競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

ニュージーランドトロフィー 2018 出走予定馬:カツジ&松山想定

time 2018/04/03

ニュージーランドトロフィー 2018 出走予定馬:カツジ&松山想定

2018ニュージーランドトロフィーの出走予定馬

第36回 ニュージーランドトロフィー(GII) 中山芝外1600m

日程:2018年4月7日()

予想用・出走予定馬一覧

カツジ(松山想定)

新馬線では重馬場で完勝、デイリー杯2歳ステークスでは先行策から粘りこんでジャンダルムの2着とマイル適性を見せているカツジがニュージーランドトロフィーに出走予定だ。NHKマイルカップを目指すためにも権利は最低限確保しておきたい。もちろんそれ以上の結果を求めて、勝利の2文字で新聞を飾りたい。

今の高速化してしまった中山の馬場でさあどうなるか?というのは気になるところではあるかな。デイリーハイでも力の要る馬場でゆったり入っての平均ペース。新馬も同様だ。きさらぎ賞では距離延長の中でスローからの2F戦でいまいち伸びなかった。距離の可能性もあるしマイル自体はいいと思うが、高速馬場でどう出るかは未知数かな。キンシャサの仔だし血統からはかえって高速化で良さが出る可能性はありそうだけど。

デイリー杯2歳ステークス(GII)2着

京都芝外1600m良 9頭8枠8番
1:36.5(+0.2) 48.7-47.6 S^1
12.6-11.0-12.1-13.0-12.3-12.4-11.6-11.3

2走前のデイリー杯2歳Sから。この時は良馬場だったが雨の影響もあったし、悪条件での開催が続いていてシンプルに時計が掛かっていた状況。その中で1.1とややスローから2F戦でL1最速という競馬。直線勝負でこの馬場としてはトップスピードも問われたと思う。

8番枠からまずまずのスタートを切ってそこからじわっと出していって先行策、2列目につけていく。道中も少し掛かり気味ではあるが前にいたメガリージョンの故障で少し接触がありコントロールしつつも番手で進める。3~4角では放れた番手で逃げ馬を見ながら2馬身差ぐらいで直線。序盤で外に出してしぶとく伸びて先頭だが内からジャンダルムに来られる。最後は抜け出されての2着完敗。

この馬の場合はおそらくだがL2の地点が最速ラップ。11.6の地点で2馬身差を詰めていてL1は11.3の地点でジャンダルムに0.2差をつけられたので11.5だろう。なので要所で一足を使ったけど質的にはそこまで高いレベルにないしジャンダルムには末脚の絶対量で決定的な差があった。ジャンダルムはこれでもまだ底を見せていないからね。緩いうちに良いポジションをとっての後半勝負で見劣ったので。

きさらぎ賞(GIII)5着

京都芝外1800m良 10頭8枠10番
1:49.6(+0.8) 49.3-47.5 S^2
12.8-11.9-12.1-12.5-12.0-12.1-12.2-11.5-11.7

前走のきさらぎ賞では距離を延ばしてより後半型の競馬になって完敗を喫した。ペースは1.8でかなりのスロー、ラップ推移的には2F戦だがL2最速。トップスピードは問われていないにせよ後半の末脚勝負の割合が強い一戦なのは確かだろう。

10番枠からまずまずのスタートを切ってそこから無理はせずに控えて2列目の外。道中もスローの中で折り合いながら好位の外までいったん下げるが外からグローリーヴェイズが動いていった中で押し上げながら2列目で3角。3~4角でも2列目外で進めて直線。序盤で甘くなって交代、L1で下がっての5着完敗だった。

3~4角で外ではあったが、12.1-12.2と遅めのラップでそこまでロスが響いたということはないと思う。それでも直線序盤で11.5に加速する過程であっさり下がってしまったのは気がかりかな。力の要る馬場ではあったのでその辺もあるが、デイリー杯では一瞬は脚を使っているし、これでも外から動く形で脚を使ってしまったのか、あるいは距離が決定的に厳しかったのか、シンプルに相手が強かったのか。いずれにせよ後半勝負で完敗だった。

新馬戦1着

京都芝内1600m重 15頭4枠6番
1:38.8 49.7-49.1 M
13.0-11.3-12.2-13.2-12.8-12.4-11.8-12.1

新馬戦では重馬場の中で平均ペースからのL2最速戦、きっちりと好位から抜け出してきた。ただ平均といっても13.2-12.8と中盤で緩みがあるので、そこまで基礎スピードが問われたわけではない。

6番枠から五分のスタート、そこから無理なく好位につけて先行集団を見ながら入っていく。道中少しペースが落ちたところでも折り合って3角。3~4角でも2列目の後ろで進めながら直線で外に出そうとする。序盤で少し窮屈も捌いて2列目を切り裂く。そのままL1までしぶとく伸びての勝利だった。

まあここはレースレベル的にも新馬戦の水準以上にはあったと思うし、その中で好位から強い競馬ができた。この一戦は悪くなかったと思うけど、それでも力の要る馬場で速いラップを踏む必要はなかったということもある。なかなか評価が難しい馬だなあ。

2018ニュージーランドトロフィーへの展望

う~ん…まあ、正直な気持ちで言ってしまえば、この馬が人気の中心の一頭、って時点で荒れる可能性が高くなりそうやなと。もちろん魅力がないわけじゃないけど、少なくとも後半のトップスピード勝負では上位レベル相手に完敗を喫しているしそこは強くは望めない。かといって高速馬場でペースを引き上げてどうなのか?ってのは正直今の段階では未知数だろうと。平均でやれているといっても新馬は中弛みでかつ重馬場。デイリー杯はスローだしL1最速だし、その中でポジション差を活かした感じ。個人的にこの条件でとなるとなかなか強く狙うというのは難しいし、今の馬場ならカシアス・ファストアプローチの方を上位に取りたい。雨が降って道悪になれば新馬のパフォーマンスが悪くないので警戒はしたいが、先週の馬場で想定するなら人気で決定的な武器もないし手が出せない。面白い穴馬を見つけていきたいね。

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