2018共同通信杯の予想

東京11R　共同通信杯(GIII)　芝1800ｍ
馬場想定：標準馬場想定
【展開予想】
先週も雪の影響があって稍重から土曜はスタート、それでも一応標準馬場ぐらいで府中はそこまで重くなかった。なので土曜～日曜の朝までに雨が降りそうな今回も一応標準馬場までとしておく。やや高速～標準ぐらいのイメージで。

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雨の影響もある程度意識した展開予想ではあるし、直前の競馬ブックを見てもそこまで明確にコメントで新しい情報もなかったのでだいたいこんな感じになるかなと。カフジバンガードはゲートが甘いのでそこを解消して２列目まで取れれば面白いけど…という感じかな。ペースは恐らく上がってこないと思うし、仕掛けの意識も雨で少し遅れる可能性もある。ポジショニングとギアチェンジを優先したいかな。

【予想】

◎03アメリカンワールド
〇10ゴーフォザサミット
▲01サトノソルタス
△09ステイフーリッシュ
△12グレイル
×02カフジバンガード07ブラゾンダムール
３連複◎軸〇▲△流し
３連単Ｆ◎〇▲-◎〇▲△-◎〇▲△×

＜ＰＲ＞

＜ＰＲ＞

◎アメリカンワールド

主要各馬を分析しながら枠の並びを見て大体本命にしようかなとは思っていた一頭。ここ３走の中でも頭抜けて高いパフォーマンスが前走の京都1800ｍ戦未勝利。ペースがここ２走から比べて明確に遅く50.4-47.2と3.2の超スロー、力の要る馬場ということもあったが12.9 – 13.2 – 12.6 – 12.1 – 11.1 – 11.4とＬ３－２で12.1-11.1、淀の外回りとはいえ下り坂を終えてフラットになった地点から直線入りで一気に１秒も加速しての中で映像的にも鮮やかなほどに出し抜いている。このギアチェンジをスローで引き出せたこと、またドスローとはいえ力のいる馬場で最速11.1はかなり優秀。そういった瞬間的な爆発力をスローで引き出してきた。力の要る馬場は歓迎できるし、トップスピード戦でパフォーマンスを大幅に上げてきた今なら府中の1800でこの面子、楽しみの方が多いかなと。

〇ゴーフォザサミット

相手はこの馬を選択した。百日草特別を評価したのは現実的に流れた中でいいポジションからトップスピードを長く維持できた、という総合的な面。61.6-59.3とかなりのスローではあるがそれでも走破時計は2;00.9となかなか優秀。その中で３番手から12.7 – 12.5 – 11.4 – 11.1 – 11.6と３Ｆ勝負の中でしっかりとＬ２でトップスピードに乗ってきてナスノシンフォニーをキッチリと捕えての勝利は立派。エンジンの掛かりはそこまでよくは無いが少なくとも悪くはないし、外枠から前を向いては入れればひとまずトップスピードに乗せるのは難しくないはず。後はそこまでペースが上がらなければというところだろう。

▲サトノソルタス

この枠で狙うのも微妙といえば微妙なんだが、この馬の場合基本的に南Wの追い切り時計などをこれまで通して見て少なくとも並の馬ではなかなか出せないラップを踏んでいる。だからある程度力はあると思っているのが一つと、前走は道悪でイマイチの競馬だったがディープの仔である程度軽い馬場で良さが出るというケースは十分あるだろうと。前走の場合13.5 – 12.2 – 11.9 – 12.5と不良ではあるのだが加速そのものは問われていてここで外から結構楽な感じで反応はしていたと。ただスピードに乗り切れない感じではあったので道悪が影響している感じはする。スタートは良かったしアメリカンワールドの後ろぐらいを取れれば怖いかな。展開面でも枠の並び的に面白いと思うので、アメリカンとセットで狙いたい。

△ステイフーリッシュ

実力的には高いレベルにあると思うし、新馬戦はそこまで高速馬場というほどではない中で、64.4-59.3とS^5レベルのスローで12.8 – 12.4 – 11.7 – 11.1 – 11.3と２Ｆ勝負、２Ｆ戦に近い中好位外から勢いをつけて先頭列に並びかけて直線入りで抜け出しＬ１まで落とさず完勝、という内容。Ｌ１を落とさなかったようにトップスピードの持続力も高いし馬場を考えれば2000でこれだけやれたのは大きい。ただペースが遅かったのは確かだし、前走のホープフルＳはハイペースだが消耗戦でトップスピード戦ではない、というのはある。ポジショニングが重要になるし、今回は結構先行勢が多い印象なのでその辺りの立ち回りがカギ。

△グレイル

強いのは間違いないと思っているし、渋ってくれれば更に良いなとは思うがやはりギアチェンジ面がカギになると思う。今回は結構先行勢が多い中での外枠なのでそこまで最序盤ポジションを取ってはいけないと思うし、３～４角で外から動きながらの競馬になるとは思うがそれでも前走の京都２歳Ｓなんかでも13.0 – 12.3 – 11.6 – 11.3 – 11.7とスローからのＬ２最速戦でタイムフライヤーにスッと出し抜かれていったときにＬ２では食らいつくのがやっと、Ｌ１でようやく差し込んできた形でエンジンの掛かりが遅い。右手前のままだったのもあると思うし、左回りの方がその点では噛み合いそうだが、外枠で外々から勝ちに行って貫ききれるかどうか。１倍台の人気なら２，３着付けを狙っても良いかなと思えるかな。今回は結構骨っぽい馬が多いし展開次第での逆転はあり得ると思う。素材的にクラシックの主役の一頭だとは思っているけど。

×カフジバンガード

中京マイルのこうやまき賞がドスローからの12.7 – 12.4 – 11.7 – 10.8 – 11.2と２Ｆ戦でギアチェンジを要求される中、坂の上りでスッと加速して動けているように府中適性は高いと思う。ただし小頭数でドスローと前半のポジショニングに関しては恵まれた面があるし今回はゲートが上手い馬が多い印象でこの馬はゲートはあまり良くないイメージ。その点も踏まえて後ろから内で捌きながらとなると勝ち負けまでは難しいかなと。３着ヒモで押さえるまでとする。

×ブラゾンダムール

前走の黄菊賞は大いに不満だが、Ｌ３最速のポテンシャル戦というのもあったし何より終始右手前で換えなかったので左回りの方が合っているかも？というのはある。新馬戦はコズミックフォースを撃破しているが、とはいえトップスピード戦のコズミックフォースがどの程度かはまだ未知数だし、開幕週で少し渋っていたにせよ顕著に高速馬場。これなら百日草特別のゴーフォザサミットを上に取りたいなと。