2018阪神大賞典の予想

阪神11R　阪神大賞典(GII)　芝内3000ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定

阪神大賞典の展開予想

こちらも『競馬をやって何が悪い。ｃｈ』にてアップロードしてあります。チャンネル登録もしていただけると非常にありがたいです。

展開予想に関しては動画以外での補足はあまりないかな。クリンチャーは最序盤はそこまで前には行けないとみているけど、結局外目の枠を引けたのは大きい。アルバートはそれを見ながらになると思う。前がそこそこ飛ばすとは思うので、いつも通り中盤の1000が65秒でハロン13というような緩みはないかもしれない。昨年ほどではないとみているが、中1000は65秒を切りそう。一応60.5-64-59.5ぐらいのイメージで3:04.0ぐらいを想定。多分ポテンシャル戦。

阪神大賞典の予想

◎10アルバート
〇08クリンチャー
△01トミケンスラーヴァ
×06サトノクロニクル07レインボーライン
３連複◎〇軸△×流し
３連単Ｆ◎-〇△-〇△×

◎アルバート

まあここはアルバートで。まず阪神内回りなので基本的にはステイヤー型でポテンシャル優位の馬が望ましい。シップが危なげなく３連覇するようなレースだからね。この馬の場合はやっぱり昨年のステイヤーズＳの内容が良い。スローからの12.7 – 12.3 – 12.0 – 11.9 – 12.0 – 11.7 – 11.8と完全なポテンシャル戦でフェイムゲームを目標にして直線であっさり突き抜けての完勝。ステイヤー路線の重鎮をここまで楽に撃破してくるとは思わなかった。そのうえで、軽い馬場適性も高い馬で昨年の天皇賞春は高速馬場で道中の淀みも小さい中で12.6 – 12.5 – 12.2 – 11.6 – 11.7 – 12.2とＬ３最速、という流れで好位の中目からしぶとく食らいついて５着になだれ込んだ。ただ敢えて言えばＬ３－２と11秒台を刻むところで置かれていたので、この辺が京都外回りでは噛み合いにくかったかなと。阪神内回りの阪神大賞典は基本的に３～４角から外々を押し上げていくのがベストになるし、今回はクリンチャーが自分の競馬をしようと思えばこの馬にとっては理想的なマークの相手となる。福永競馬が噛み合いやすいと思うので。

〇クリンチャー

悩んだけど対抗にした。やっぱり枠が良い。多分武豊といえどもこの馬でいきなりいい位置につけるのは難しいと思う。ただこの枠なら２周目のスタンド前までにしっかりとポジションをリカバーしていけるだろうと。前走の京都記念でも見せたように力の要る馬場で12.6 – 12.2 – 12.2 – 12.2 – 11.8 – 12.3とポテンシャル戦で２列目から直線ジリジリと伸びてＬ１で突き抜けてレイデオロらを撃破。この感じからも菊花賞の消耗戦からも、力の要る馬場でポテンシャル勝負が理想なのは間違いない。後は今の阪神の馬場が微妙に軽いかな、というところがネック。内回りで５～６Ｆ戦なら恐らく11秒半ばまで、これなら皐月賞からも対応はできると思う。それに武豊の個人的な評価はこういう馬を動かせるというところにあるので、３～４角でスーッと外から動いて先頭列に並びかけて、という競馬でどこまで踏ん張れるか。天皇賞春では良馬場なら買いたくないと思っているので、ここでは頑張ってほしいね。

△トミケンスラーヴァ

前走のＡＪＣＣは中山2200で先行策を取ったが最終的に控えて前２頭から離れた位置、３角で後続が早めに仕掛けた中で動けず失速。2200で61.3-60.0ではちょっとしんどかったかも、という感じ。２走前の万葉Ｓ勝ちが強い競馬で、２着がリッジマンということを考えても長距離適性はかなり高いはず。13.2 – 12.3 – 11.5 – 11.6 – 11.9 – 12.3のラップ推移で４Ｆ戦でも楽に番手外からついていってしぶとく粘ってポテンシャルを発揮している。今回も２列目の内ぐらい、クリンチャーが仕掛けた段階ではコーナーで速いラップもある程度問われるだろうと。そうなれば内で上手く立ち回って一足という適性は秋山含めて人馬ともに高い。もう一度狙う。

×サトノクロニクル

まあ悩ましいところなんだけど、チャレンジカップは個人的には長距離色が強い競馬になったと思う。59.9-58.7とスローからの11.4 – 11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.7 – 12.1と６Ｆのロンスパ。その流れで上手く好位内目で立ち回れたといってもしぶとく踏ん張っての勝利。距離延長は血統的には良いと思うし、チャレンジＣの内容も良かった。有馬はギアチェンジの問題だと思うし、向こう正面からのロンスパで警戒。ただチャレンジＣ自体はレベル的には微妙でこの評価。

×レインボーライン

恐らく後方一手になると思うが、昨年の天皇賞春はそこそこ全体で流れた中で出遅れて後方から勝負にならない位置だったにせよ直線での伸びが全く無かった。この感じからも本質的に後半特化の競馬は合わないと思っていて、3000でポテンシャル戦にシフトすると伸び切れないんじゃないかなと。宝塚も結局は60.6-59.1のかなりのスローのバランスからのロンスパで甘かったし、本質的にステイヤーではないと思う。押さえまで。

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