2018チューリップ賞の予想用ラップデータ

チューリップ賞の過去10年ラップデータから予想、分析していきます。

ペース傾向

まずはペースだが、基本的には平均～ややスローで収まることが多い、というイメージで良いと思う。過去10年でも平均が６度で過半数を超え、次点でややスローが３度。極端なハイスローにはなりにくい、というのがこのデータから見たチューリップ賞の傾向なのかなと。

仕掛けの傾向

仕掛けの傾向も非常にはっきりしていてＬ２最速率が100%ととなっている。もちろんあくまで過去10年での傾向という前提だが、かなり高い確率で直線前半地点のＬ２が最速になるとみていいだろう。またここ２年こそＬ３も速めだが、過去10年で見るとＬ３地点でも上がってこないことが多い。本番の桜花賞よりは出し切るイメージではない、という感じ。末脚の絶対量は本番ほどには求められない可能性が高い。仕掛けの意識が遅めなのは全体のペースがそれなりに上がるというのも影響しているかもしれない。

脚質傾向

脚質は面白い傾向が出ている。まず全体的には割と差しが届く。過去10年でも差し４勝、追込み２勝で後ろからでも十分届く。ただし、このレースに出るような馬は本番を嘱望されているので展開どうこうより地力の差で勝ってしまうというのもあるだろう。それとは真逆の傾向として逃げ馬の好走が目立つのがこのレースの傾向。過去10年で５度も馬券に絡んでいるというのは阪神マイルの傾向からは意外という感じ。逃げ馬でも一足を使えるタイプが前残り、というのには警戒したい。

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