競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

オークス 2018 出走予定馬:パイオニアバイオ&北村宏想定

time 2018/05/15

オークス 2018 出走予定馬:パイオニアバイオ&北村宏想定

第79回 オークス(GI)出走予定馬展望

日程:2018年5月20日()
コース:東京芝2400m

予想用・出走予定馬一覧

パイオニアバイオ(北村宏想定)

メンバー中でも屈指の苦労馬、未勝利を勝ち上がるまでに8戦を要したパイオニアバイオが晴れの舞台オークスに出走予定だ。勝ち上がったばかりながら前走のフローラステークスでは2着に入って権利を確保。堂々とオークスへ駒を進めたが、これまでの苦労が報われた瞬間でもある。もちろん大舞台で相手はさらに強敵となるが、七難八苦を乗り越えた勢いで番狂わせを狙う。

フローラステークスは結果的に良い位置から競馬ができたのはあるし、やっぱり決め手という点では足りないかなと。あの展開で差されてしまっては今回のメンツでは簡単ではないか。

フローラS(GII)2着

東京芝2000m良 16頭8枠15番
1:59.5(+0.0) 61.1-58.4 S^3
13.1-12.0-11.8-12.1-12.1-12.0-11.9-11.5-11.3-11.7

まずは前走のフローラSから。ペースは2.7で超スロー、ラップ推移的にもL4から11.9に入っているが、それでも直線勝負のウエイトが大きいかな。ただ中盤はそこまで遅くなくて12秒前後を連続している。その分L2最速11.3なのでそこまでトップスピードの質を要求されずに済んだ形。

15番枠と外からまずまずのスタート、そこから序盤は無理せずに好位の外目で進めながら。向こう正面でも好位の外から徐々に押し上げて2列目の外で3角に入る。3~4角でも2列目の外から先頭列に近いところまで並びかけていって直線。序盤で1.5列目ぐらいからノームコアにしぶとく並びかけてL2で若干先頭に立つ。L1でも踏ん張ったが外からサトノワルキューレに差し切られての2着だった。

前半が非常に遅く中盤以降はそこそこからの3F勝負なので割と長距離的かもしれないが、そこで先行策からしぶとく粘っての2着なのでひとまずある程度の評価はしたい。ただノームコアを首差競り落としての2着だが、このノームコアがフラワーCでは第2グループのトーセンブレスに完敗、さらに上にカンタービレがいる。またもちろんこのフローラSでは理想的な流れの中で自分の脚は使ったが強烈な末脚をサトノワルキューレに使われてしまったと。当時の馬場がかなりの高速状態にあったことを考えても、このペースでこの内容だと微妙かな。

未勝利1着

中山芝内2000m良 16頭8枠15番
2:03.4 63.1-60.3 S^3
12.9-11.0-12.9-13.1-13.2-12.0-11.6-12.1-12.0-12.6

2走前の未勝利戦はポテンシャル戦の中で良さが出たというところはあるかなと。ペースは2.8で超スロー、ラップ推移からも向こう正面で12.0からL4の3角地点が最速でL1は消耗という厳しい後半ロンスパの流れで完勝、8戦目にして初勝利をものにしたと。

15番枠からまずまずのスタート、そこから様子を見ながら2列目の一角を締めつつも最終的には好位の外。最序盤はドスローの中で好位の外から進めていたが先に後ろからボリーバルが動いたのでここからロンスパになる。その中で好位の外から3角でゴーサイン、動いて4角では先頭列を射程に捕えて2列目。序盤でシゲルシイタケを捕えて首ほど出る。L1でそこからしっかり最後まで差を広げて1馬身1/4差の完勝。

ここではロンスパのポテンシャル戦という競馬で良さが出てきたのは間違いないと思う。これまで苦労していた中で、しっかりと5Fで分散する中でポテンシャルを引き出すことができたと。これまでどうしてもある程度速いラップを要求される中で甘くなっていたのはあるが、こういう後半のポテンシャル戦が理想なのかな。フローラSも中盤以降でそこそこ流れていたのが影響したかもしれない。

未勝利2着

中山芝内1800m良 15頭5枠9番
1:51.9(+0.1) 51.3-47.3 S^4
12.7-12.3-12.8-13.5-13.2-12.5-11.9-11.3-11.6

3走前の未勝利2着は結局緩い流れからの3F勝負となったことで取りこぼした形だといえそう。ペースは4秒の超超スロー、ラップ推移的にも見ての通りで中山でL2最速11.3とそこそこ速いラップ。2F戦に近いレベル。

9番枠からまずまずのスタートを切ってそこから積極的に出していったが最終的にはコントロールして前に壁を置きながら2列目。1角辺りでは首を上げてかかりつつ、それでも2角過ぎでは前にスペースを置くぐらいには折り合って進める。向こう正面でも少し掛かり気味だが。2列目の中目で我慢。3~4角でも2列目の中目で進めているが前にスペースがない中で仕掛けで待たされながら直線。序盤で外に持ち出すまでに苦労して3列目に下がる。そこからL1でも進路確保がまずく、何とか中目からじりじりと伸びてくるが2着まで。

まあ持って行き方がへたくそだったのは間違いない。掛かり気味の入り方で折り合いを意識、前に壁は良いが3角でもペースが上がってこない中で前にスペースを置けずに4角以降は進路を意識しないといけなかったし、確定できないまま直線に入ったのでどうしても作るまでに置かれてしまった。そこからL1でそこそこ伸びてきたし、この辺りがスムーズなら勝っていたと思う。ただ、逆に言えばそういう形でラブラブラブ相手に取りこぼすぐらいだから未勝利で勝ち上がるのに苦労したともいえるわけで、少なくともトップスピード戦ではさほど高いレベルに無いとは思う。このレースだけでなく、3走前の東京マイルでゴージャスランチに前受けされて完敗しているところからも。そんなに質・持続力ともに高いレベルにはないだろう。

2018オークスへの展望

まあ、正直に言えば馬券的には厳しいとは思っているが、チャンスを見出すならスローロンスパになる。府中の2400でそれをやるのは難しいし、第一フローラSも前半緩く中盤そこそこからの3F勝負だったが、その流れで苦しい競馬になったサトノワルキューレに正攻法で差し切られている以上、馬券内となると2強のどちらかを崩さないと難しいわけで、かなり難しいと思う。適性的にはそれがベストとはいえ、フローラSはうまく乗られたと思うし素材的には出し切った。5Fを58.4の中でしっかりと長く脚を使えた点は評価できるし、これを前目からスローロンスパ2段階加速的に分散できれば掲示板争いはできると思う。距離自体は延びて良いタイプだと思うしね。ただあの競馬で外からサトノワルキューレに差されている以上、オークスでそれ以上の評価をというのは結構難しい。ゆったり運んでのギアチェンジとかで勝負するタイプではないと思うし。ゲートが上手いのでうまくスローの流れに2列目外~好位で進めて3角以降前に早めにプレッシャーをかけてどこまで踏ん張れるか…というラインかな。今回は上位を固めてヒモを多めにしようと思うので、一応3着ヒモも考えておくが絞りたいなら微妙なラインかな。

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何悪。分析note2023



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