北海道スプリントカップ 2018 予想：本命05ラブバレット

門別11R　北海道スプリントカップ(JpnIII)　ダ1200ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定

展開予想

梅雨入りが各地で続いている本州と違って北海道は雨も大丈夫そう。良馬場で標準ダート想定。展開予想だが逃げ馬そのものは多いがこのメンツなら流石にラブバレットが速いか。59kgのニシケンモノノフはそこまで前目を意識しないと思うし、外のコパのマイケルもダートスタートで問題ないが外枠でラブバレットが行くなら番手でもというタイプだと思う。サトノプリンシパルがどの程度速いかが未知数だけど、ラブバレットの逃げ想定で、34.5-37.5ぐらいのイメージで考えておく。

予想

◎05ラブバレット
○09ニシケンモノノフ
△03テーオーヘリオス
△14コパノマイケル
×06サトノプリンシパル10スノードラゴン
３連複◎〇軸▲△×流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

◎ラブバレット

正直雨が降ってくれればもっと強く本命にしやすかったけど、ただ前走の東京スプリントでも34.4-37.4と超ハイ、12.3 – 10.8 – 11.3 – 12.4 – 11.9 – 13.1とコーナーで少し緩んだものの全体的には消耗ラップの中でニシケンモノノフの後ろから進めて差す形で結果を出してきたのは意外だった。あまり時計がかかる馬場でよさが出る感じではなかったので。高速ダートで軽い基礎スピードを活かしつつも後半も脚を使えるのが魅力、本来ならばこの条件だと若干微妙なところもあるが何せ今回は相手が楽だし条件がいい。雨が降れば完璧だったが、そこまでは望めまい。近走の内容も踏まえて本命視したい。

○ニシケンモノノフ

う～ん…状態さえ問題なければ一番強いのは間違いない。特に大井の1200と違って割とカーブが緩めの門別だとそこまでコーナーで減速しないだろうから割と単調な基礎スピード戦になりやすいしニシケンモノノフはそういう競馬が合っている。実際昨年も強い競馬で不良馬場ではあったにせよ33.8-35.6とかなりのハイペースを逃げて刻んで完勝している。近走は道悪に良績が偏っているとは思うが、本質的にはよどみなく進む基礎スピード戦が合っていて良馬場でもカペラＳ２着時が全盛期のノボバカラ相手に好位からしぶとくバテ差し。33.3-36.9で超々ハイから11.8 – 10.4 – 11.1 – 11.9 – 12.0 – 13.0とよどみない消耗戦で伸びてきていることからも前半から厳しい流れで維持する競馬が合っている。前走の東京スプリントが不満なのは確かでさらに59kgが不安。この辺を踏まえると少なくとも信頼は置きづらくはなった。特にラブバレットに前走差されたのは不満が大きいかな。適性的な不安はないので、前走フェブラリーＳの反動、少し立て直してそろそろ頑張ってほしい。

△テーオーヘリオス

このメンバー構成、枠の並びだと内枠というのはちょっと嫌だなという感じ。この馬自身前走の天王寺Ｓでも内内からうまく立ち回れているように決してキックバックが悪いというわけではない。ただ前走もゲートは決して良くはなかったし、ダートスタートで前に入られてポジションダウンするリスクがあると。前走の天王寺Ｓの場合は35.6-35.2と緩い流れで12.5 – 11.5 – 11.6 – 11.4 – 11.6 – 12.2とＬ３最速11.4と後半型の競馬になったしコーナーでの立ち回りも大きかった。前半から結構流れそうな今回のメンツで内枠で前に入られてしまうと捌いてからの競馬にはなるのでその辺。基礎スピード自体は足ると思うけど。

△コパノマイケル

この馬から入ろうかとも考えたんだけど前走の黒船賞の内容が悪かったので1200に戻ったからといっても、というのと外枠はこのメンツで先行勢が揃っているここだと嫌だなと。ただダートスタートでも問題なくて３走前の鳴海特別でも34.4-36.6と超ハイ、12.4 – 10.6 – 11.4 – 12.3 – 11.8 – 12.5とＬ２再加速の中京らしい流れだが外枠から楽に番手を確保してしっかり抜け出している。基礎スピード自体は２走前の初春Ｓでやれれば少なくともラブバレット以外の地方勢に対してなら優位に運べるはず。前走は距離もあるし１周コースもあると思うので、ワンターンの1200で基礎スピードに乗せて良ければ警戒しないとかな。

×サトノプリンシパル

前走は一定の評価は必要だと思うけど、少なくとも中央である程度のレベルにある馬で良の門別1200なら12秒前半は出るし、強い馬なら11秒台は欲しいからね。そう考えるとうまくレースを作れて1:12.9はちょっと足りない。ラブバレットが出遅れてこちらが上手く前に入れれば怖さはあるので押さえておくが、時計的には微妙なところ。

×スノードラゴン

いつも安定して自分の脚は使えるし、今回は前係のメンバー構成なので例によってうまくなだれ込んでのバテ差し上位狙い。ただ59kgはやっぱりちょっとしんどいかな。