競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

シルクロードステークス2018 出走予定馬:セイウンコウセイ、GI馬の復活あるか?まだ物足りないが…

time 2018/01/23

シルクロードステークス2018 出走予定馬:セイウンコウセイ、GI馬の復活あるか?まだ物足りないが…

日程:2018年1月28日()
第23回シルクロードステークス(GIII) 京都芝内1200m
予想用・出走予定馬一覧

昨年春の高松宮記念では有力スプリンターをまとめてねじ伏せGI馬となったセイウンコウセイがシルクロードステークスに出走予定だ。GI馬となってからは苦難の連続で、前走の京阪杯でも7着と幾らか復調したがまだまだ完全復活とまでは言えない。GI馬の誇りを懸けて、何としてもここで結果を残したい。

まだまだ、狙いたくないというのが本音。昨年秋以降は全然よくないし、前走も流れに上手く乗って競馬ができたはず。あれで内容的に完敗だと…。

高松宮記念(GI) 1着 18頭3枠6番
中京芝1200m稍 1:08.7 33.8-34.9 H^2
12.3-10.3-11.2-11.4-11.3-12.2

まずは高松宮記念からだろう。雨で渋って力の要る状態になっていて、ペースも1.1とかなりのハイに突入している。そこからL3-2で再加速は起こっているが、基本的には力の要る馬場での基礎スピードを問われたという面の方が強いだろう。割と前半勝負であると。

6番枠からまずまずのスタート、そこから促して先行争いから最終的に控えて好位で進めていく。3~4角では2列目の中目で立ち回って直線で外を回す。序盤で楽に先頭列に並びかけ、L1で内のレッドファルクス、レッツゴードンキを振り払って抜け出しての完勝。

強かった。力の要る馬場で前半の基礎スピードを引き出し先行し、あの位置から直線最後まで突き放す脚を見せてきたという点でも力の要る馬場が合っていたと思う。これまでは平均ペースでいい脚をそれなりに使うという程度だったと思うが、パワー型の基礎スピードをしっかりと引き出してきたのは大きかったかなと。レッドファルクスもドンキもだし、4着のティーハーフ辺りも内を通していて結果的には内枠で3~4内目を立ち回った馬が上位に入っていることを考えると4角以降中目~外目で堂々捻じ伏せてきたわけでね。力的にもこの時点では真っ当なGI馬だとみて良かったはず。

スプリンターズS(GI) 11着 16頭2枠3番
中山芝外1200m良 1:08.1(+0.5) 33.9-33.7 M
11.9-10.8-11.2-10.9-11.1-11.7

函館スプリントSは超高速馬場での超ハイで質的に苦しかったと思うが、そこからスプリンターズSで良さが出なかった。ペースは平均程度、L3最速で10.9と速いラップを踏んでいるというのはあるが、それにしたって伸びが無かった。

3番枠から五分には出てそこから押して先行策、最終的に好位の中目で進めていく形で悪くはない入り方。道中も好位馬群の内目で我慢しながら3角。3~4角でもダイアナヘイローの後ろから直線で外に進路を取るが序盤で前にスペースがあるのに伸びない。そのまま伸びることなく完敗だった。

直線に入ってから手前を換えずに右手前のまま走っていて伸び切れなかったのはあると思う。ペース自体は緩かったがL3の4角地点で最速となっているのでここで右手前で走っているなら手前を換えて直線に入っていかないとしんどかったはず。まあ単純にパフォーマンス的にも物足りないのでそれだけが敗因というわけでもないだろうが、シルクロードS2着の時はしっかりと左手前に換えていた。函館スプリントS辺りから手前を換えないようになってしまっているのは気がかり。

京阪杯(GIII) 7着 16頭5枠10番
京都芝内1200m良 1:09.0(+0.2) 34.3-34.5 M
12.3-10.7-11.3-11.0-11.2-12.3

前走の京阪杯は正直ちょっと期待していた。というのも宮記念と同じように力の要る馬場になったので、これならパワー型の基礎スピードを活かせる可能性が高いなと。ただ、ペースが平均で落ち着いたこととL3最速でスプリンターズSと同じように4角地点が最速という流れになってしまったと。

