東京９Ｒ 小金井特別 予想：本命14ビックリシタナモー

東京９Ｒ 小金井特別(10下) ダ1400ｍ
馬場想定：稍～重、やや高速ダート想定

展開予想

重まで行くかはわからんが、少し渋るのは確かだと思う。展開予想が難しいレースで、確たる逃げ馬不在。ひとまず乾坤一擲が内から主張するが行けるほどの安定したスピードがあるわけでもない。サクレディーヴァの武豊もこのメンツなら先行策をとってくると思うし、逃げの手もある。アオイサンシャインも内田だしある程度前を狙ってこの３頭かな。外からはアンティノウスのルメールがどこまで前を突いていくか。道悪になるのである程度軽い基礎スピードが問われると思う。おそらく35-36.5ぐらいの感じ。

予想

◎14ビックリシタナモー
○02サクレディーヴァ
△10ハルクンノテソーロ
△11ブラックジョー
×03プレシャスルージュ16アンティノウス
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎ビックリシタナモー

この馬の場合もともとは芝スタートの1200で良さが出たとは言えるが、前走の準OPであるＢＳイレブン賞の内容からも1400ぐらい、それもダートスタートで前半楽には入れるほうがよさそうだなと。35.3-36.0とややハイ程度、11.7-12.2-12.2-11.8-12.0と終始12秒前後でまとめるラップの中で中団外々からしぶとく脚を使ってＬ１までしぶとく伸びて際どいところまで詰めてきた。中団外目でロスもあったし後半勝負で長く脚を使えたのは1400適性という点でも示してきたと思う。今回も渋る可能性が高いし、ここ数走の感じからも基本的には後半型で良さが出てきていると思う、降級初戦でいきなり。

○サクレディーヴァ

前走の東京1400ｍ戦は時計が少し掛かる中で好時計だがこれも出し切っていないという点を評価。35.2-37.2とかなりのハイでラップ推移的には11.5-12.6-12.4-12.1-12.7と中弛みがあってこれに番手で合わせながら直線再加速でしっかりと出し抜いて加速するという競馬ができてのもの。これ自体はかなり高いパフォーマンスだと思うし、基礎スピードを高いレベルで見せかつ末脚を引き出せたのであれば包まれなければ好勝負。あとは内枠なのでその辺り。

△ブラックジョー

後傾型の差し馬で芝スタートではついていくと基礎スピード不足、無理なく脚を引き出そうとしても結局基礎スピード型に押し切られる感じでもともと適性的に合ってない印象。一度東京1400で非常に強い競馬をしていて、1000万下でサトノファンタシーを相手に完勝の競馬。35.5-36.4とややハイからの11.7-12.3-12.3-11.9-12.2というラップ推移で中団で大外を回しながら直線最後まで伸び続けての勝利。特にＬ２の最速地点で先頭列に並びかけているように府中適性は高いはず。ここ２走が足りないのは間違いないが、２走前はオーバーペース、前走は後ろ過ぎた。ダートスタートの府中1400での激変を期待。

×プレシャスルージュ

前走は芝スタートの京都1400で力が要る馬場だったこともあってめどは立ったが時計的には足りない。ダートスタートの府中1400でもう少し前半楽にいい位置を取れれば。サクレディーヴァの後ろぐらいを楽に撮れればチャンスも。

×アンティノウス

前走は強い競馬だったといっても36.3-37.1とややハイ、11.9-11.7-12.1-12.0-13.0とＬ１は結構落としていて基礎スピード型の競馬だった。その中で1:25.1という時計自体そこまでの評価はしづらい。その上で今回は前もある程度ペースをコントロールして一足の鋭さを問われる懸念もあると。ここまでのパフォーマンスからも基本的には厳しい流れの方がいいと思うのでこの評価。