競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ヴィクトリアマイル 2018 出走予定馬:リスグラシュー&武豊想定

time 2018/05/07

ヴィクトリアマイル 2018 出走予定馬:リスグラシュー&武豊想定

第13回 ヴィクトリアマイル(GI)出走予定馬展望

日程:2018年5月13日()
コース:東京芝1600m

予想用・出走予定馬一覧

リスグラシュー(武豊想定)

今年は東京新聞杯で牡馬を撃破、東京マイル適性を見せている実力馬リスグラシューがヴィクトリアマイルに出走予定だ。騎乗停止から帰ってきた名手武豊とのコンビで目指すは悲願のGIタイトル。府中で切れるその末脚でまとめて面倒を見ることができるか。

この馬に関しては左回りの府中の方が反応がいい。右回りの阪神だとどうしても要所で少し置かれるところがあるし、前走の阪神牝馬Sでもマシにはなっているが、府中に替わるほうがいいだろう。ただしこの馬もミスパンテールと同じで基礎スピード的にどうなのか?というのはある。単純に持ち時計だけ見ればミスパンテールよりも遅い。ヴィクトリアマイルで問われるのは前半の基礎スピード面もかなりの部分あるので。

東京新聞杯(GIII)1着

東京芝1600m良 16頭4枠8番
1:34.1 47.6-46.5 S^1
12.4-11.4-11.6-12.2-12.4-11.1-11.0-12.0

まずは2走前の東京新聞杯勝ちからだろう。このレースはペースが1.1とややスロー、ただ中盤の12.4が示す通り4角付近でかなり緩んでいて中弛みの展開。そこから一気に11.1まで加速しているのでギアチェンジの性能を要求されているのは間違いない。もちろん少し仕掛けが早かったのでL1で12.0と落ちている、ここで差し込むチャンスもあったが。

8番枠からやや出負け、そこから押して二の足でリカバーして好位の中目につけていく。道中もある程度促しながら好位の中目をキープして3角。3~4角でも好位の中目で進路がない状況、仕掛けを待ちつつグレーターロンドンの後ろぐらいから直線。序盤で狭いところをすっと反応してここで一気に先頭列、L2でさらに先頭に躍り出て半馬身差ほど。L1でさらに抜け出し1馬身差の完勝。

強かったなという印象だが、やはりこの馬っぽくないのは加速性能で勝ってきているというところ。実際桜花賞にしても秋華賞にしても、突っ込んできているのはL1の減速地点で、加速しているところでは置かれているケースが多かった。もともとアルテミスSで鋭く伸びてきていたが、これが府中だと加速する地点から伸びてきている。おそらく左回りの方がギアチェンジを引き出せるんじゃないかなと。スローで緩い流れから反応の良さを見せてきたといっていい。

阪神牝馬ステークス(GII)3着

阪神芝外1600m良 13頭3枠3番
1:34.8(+0.0) 49.1-45.7 S^3
12.9-12.0-12.3-11.9-11.9-11.0-11.1-11.7

前走の阪神牝馬Sは最後の最後に突っ込んできたが、このあたりが阪神、右回りでの特徴といえば特徴だろう。ただそれでも以前に比べると反応もマシだし、L3最速で仕掛けが早かったというのもあるにせよ、決定的に食い込んできたので先に繋がる競馬だった。ただここも顕著にスローである。

3番枠から五分には出てやはり好位ぐらいからの競馬となる。道中もアドマイヤリードを意識しながらの競馬で3~4角でも最内からアドマイヤを意識しながらその後ろを狙いつつ中目で直線。序盤でそこからスペースが空いて追い出されるが東京新聞杯の時ほどの反応がなくまだ好位列。L1でようやく前が下がってきたこともあってしぶとく伸びてきたが3着まで。

ラップ推移的に少なくともL3-2は東京新聞杯とそんなに変わらないんだが、ここでの反応が目立たなかったというところからもこれは右回り、というのが影響しているとみるべきかなと。府中だと別の馬のように動くんだけど、それ以外ではこんなもんだしむしろ3歳の桜花賞時とかに比べればかなり動けている方だと思う。ただしここはさらにドスローで、基礎スピードは要求されていないと。

