競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ヴィクトリアマイル 2018 出走予定馬:デンコウアンジュ&蛯名確定

time 2018/05/10

ヴィクトリアマイル 2018 出走予定馬:デンコウアンジュ&蛯名確定

第13回 ヴィクトリアマイル(GI)出走予定馬展望

日程:2018年5月13日()
コース:東京芝1600m

予想用・出走予定馬一覧

デンコウアンジュ(蛯名確定)

昨年のヴィクトリアマイルでは外から鋭く伸びて2着と存在感を見せているデンコウアンジュが今年もヴィクトリアマイルに出走予定だ。展開がかみ合った時の鋭さは確かだが、同時になかなか勝ち切れないでいるのも事実。メジャーエンブレムを撃破したのもこの府中のマイル戦、それ以来の勝利の美酒を大舞台のウィナーズサークルで浴びたい。

とにかくこの馬が高いパフォーマンスをみせているときはいつも展開的に紛れがある。特に言及するなら中盤のゆるみがあるケースに嵌りやすい。メジャーエンブレムを撃破したアルテミスSもそうだし、昨年のヴィクトリアマイルも中盤で12秒台に入っていた。逆にシンプルにスローの直線勝負では案外そうでもない。そういったギアの上げ下げが各馬問われる中でうまくかみ合わせてくれば。去年みたいに雨が少し降って各騎手が適正ペースを刻めない、というような展開になれば面白いんだが、さてどうなるか。

ヴィクトリアマイル(GI)2着

東京芝1600m稍 17頭5枠10番
1:34.1(+0.2) 47.9-46.0 S^2
12.6-11.2-11.8-12.3-12.2-11.1-10.8-11.9

まずは何といっても昨年のヴィクトリアマイル2着だろう。ペースは1.9でかなりのスロー、前半はそこまで遅くないが中盤で12.3-12.2と緩んでいてそこから11.1-10.8と一気に加速するギアチェンジが問われている。前半の基礎スピードはあまり要求されず、この馬の位置ならほぼ直線勝負といっていいだろう。

10番枠から五分のスタート、そこから無理はせずにうまく中団の中目で無理せずに進めて3角。3~4角でも中団馬群の中目から外目に持ち出して直線でうまく大外に。序盤でそこから追い出されるのだがこの時点でしっかりと伸びてくるとL2では2列目に並びかけてくる。L1ではさらにそこからしぶとく伸びてアドマイヤリードに食らいつくが決定的ではなく、何とかジュールポレールは捕えての2着。

ここでもそうだがほぼ直線勝負なんだが、中だるみの地点でじわっと外に持って行きつつも直線序盤で一気に11.1と加速する流れで普通に反応して伸びてきている点が強い。L1では逆にそこまで前に対して差を詰めているわけでもないし、加速性能の高さで早い段階でトップスピードに乗せられたのが大きかったと思う。この馬の良さは加速性能にあると思う。

阪神牝馬ステークス(GII)11着

阪神芝外1600m良 13頭4枠5番
1:35.4(+0.6) 49.1-45.7 S^3
12.9-12.0-12.3-11.9-11.9-11.0-11.1-11.7

一方で決め手勝負なのに全然伸びなかったのがこの阪神牝馬S。ペースは3.4で超スローでも超々に近いレベル。しかし厳密に言えば最序盤の3Fだけ非常に遅く、中盤はソウルがある程度動いたこともあって11秒台には入っている。いわゆる中弛みというより前半が強烈に遅いラップでヴィクトリアマイル2着時とはちょっと違う展開。しかもL3最速で仕掛けも早くTS持続特化に近いだろう。

5番枠からまずまずのスタート、そこからある程度促してはいるが結局は下がりながら中団。3~4角でも中団の外目で進めながらミリッサの後ろを通して直線で外。序盤で追い出されるがいつもの反応がない。最後まで良いところなく伸びきれなかった。

このレースでやっぱりなと感じたのは、結局この馬の場合末脚の絶対量そのものが高いというわけではないんだろうという再認識をしたという感じ。阪神マイルでL3最速だと当然4角の下りで各馬勢いを乗せていきやすいしもちろんその時点でトップスピードに乗ってしまうので出し切りやすい。しかも前半が非常に緩いので各馬はほぼ3F勝負をする上で余力を残していた状況。なので案外絶対的な決め手勝負では苦しいんだなと。ギアチェンジがあまり高いレベルで問われなかったのが大きいのは確かだと思う。

ターコイズS(GIII)3着

中山芝外1600m良 16頭7枠14番
1:34.2(+0.0) 47.7-46.5 S^1
12.5-11.6-11.8-11.8-11.8-11.7-11.2-11.8

4走前のターコイズSも悪くはない。このレースの場合は1.2とややスローという程度だし、中盤も11.8を続けていてそこまで遅くはないが、仕掛けが遅く明確に2F戦という感じ。そこそこの流れからの2F戦なので加速性能をある程度問われたのもあるかなと。

14番枠から五分のスタート、そこから促しつつだがやはり外枠なので難しく後方からの競馬。それでも徐々に促しながら中団の外ぐらいには取り付いて3角。3~4角でも中団外でラビットランの後ろから追走して直線で外。序盤の加速の地点で置かれず食らいつき、L1でしぶとく伸びてきたが最後は内の2頭が、という感じでの3着だった。

外から動く形になったラビットの後ろからになったのでそうなると難しかったかなと。結局3~4角で緩まなかったので取りつくタイミングがなかったしここで脚を使ってロスもそれなりにあって押し上げていくとなると分散する形になってしまったのかなと。ただそれでも直線でしっかりと脚を使って加速地点でも置かれず食らいついたしL1でバテ差してきた。これがベストではないと思うが、2F戦である程度ギアチェンジを問われたことがこの馬にとっては良かったのかなと。

2018ヴィクトリアマイルへの展望

まあ昨年のようなケースになれば…というところだが、そうでなければやはりトップレベルにはないと思う。本質的にはマイルだと平均で流れると基礎スピード的に足りないし、スローだとトップスピード持続力でちょっと足りない。ただ昨年のヴィクトリアマイルのように要所でしっかりと加速できる、L2の坂の上りで10秒台のラップでも差を詰めてくる、というようにとにかく坂の上りでキレを要求されたときに強い。また中弛みで一気にギアを上げなければならないときに、この馬の場合はパフォーマンスを上げてきていると。昨年のような展開ならかみ合うと不気味なのは間違いない。アエロリットがNHKマイルカップのような競馬に持ち込んでしまうと追走に苦労するし、鋭い脚を引き出すチャンスはなくなってくると思う。枠の並び次第だけど、良馬場でよどみなければ難しいんじゃないかなとみている。

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