競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

エプソムカップ 2018 出走予定馬:ハクサンルドルフ&川田想定

time 2018/06/07

エプソムカップ 2018 出走予定馬:ハクサンルドルフ&川田想定

第35回 エプソムカップ(GIII)出走予定馬展望

日程:2018年6月10日()
コース:東京1800m

予想用・出走予定馬一覧

ハクサンルドルフ(川田想定)

不良馬場の甲斐路ステークスで苦労していた準OPの壁を撃破、ハクサンルドルフがエプソムカップに出走予定だ。オープン入りしてからもある程度脚を使ってはいるものの、やはり詰めの甘さは解消せず物足りなさは残る。そこから脱却となるか?府中の1800で真価を問う。

日曜日の天気がまだ何とも言い難いが、予報的には午後から雨になる可能性が高い。ただそれでは今の馬場状態から甲斐路Sの時のような極悪レベルはまず難しい。後半勝負の中でどれだけやれるか。個人的には案外距離はもうちょっとあった方がいいのかなとは思う。

甲斐路ステークス(16下)1着

東京芝1800m不 8頭8枠8番
1:55.7 51.9-51.1 S^1
13.7-12.4-12.9-12.9-12.7-12.8-12.2-12.4-13.7

5走前の甲斐路S勝ちから見ていこう。この時は雨が終始降り続けていて馬場差を判断するのが非常に難しいが極悪馬場だったとは思う。ペースは一応ややスロー、ただ中盤まで12秒代後半、そこからL3最速12.2からL1で13.7と大きく減速している。消耗しているのは確かだろう。

8番枠からやや出負け、そこから無理はせずに後方でまずは進めていく。雨の影響がすごいのでどうしても馬群が縦長にならずに団子の中で中団に取り付きながら3角。3~4角でも中団列で進めて直線。序盤で先に抜け出したプロディガルサンに対して差がつまらない。L2でもまだ2馬身ぐらいあったがL1でここからぐんと伸びて最後は捕え切った。

今にして考えると1800で極端にタフな馬場、消耗してようやく差し切ったといえなくもないと。もちろん高速馬場ならトップスピードの質、持続力ともに高い馬なんだけど、結局突き詰めると加速性能がいまいちでバテ差しが基本だとは思う。それと、シンプルにこのペースを追走する脚はあったわけで、しかも長く脚を使えたので割と長い距離の適性は示してきたんじゃないかなと。

新潟大賞典(GIII)8着

新潟芝外2000m 16頭4枠8番
2:00.4(+0.4) 62.3-57.7 S^5
12.8-11.6-12.5-12.5-12.9-12.7-11.9-10.9-10.6-11.6

前走の新潟大賞典は結局全体で極端に遅くなってしまったことで後半のトップスピードの質をかなり高いレベルで問われてしまったL3-2で10秒台に入っているようにここで究極レベルの切れ味を引き出せないと後ろからでは差せない。その中で動き出しの鈍さもあったかなという内容だった。

8番枠から出負けして後方からの競馬とならざるを得ない。ドスローの団子の状態で最後方列の真ん中でスペースがない状況。3~4角でも当然ペースが上がってこない中で最後方列真ん中、スペースがない状況で直線。序盤で前が加速する中でそれ以上の反応が問われたが、やはり置かれる。そこからも進路確保で苦労しながらL1でさばいてそれなりには伸びてきたがという内容。

トップスピードの質はそこそこあるので対応はしてきたがやはりL1でもそこまで落ちない中で差し込むのは難しいし、要所の反応面もそこまで良くないの好位からスッと反応できるようなスズカデヴィアス辺りと比べると総合力で見劣っているなという感じ。これまでのどのレースにも言えることだけど、トップスピード勝負自体は悪くないが位置取りが悪すぎてそこから差し切るだけのレベルではないという感じ。

ムーンライトH(16下)3着

阪神芝内2000m良 14頭6枠10番
2:00.6(+0.0) 62.4-58.2 S^4
12.8-12.1-13.0-12.8-11.7-11.6-11.6-11.5-11.7-11.8

個人的に印象的なのがムーンライトH3着。結構前になるが内回りの阪神2000mで4.2と超超スローだが6Fのロンスパポテンシャル戦でL3最速だが11.8とL1もそんなに落としていない。コーナー地点で速いラップを要求される中で、トップハンデの57.5kgを背負ってかなり強い競馬をしての3着だった。

10番枠から出負けして後方からの競馬はこの馬のパターン。道中も後方外々で進めて3角。ロンスパの流れになったところで外々からロスを作りながら最後方列で直線。序盤でそこからしぶとく伸びて中団に取り付く。L1でもそのまましぶとく伸び続けて3着となった。

ここでは6Fのロンスパという流れの中で結構長く脚を使えたなという感じ。ポテンシャル面で高いレベルのものを見せてきたと思うし、この時の勝ち馬がキンショーユキヒメでこれを相手に時計差なしまで詰めているというのは評価したいところ。案外距離があった方がいい感じはするのはこういったロンスパでやれているというところが大きいかなと。

2018エプソムカップへの展望

アドマイヤムーン産駒っぽいところもあって、最大の特徴はエンジンがかかってから減速地点でばてずに食い込んでくるという点。なので本来高速馬場で淡々とした流れ自体は合うと思うのだが、難しくさせているのがゲートの拙さ。とにかく安定してゲートで後ろからになってしまうので、エンジンのかかりが悪い以上どうしても展開次第の面が強くなってしまう。ワンターンだと特にその傾向が出てしまうと思うし、ゲートで出負けして前半スローから中盤以降まで仕掛けのポイントを遅らせられてしまうとどうしても最後は伸びてきたとしても絶望的な位置になってしまう。ただでさえエプソムカップは後ろの馬が届きにくい傾向なので、そう考えると一番狙ってはいけないタイプの馬だろう。今年はマイネルミラノが出るので前半のペースはともかく仕掛けの意識は強くなりやすい。3~4角ではペースが上がって早仕掛けの形をイメージできるので、そこで出し切ってL1でどこまで差し込んでくるかだろう。ただスローのトップスピード持続戦ではこれまでも後ろからまとめて面倒を見れるほどではなかったし、メンバーは強化されている。川田がどう乗ってくるか次第の面はあるが、最序盤のポジショニングが解消しない限りは強くは狙えない。狙えても3着ヒモまでとしておきたい。雨が降って思ったより悪化すれば面白いかもしれない。

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今週の勝負はエプソムC・マーメイドSではない!
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【 日曜後半 】
重賞よりもさらに大きく狙える条件戦があった!!
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クラス再編成直後の今だから
盲点になっている超伏兵がいる!

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何悪。分析note2023



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