ローズステークス(GII)3着

阪神芝外1800m良 18頭3枠6番
1:45.8(+0.3) 46.4-46.9 M
12.4-10.9-11.3-11.8-12.2-12.0-11.6-11.3-12.0

ペースが上がってどうなのか、というのに適したレースがないというか、桜花賞は道悪といっていい中でのもの。良馬場で流れたときとなるとローズS。中盤の淀みもそこまで強烈ではないし、平均ペースでL2も11.3とそこまで速いラップを踏んでいない。前半の基礎スピードを1800で問われていると。

6番枠から五分のスタート、そこから促していくが前が速いので後方からの競馬となる。道中も後方の内内で我慢する展開になる。3角で中目を通しているうちに内から先にミリッサに押し上げられて後方で直線。序盤で外に出すがここではまだ伸びが地味で中団。しかしL1のバテ差しは流石で最後はしぶとく伸びての3着、それでもラビットランとの差は詰まってこなかった。

まあ悪くはないんだが、前半のポジショニングがどうしてもああなってしまうし、直線での伸びという点でも決定的にバテさせたわけでもない。少なくともこの時点でこの条件では外からねじ伏せたラビットランの方がパフォーマンスは上。厳しい流れになると前半の基礎スピード面、もちろんだがポジショニングでも苦しくなる感はある。このあたりがヴィクトリアマイルでどうかと。

2018ヴィクトリアマイルへの展望

個人的には少し雨が欲しい。理由としてはやはり基礎スピード面が問われると不安が大きいから。もちろんシンプルにポジショニングで難しくなるというのもある。基礎スピード自体は桜花賞で46.5-48.0とハイペースの流れで突っ込んでいるように対応できると思うが、これは後半の48.0の地点、L1の減速地点で突っ込んできているに過ぎない。仮に高速馬場だとこのメンツで入りが46.5なら後半はそれより速くなる。その中で後ろから差すほどの決め手というのは府中だとしても難しいかなと。そこまでめちゃくちゃ切れるわけでもないし、TS持続も圧倒的ではないからね。前半の基礎スピード面を問われがちなのでそこはどうしても。ただ府中ならギアチェンジを発揮できる馬なので、その点からも大きく崩れる心配はないと思う。流れても脚そのものは引き出せるし、それが少し後ろからになってしまうだけ。なので信頼度という点ではそこそこある。あとはどこで狙うかだろう。現時点では連下~3着ヒモでと考えているが、天気予報とにらめっこしながら明確に道悪になるなら大きく浮上差せても良いかな。

―――――――――――――――――――――――――

【ヴィクトリアマイル】
昨年は上位人気馬全滅で3連単91万馬券!

―――――――――――――――――――――――――

今年狙える衝撃の【超穴馬】を今すぐ教えます

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

毎年平穏にはまず決まらない!
超高配当続出のヴィクトリアマイル
――――――――――――――――――――――
【昨年】伏兵馬が1~3着を独占!
――――――――――――――――――――――
1着:アドマイヤリード(6人気)
2着:デンコウアンジュ(11人気)
3着:ジュールポレール(7人気)
【馬 連】 4万2710円
【3連複】12万3870円
【3連単】91万8700円
――――――――――――――――――――――
【2015年】3単はGI史上1位の超々高配当
――――――――――――――――――――――
1着:ストレイトガール(5人気)
2着:ケイアイエレガント(12人気)
3着:ミナレット(18人気)
【馬 連】 3万6880円
【3連複】 286万0480円
【3連単】2070万5810円
――――――――――――――――――――――
【2014年】前年の覇者が得意舞台で一変!
――――――――――――――――――――――
1着:ヴィルシーナ(11人気)
2着:メイショウマンボ(3人気)
3着:ストレイトガール(6人気)
【馬 連】 8450円
【3連複】 5万0720円
【3連単】40万7940円
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

今年のヴィクトリアも人気通りには決まらない!
――――――――――――――――――――――
この穴馬のヤリ話知っておいて損はありません!
――――――――――――――――――――――
ヴィクトリアマイルの超穴馬を今すぐ無料で教えます!!

何悪。分析note2023



Links

%d