠からやや出負け、外のマイネルバサラが切り込んできたので前には行けず、下げてから中団外を押し上げていく形。2角ではまだ中団の外にいたがそこから向こう正面で押し上げて3角では先頭列に並びかけてくる。4角で馬なりから外の各馬がきたので仕掛けて直線。序盤で1馬身ほどリードをとるが、L1でグレイトパールに目標にされて捕えられての2着完敗。

厳しい流れの中で中盤でも特にラップ的に落ち着いているというわけではない、そんな中でしっかりと外から押し上げて3角までに勢いをつけた。阪神だと高いレベルでは3~4角で置かれることが多い馬だったが、それを向こう正面の段階でしっかりとスピードに乗せてはいることができたのも良かったと思う。流石にこのペースで早めの仕掛けとなるとラスト甘くなるのは仕方がなかったかな。1800ではちょっと忙しかった感じはする。

平安ステークス(GIII)4着

京都ダ1900m稍 16頭1枠1番
1:57.6 50.5-48.7 S^2
7.1-11.5-12.5-13.1-12.5-11.9-11.7-12.1-12.3-12.6

2走前の平安Sでは後半のL4最速ポテンシャル特化戦となった中でこれも積極的に動いたが少し甘くなった。ペースが1.8とかなりのスローとなっていて後半勝負のポテンシャルに特化した一戦。

1番枠から好発を切っていたがやはり二の足が遅く包まれて後方に下がりながらになってしまう。そこからも外に出すことを優先して向こう正面でグレイトパールの外から一気にまくっていくが前もペースを引き上げて3角。3角の最速地点では先頭列の3頭分外に並びかけ、4角でも促しながら逃げるサンライズソアに出し抜かれながら直線。序盤で1馬身半差、2列目で進めるが伸びあぐねる。ラストまで食らいついていたが最後は2着争いから脱落、4着までだった。

まあ強かったとは思うし、5F戦で京都の坂の下りのL4最速で外々となるとロスが小さくなかった。京都は3角は緩いしここでのロスというのは直結しやすいからここまで踏ん張れたならポテンシャルは流石のレベルにあると思う。前にいたサンライズソアは最短距離を通せているしね。ただ2着のクイーンマンボには同じコース取りから差されているのでその辺りをどう考えるかかな。あそこから動いて押し切れるほどのものではなかったか。

マーキュリーC(JpnIII)1着

盛岡ダ2000m良 14頭6枠10番
2:03.5

この馬は多分盛岡競馬場が一番合っていると思う。まず一つはコーナーが緩いこと、そして動きたいタイミングといえる3角地点から下り坂があること、最後に時計が出やすいこと。この馬はエンジンのかかりは遅いけど掛かってしまえば結構速い脚を使えるタイプ。このレースでも上がり最速35.2を引き出せている。

10番枠から五分のスタート、そこから二の足はいまいちで中団ぐらいでまずは入っていく。徐々に押し上げながら向こう正面では好位の外目に取り付いてじわっと仕掛けながら3角。3角の下り坂で楽に2列目の外まで取りついてきて、4角で鞭が入ってしっかりと食らいついて2列目の外。直線で1馬身差あった差をしっかりと詰めて先頭列に近いところ、L1で粘るヨシオをしっかりと競り落とした。

スローなのは確かだと思うし、その流れで3角下りから勢いをつけてしっかりとトップスピードに乗せることができたこと、最後まで末脚を引き出すトップスピードの持続力が活きたかなと。この馬は意外とトップスピード戦への対応力が高い馬だし、軽いダートでスピードに乗せやすい緩いコーナー、という点でも札幌への適性は感じるんだけどなあ。

2018エルムステークスへの展望

1700への短縮になるので余計にゲート・二の足といったポジショニング面の課題はでてくる。加えてどうしても1700mの中でのコーナー地点の割合が大きいレースになるので、終始外を回すロスというのは当然出てくる。しかし、多少のロスがあってもコーナーがゆるければスピードには乗せやすいというのは不器用なこの馬にはメリットにもなりえる。急コーナーでは置かれ気味でも盛岡では速度負けせず入れているし緩やかなコーナーでスピードに乗せて出し切れればロスはあってもしぶとく伸びるポテンシャル面はやはり不気味。もちろん勝ち負けまでとなると平均ペースで前目で支配できる馬が強いレースだし、相手もそろったので簡単ではないと思っているがヒモでならひっかけても良いかな。1700は短いと思うけど一応差し込み警戒要員の一頭に挙げたい。

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2012年からサマーマイルシリーズ第2戦に指定された関屋記念。サマーマイルシリーズは3戦のみとなるが、サマーマイルシリーズの優勝を狙う為にも重要な一戦となる。

サマーマイルシリーズが開催された2012以降、関屋記念の優勝馬ではクラレント、レッドアリオンがシリーズチャンピオンに輝いている。過去にはジャスタウェイ、ダノンシャーク、カンパニーが同レースで好走し、後にGI馬となっているように、GIへの登竜門でもある。昨年は関屋記念・2着馬ウインガニオン(中京記念1着)がサマーマイルシリーズのチャンピオンに輝いた。

過去10年の傾向では、1人気[2.2.1.5]、2人気[2.2.0.6]、3人気[1.0.2.7]。二桁人気馬は2頭のみ馬券圏に好走しているが、上位人気馬が崩れることが少なく大波乱となるケースはない。

サマーマイルシリーズが開催されてからのステップレースでは中京記念組が主力となっている。ステップレース別での成績では中京記念【2.3.2.33】、安田記念【2.1.0.7】、1600万【2.1.0.9】、オープン【1.1.4.34】エプソムC【0.3.0.7】。主力となる中京記念組みでは上位入線組みよりも、掲示板外に敗れた出走馬の好走が多い。

新潟芝1600Mの外回りコースは約659Mと直線長いコースで前半のペースが遅くなりやすく、展開次第では先行馬の活躍も目立つ。高速決着になる傾向で上がりも速くなる。枠順では圧倒的に7枠・8枠の好走が多く外枠が有利な傾向。

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何悪。分析note2023



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