競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

きさらぎ賞2018 出走予定馬:カツジ、総合力高く前目でコントロールして一脚を使える適性は魅力

time 2018/01/29

きさらぎ賞2018 出走予定馬:カツジ、総合力高く前目でコントロールして一脚を使える適性は魅力

日程:2018年2月4日()
第58回 きさらぎ賞(GIII)
京都芝外1800m
予想用・出走予定馬一覧

新馬戦では重馬場の中で好位からしぶとく突き抜け、前走のデイリー杯2歳ステークスでは番手からあわやの2着、カツジがきさらぎ賞に出走予定だ。今回は初めての1800mへの延長というのがポイントになるが、競馬センスは高くこなしてきそうか。フレグモーネでの朝日杯回避から、立て直して実力を証明できるか。

ペースをコントロールしてしっかりと脚を使ってきているし、前走のデイリー杯でも究極的にはキレ負けだと思うし、そう悪くはない。1800への延長で問われるのはやはり基礎スピード面を活かして前半にしっかりとリードを取ること、中盤で無駄に落とし過ぎないことが重要かなと。

新馬戦 1着 15頭4枠6番
京都芝内1600m重 1:38.8 49.7-49.1 M
13.0-11.3-12.2-13.2-12.8-12.4-11.8-12.1

新馬戦は重馬場の中で行われたがペースは平均、コントロールされていてそこからのL2最速戦、トップスピードは問われずポテンシャル戦となった。前半のパワー型基礎スピード、後半のポテンシャルのバランスが問われた。

6番枠から五分のスタート、そこから先行策を取って最終的には好位の内目で進めていく。道中も内内で徐々にスペースを詰めながら2列目の中目に入っていく。3~4角でも余裕ある手ごたえで進めて進路が無い状況で直線入り。序盤で3列目から進路を作ってスッと2列目を割ってくる。L1でそのまま抜け出しての完勝。

重馬場で力の要る状況、そこでしっかりと前目につけてコントロールができていたし、ペースダウンからの再加速で包まれながらも問題なく動きたいときに動けた。新馬戦でこれだけやれれば上等だし、競馬センスというのは高いなと。かなり時計がかかっていたし断続的に雨が降っていて馬場差を判断するのが難しいが、古馬のレベルでもスローで11秒後半を出すのがやっとだったので、この時点でもかなり時計がかかっていたはず。

デイリー杯2歳S(GII) 2着 9頭8枠8番
京都芝外1600m良 1:36.5(+0.2) 48.7-47.6 S^1
12.6-11.0-12.1-13.0-12.3-12.4-11.6-11.3

前走のデイリー杯2歳Sでは強敵ジャンダルムにラストで負けはしたが、朝日杯でも好走したケイアイノーテックは楽に退けての2着と立派。ペースはややスロー、中盤で13.0と息を入れてからの2F戦でL1が11.3とかなり速い。仕掛けのタイミングが遅い競馬になったが、結局はL1でのキレ負けだったかなと。

8番枠からまずまずのスタートを切ってそこから無理せずじわっと先行争い、2列目の外目から少し下げつつコントロールしていく。かなり緩んだところでメガリージョンが下がってきたのでここで少しあおりを受けるが不利は少ない方。そのまま2番手に上がって3角。3~4角でも番手で前の逃げるカクリョウを見ながら無理せず仕掛けずに2馬身ほどのスペースをキープして最短距離を通して2番手で直線。序盤で追い出されてしっかりと反応してしぶとく伸びるのだがジャンダルムには並ばれる。L1で内のジャンダルムに加速ラップを踏まれて離されるも2着は楽に確保した。

この馬自身はL1の段階ではジャンダルムとほぼ同じ位置にいたわけで、時計差から比較しても恐らくL1は11.6辺りとみていいと思う。L2と比較して落としていないがこの馬L2で先頭に立っていることを考えると流石に少し落としているが、2馬身ちょっとを捕えているので恐らくL2で11.3前後は使っていると思う。その辺りを考えてもある程度の流れからしっかりとギアチェンジで抜け出しているといえるし、L1もそこまで落としていない。これはケイアイノーテックとの比較で見ても十分といえるだろうと。

2018きさらぎ賞に向けての展望

血統的にはスプリンターのメリッサが母なので何ともだが、産駒としては全兄のミッキーグローリーは1400~1800で結果を出せている。リファールのインブリード持ちでもあるし、血統的にも距離は問題なさそうな感じはする。前目でしっかりとコントロールできるし、前半前に行ってからペースダウン、そこからの再加速ができているので少なくとも1800への不安はほとんどないかな。またここ2走が力の要る馬場状態でしっかりと脚を使えているので、今の淀の時計がかかる状態への不安も小さい。この2つがあるのは大きいかな。ただし、TS持続に関しては明確にジャンダルムに見劣っているのでトップレベル相手にとなると決め手勝負では差し込まれる可能性は高い。使える脚の絶対量は少なくとも一線級には無い印象ではあるので、前半しっかりと基礎スピードとコントロールできるところを活かしてリードを保ちながら直線に入りたい。勝ち切れるかどうかはそういった面が重要だが傾向的にはこの馬にとっては追い風となる。予想の軸としてもこの馬を差せるかどうか?というところを中心に考えて行きたいかな。大きな不安が少ない馬だし、連軸とするかそれとも連下で押さえまでにとどめるかというところかな。この馬を予想をする上での軸にして面白い馬を探っていきたい。

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何悪。分析note2023



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