10番枠からまずまずのスタート、押して押しての先行策で内のネロなどの出方を見ながら最終的には2列目の外。番手のソルヴェイグに3~4角で中目から並びかけながら直線に入ってくる。序盤で追い出されるが手前を換えず右手前のままジリジリ。L1でようやく左手前に換えてそこからジリジリと伸びは見せたが7着まで。

L1辺りでようやく手前を換えてきて、そこからはそれなりに差を詰めてはいる。もちろん減速ラップなのでどこまで影響していたのかはわからんが、幾らか解消はしてきているかも。ただ昨年のシルクロードSでは直線に入った段階で変えていて、そこで加速ラップでグンと伸びてきていたわけで、それが消えている原因にはなるんじゃないかなと。右回りだとコーナーは当然右手前になるのでそこで脚を使って直線で右手前のままだとしんどくなるのが早くなってしまうのかな。いずれにせよ、まだちょっと不安が残るのは確かだし、前走はレースレベルという観点でも恵まれているので…。7着0.2差といえども楽観的にはなれない。

●2018シルクロードステークスに向けての展望

少なくともスランプに陥ったここ数走の1200m戦は右回りで全て直線入りでスッと左手前に換えられていない、という共通点はある。触れていないがスワンSでは鞍上に促される感じで直線に入って、10完歩目ぐらいで左手前に換えているが、馬自身が直線でスッと反応というのはできなくなっているんじゃないかと。それと、単純に近走のパフォーマンスは低い。もちろん前述の問題も含めているのでそこが解消すればマシにはなるかもだが、それだけで変わってくるレベルなのか?というのも正直疑わしいところ。少し力の要る馬場が合っているので今の馬場は良いと思うが、Bコース替わりのタイミングで馬場が軽くなることが結構多いので、その辺りも考えておきたい。今のこの馬だと余り軽い馬場は好ましくないだろう。現時点では重めの馬場が継続、内目の枠でも引ければヒモで拾ってもという程度。正直今回もレースレベルは低く上位勢は不安のある馬ばかりなので、相対的に見ればまだチャンスはある。ここでの競馬次第で次にどう狙うか決めたいが、現状58kgを背負わされる立場で強く狙う材料には乏しい。

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1996年にオープンから重賞競走に。創設当初は4月に開催されていたが高松宮記念が3月に移設されたことで、開催時期が2月に繰り上がり。02年からハンデ戦へと変更された。

過去の勝ち馬ではフラワーパーク、シーキングザパール、マイネルラヴ、トロットスター、ロードカナロア、ストレイトガールなどのG1馬が。近年は荒れるハンデ重賞と言われ過去10年でも2桁人気馬の伏兵が7頭も馬券圏に好走し波乱を演出している。

過去10年、人気別の成績では、1人気[2.1.0.7]、2人気[4.1.0.5]、3人気[3.1.0.6]と1人気で勝ったのはロードカナロア、ジョーカプチーノの2頭のみ。上位人気馬では1人気よりも2.3人馬が活躍している。平均配当では、馬連5120円、3連複2万7940円、3連単13万7510円。3連単では10万馬券を超える特大馬券が3度出ているように荒れるハンデ戦である。

年齢別の成績では、4歳馬[1.2.0.29]、5歳馬[4.3.4.21]、6歳馬[4.3.3.29]、7歳馬[1.2.1.30]、8歳上[0.0.2.19]となっており5.6歳馬が活躍。4歳馬は12年のロードカナロアが勝ったのみとなり不振が続いている。

昨年は◎ダンスディレクターから馬連2270円、3連単4万0820円ダブル的中!ここ6年で5度的中のドル箱重賞。今年は確固たる本命馬不在で好戦模様。二桁人気馬の好走が目立つ荒れるハンデ戦だが、今年も競馬セブンは強力情報を極秘入手済!毎年のように伏兵馬の激走で大波乱となっているが、今年も人気にならない穴馬の激走情報を入手済!週末情報はお見逃しの無いようにご注意ください。

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何悪。分析note2023



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